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2018年03月08日

スフィンクスの謎に世界が震えた!




エジプトの都市ギザには3基のピラミッドがあり三大ピラミッドと呼ばれている。
隣接するスフィンクスとともにエジプトを象徴するイメージとなっている。
そして、スフィンクスはギザの三大ピラミッドを守衛している。
そんなギザのスフィンクスには不自然な点が存在する。
それを今から見ていこう。

二元論的信仰
古代エジプト人は二元論的信仰を持っていた。
古代エジプトの芸術品は左右対称で必ず二つずつ用意されている。
巨大な石像も例外ではなくスフィンクスも二体あるはずだと考えられている。
エジプト学を知っていれば逆になぜ一つなのか?
という疑問の方がテーマになる。
どの神殿にも入口に左右二体のスフィンクスがあるはずなのだ。

描かれる二体のスフィンクス
2体存在説の根拠はこれだけではない。
スフィンクスの前足の間に置かれた「夢の碑文」や古代エジプト王の葬祭文書「アムドゥアトの書」には、2体のスフィンクスが描かれている。
このため多くの研究者が「ギザ台地にはまだ見ぬ第二のスフィンクスが埋まっている」という説を受け入れている。

NASAによる画像分析
10年以上にわたり対となる2体目となるスフィンクスを探し続けているエジプト学者バッサム・エル・シャンマー氏はさらなる調査を進めておりその中で自身の仮説の新たな証拠としてNASAによる最新鋭の画像分析を紹介している。
ギザの地形やモニュメントを構成する地層の密度を分析すると失われたスフィンクスがかつて存在したと氏が主張するエリアには何かしらの建造物の痕跡が見受けられるというのだ。
シャンマー氏はこれを2体目のスフィンクスの残骸であると主張している。

見事な符号
ギザのスフィンクスの隣には対のスフィンクスが設置されるにはちょうどいい向きの丘が存在している。
もしも、この位置に2体目のスフィンクスが1体目のスフィンクスと横並びに建造されていればこれまでに述べた複数の状況証拠ともピタリと符号するのではないだろうか。
対のスフィンクスの位置までも既に検討が付いているのだ。

では今どこに?
ペアを成すはずの失われたもう1体のスフィンクス、かつて本当に存在したのだとすれば今それはいったいどこにあるのだろう。
残念ながらシャンマー氏によると約1000年前に強烈な稲妻に打たれ砕け散ってしまった可能性が高いという。
ピラミッドに関する古文書には「私はかつて2つと共にあった。今は1つと共にある。」など、かつて2つあった物がある時を境に1つになってしまったことを暗示する記述が見られるという。
現存する資料ではスフィンクスはよく金属製の冠と共に描かれており、これが雷という凄烈な衝撃を誘因したと考えられるとのことである。

いずれにせよ、もはや完全な形で対のスフィンクスが発見されることはなさそうである。
エジプトを含むメソポタミア等オリエントの獅子は王権や権威の象徴でありインドにも伝わり日本には中国の唐の時代の獅子が仏教と共に朝鮮半島を経て伝わったのだが狛犬の起源とされている。
今はなき幻のスフィンクス悠久の歴史、不思議な符号、日本伝来
出来る事なら幻のスフィンクスが発見される!
そんな新たなロマン・歴史に出会いえないかと願うばかりである。
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