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2018年03月06日

人類がいなくなったら地球に何が起きるのか?




人類は20万年前に生まれ。
様々な発展を経て今に至る。
今の地球は人類中心に回っていると言っても過言ではない。
そんな人類が突然姿を消したらどうなるか、想像できるだろうか?
今回は世界中に生きる人類が一斉にいなくなったらどうなるかについてご紹介していこう。

結論人類が突然消えたら
まず結論から言おう。
人類が突然消えたら人類が生まれる前の地球の姿に戻る。
長い年月をかけて人類が作り上げてきた様々なものが破壊され人類が破壊してきた様々な自然や動物たちが元に戻るのだ。
人類たちによる高度な技術も長い年月をかければいつか自然の力によって壊れてしまうらしい。
ではどのようにして地球がどのようにして元に戻るのかを見てみよう。

まず電気が消える。
人類が消えるとまず数時間後に電気発電所が止まり世界の大半の電気が消える。
世界の7割は火力発電のため火力発電所に燃料が補給されなくなり世界から明かりが消えてしまう。
ちなみに、風力・水力・太陽光電力はしばらくの間は動き続ける。
しかし、風力は潤滑油が切れプロペラが回らなくなり水力は整備不足で劣化し太陽光はパネルに埃が溜まって動かなくなる。
次に動物たちが淘汰される。
そして人類によって飼われていたペットや家畜たちは自力で餌を見つけることができず10日後に餓死してしまう。
ペット用に改良された動物たちは自然の中では生き残ることができず丈夫な犬たちが残る。
そして生き残った動物の中で戦いが始まり小さな犬は絶滅してしまう。
まさに弱肉強食の時代となる。
強い犬と狼が交配しさらに強い動物が生まれるのかもしれない。

人工物が自然に影響を及ぼす
1か月もすると停止していた原子力発電所の冷却水が蒸発してなくなり放射能が漏れだす。
さらにメルトダウンを起こし周囲は放射能だらけに。。。
周りの動物たちは死に至る。
しかし時間が経てば放射能は次第に落ち着いてくるだろう。
また1年経つと人類が宇宙に打ち上げた人工衛星が機能しなくなり地球に落下する。
現在軌道上の衛星は4000個以上あると言われておりいずれすべての衛星が地球へ戻ってくる。
それぞれ高度によって落下時期は異なるが生き残った動物たちは奇妙な流れ星をたくさん見ることになるだろう。

本来の自然が戻る
そして25年ほど経つと木や雑草を刈り取る人類がいないため世界は植物でいっぱいになる。
すると草食動物が街中をうろつくようになる。
ビルや家には蔓が覆い。
砂漠に囲まれた地域は砂に埋もれてしまう。
また排気を出す人類がいないため空気はとても綺麗な状態になっているだろう。
排気ガスで見えなくなった遠くの景色も美しく見えるようになっているはずだ。

人工物が壊れ始める
300年もすると様々な建物が崩壊を始める。
メンテナンスする人類がいないため金属でできた建物も頑丈な鉄の橋も壊れてしまう。
さらに何千人もの人類が働いていた高層ビルも劣化によって崩れ落ちる。
ちなみに長く残るのは自然の石でできた創造物で万里の長城やピラミッドなどである。
日本の世界遺産はあっという間になくなってしまうだろ。
そして人類が生まれる前の地球に5千年〜1億年すると人類が創ったもののうち分解不可能なプラスティックとガラス破片のみが残りあとは全てなくなってしまう。
代わりに現在絶滅危機若しくは既に絶滅した動物たちが地球に戻ってきて人類が生まれる前の地球に戻るのだ。
正確には人類が消えたことによって新たに生まれた生物も存在したり様々な天変地異が起こると思われるため人類誕生前の地球とはかけ離れた世界になっているかもしれない。

人類が消えてから3億年ほど経てば人類に代る知能の発達した新たな生物が生まれる可能性がある。
その生物たちが発展を遂げ遠い昔に人類という生物が居たことに気づくかもしれないと思うととても興味深い。
その時、人類はどんな生き物として語り継がれるのだろうか?
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