2018年03月08日
いまだ解明されていないマヤ文明の謎5選
マヤ文明はメキシコ南東部グアテマラ、ベリーズなどマヤ地域を中心として紀元前3000年から16世紀ごろまで栄えた文明であるが、数千年の時を経ても色褪せず我々を魅了し、そして未だに新発見が相次ぐ不思議な文明である。
そのいくつかを見てみよう。
過激な装飾
マヤ人は幼少期に男女関係なく東部を長く伸ばそうとする「頭蓋変形」の風習があったという。
2枚の板で前と後ろから頭を挟んで紐で締め変形させていたと考えられているが細長い頭部は気高さの証とされていたようである。
また、前歯に穴をあけて翡翠やパイライト、ヘマタイト、ターコイズ等をはめ込む等の装飾を施していたことが分かっている。
ユニークな立地
文明が栄える条件として近くに大きな河がある、というイメージがあると思う。
実際世界4大文明のメソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明には、大河が近くにあったという共通点があるがマヤ文明が存在した地域には今も昔もさほど大きな河は存在しない。
どうやって栄えたのか不思議である。
マヤ文明はなぜ滅んだのか?
マヤ人は現存している干ばつ、都市国家間の紛争、海岸部への移住、人口過剰等幾つかの説があるが、結局のところ何故マヤ文明が滅んだのか未だに謎である。
だが、文明が滅んだだけでマヤ人の末裔は差別や貧困に苦しんでいるそうだが現在も人口の大多数をマヤ人が占めるグアテマラを中心に中米で暮らしているという。
スポーツに命懸け
マヤ人は球技が好きだったようだが、そのルールはかなり厳しい。
例えば2つのチームに分かれて1つのボールを膝、尻、肘のみでパスを回していくものがあったが負けたチームは、ゲーム終了後に生贄にされてしまうのでプレイヤーは嫌でも真剣にならざるを得なかったという。
他に、腰でボールを打ち合う競技も盛んだったが結果により片方のチームは首を切られたという。
それは、負けたチームが命を落としたとも勝ったチームだともいわれている。
また、ボールは処刑された人間の頭だったとも・・・
高な医療技術を持っていた
マヤ文明は非常に高度な医療技術を持っており縫合手術を行っていたという。
また、カツラや石製の入れ歯を用いたことも知られている。
そして、驚くことに麻薬成分のある植物等を用いて手術の痛みを紛らわせていたという。
命懸けのスポーツがある一方で、麻酔技術があったりカツラや入れ歯が既に存在していたり何とも不思議な感じがする。
今もその全貌が解明されていないマヤ文明。
今後も新たな発見があることを期待しよう。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7402664
この記事へのトラックバック