2018年03月15日
NASAが発見した第二の月「ミニ・ムーン」に世界が震えた!
我々が住んでいる母なる地球。
その周囲を衛星として公転している月
これまで月は地球で唯一の衛星だと考えられてきたが、近年なんと第二の月が現れたというのだ。
今回はその第二の月について詳しくご紹介していこう。
月ってどんな天体?
月は地球の衛星であり半径は1738qで、地球の約4分の1、質量は約81分の1である。
表面重力地球の約6分の1で大気はほとんどない。
地球との共通重心を焦点とする平均距離約38万qの楕円軌道上を約27日周期で公転している。
また、地球と同方向に同じ周期で辞典しているためいつも地球に対して同じ面を向けている。
我々にとって最も身近な天体と言えるだろう。
第2の月
さて、今回のテーマである第二の月について話していこう。
その正体は最近NASAによって発見された「2016 HO3」という天体である。
この天体は我々がよく知るオリジナルの月とは大きく異なり直径は僅か40〜100mの岩の様にゴツゴツした極小惑星である。
常に地球の近くにあり地球と類似した軌道で太陽を公転しているが、地球との距離は約1400q以上で地球の周囲を公転するような運動をしている。
しかし力学的運動の中心は太陽であり地球を中心として公転している月とは本質的に異なるため地球の衛星ではなく準惑星と定義されている。
正真正銘の衛星にはなり得なかったものの、これは大きな発見である。
本物の第二の月も今回の研究によって理論的に存在することが確かめられた。
実は既に発見されていた
実は「2016 HO3」だけでなく、他にも地球を周回している小惑星は複数発見されていたのだ。
しかし、「2016 HO3」と比較すると何れも一時的に周回していたものばかりで、すぐに地球から遠ざかってしまうものばかりだったのだ。
10年以上前にも「2003 YN107」という直径20mほどの小惑星が発見されたが、螺旋を描くようにして地球の近くを周回していたのは僅か7年間という短い期間であり、再び地球に接近するのは半世紀後だという。
また、小惑星に認定されなかったものの中に「2002 AA29」という天体があるが600年後というサイクルであるため、もはや生きている間に確かめることもできない。
ただただ宇宙の広大さを感じさせられる。
いかがだっただろうか?
夜ふとした時に、空を見上げるといつも浮かんでいる月。
そんな月がもう一つあるなんて、今まで月の存在しか知らなかった我々にとって夢のような話である。
正真正銘の第二の月が発見される日は来るのだろうか。
今後の観測や研究に期待したい。
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