2018年03月05日
NASAの最新宇宙技術をもってしても解明できない「木星の謎」がとんでもなくやばい・・・
我々が住む地球と同じ太陽系に属し大きさ・質量ともに最大の惑星である木星。
NASAはこれまで宇宙に関する数々の謎を解明してきた。
しかしNASAの最新技術をもっても木星の謎は一部しか解明されていない。
今回はこの太陽系最大の惑星木星の謎についてご紹介していこう。
木星の地表
太陽系の惑星は固い地表面を持つ小型の地球型惑星と大部分が軽いガス成分で出来ている大型の木星型惑星に大別される。
そう、木星には地表が存在しないのだ。
木星の直径は地球の11倍、体積は1320倍、質量は318倍だが密度は1.33でしかない。
地球の密度5.52と比べても軽いもので出来ているのがわかる。
ガス成分の内訳は水素とヘリウムがほとんどで地球のようにしっかりした地表面は存在しない。
しかしごくごく中心部へ下りていけばそこには氷や岩石でできたしっかりした核が存在するという。
大赤斑の寿命
木星の写真を見るとこちらをギロリと睨んでいる爬虫類の赤い目にドキっとする。
直径が地球の11倍の木星だからこんな目を持った生物は相当な大きさになってしまう。
もちろんそんな生き物などいるわけもなく木星の表面を覆っている大気の渦でその中の最大のものを特に大赤斑と呼んでいる。
地球2〜3個がすっぽり入ってしまう巨大さだが驚くべきはその寿命の長さだ。
17世紀パリ天文台長だったカッシーニが発見してからでもすでに300年以上経つ。
近頃の地球の居座り台風でも寿命は20日足らずだ。
同じ大気(成分は違うが)の渦でありながら300年以上の寿命は考えられない。
宇宙の友が存在する?
イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト、ギリシャ神話に登場する美少年・美少女の名を持つこの4個の衛星は1610年にガリレオによって発見された。
木星の60個以上の衛星の中でも群を抜いて大きなこの衛星たちは発見者に敬意を表してガリレオ衛星と呼ばれている。
ガリレオ時代の低倍率の望遠鏡でも発見できたこの4個は現代では双眼鏡でも見ることができる。
さてその中のエウロパであるが氷で覆われた表面の下、数十キロには、シャーベット状の海が存在しているらしい。
そしてその海は生命が存在する可能性が出てきた。
我々の宇宙の友は遥か彼方の銀河系ではなく案外身近にいるのかもしれない。
惑星衝突事件
2016年3月オーストリアとアイルランドの計3人のアマチュア天文家が前後して木星と小惑星の衝突をビデオ映像でとらえた。
映像から伺われるこの衝突の規模だが木星と地球のサイズ差を考えれば相当に巨大なものである。
地球全体が破壊されていてもおかしくない規模なのだ。
考えてほしい木星はデッカイから何かが飛んできてぶつかる確率が大きいだけでしょ。
で済まされないことを。。。
思い出してほしい2016年年地球の近くを通過していった小惑星があったことを。
太陽系に近づく小惑星を木星が一手に引き受けてくれるわけではないのだ。
2016年NASAは木星の衛星エウロパに海が存在し生命体が存在している可能性が高いという発表を行った。
もしかするとエウロパの地表を覆う氷の下海の中に地球外の生命体がいるかもしれない。
宇宙の謎が一つでも多く解明できることを信じ今後の研究に期待しよう。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7389824
この記事へのトラックバック