2018年03月05日
天皇家とも繋がりのあると噂されるあの世界を裏で操る一族がとんでもなくやばい・・・
一般的に億万長者とはマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツやフェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグを思い浮かべる人が多いのではないだろうか?
しかしそれらの億万長者とは比べ物にならないほど莫大な資産を築き上げ世界中のお金を支配している一族が存在する。
それこそが今回紹介する謎の一族ロスチャイルド家だ。
この一族はほとんど表舞台に登場することがなく全世界の富の半分以上を牛耳り世界を裏で支配しているという。
ロスチャイルド家の始まり
18世紀も後半の頃ユダヤ人のマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドはフランクフルトのユダヤ人隔離居住区ゲットーでしょぼしょぼと両替商を営んでいた。
だが彼は下を向いてなどいなかった。
私には神が授けたもうた立派な5人の息子がいる。
この子らがきっとやってくれるはずだ。
やがてマイヤーは古銭集めの趣味を通じて知り合いとなったドイツの名門貴族ヘッセン選帝候家へうまく取り入り御用商人の銀行家となった。
自慢の5人の息子
成功のきっかけをつかんだ彼はヨーロッパ各国に銀行の支店網を築き自慢の5人息子を各支店に配置した。
長男アムシェルをフランクフルトに。
次男ザロモンはウィーン。
三男ネイサンはロンドン。
四男カールはナポリ。
ご難ジェームスはパリ。
危険を分散しチャンスをつかめる確率を5倍にしたロスチャイルド家がいよいよ攻勢に打って出る。
利用したのはナポレオン最後の戦いとして歴史上に残るワーテルローの戦い。
フランス軍対イギリス・オランダ連合軍、およびプロイセン軍のこの戦いはナポレオン率いるフランス軍の敗北に終わった。
ロスチャイルド家のお家芸
意義留守軍勝利のしらせをいち早く掴んだのがロンドンのネイサン。
彼はこの情報をもとに他の投資家をペテンにかけるやり方で出し抜きイギリス国債の売買で天文学的数字の利益を上げた。
ここで留意いただきたい。
この時の利益の上げ方に以後のロスチャイルド家の反映をもたらす戦法が使われていたのだ
1つはイギリス軍の勝利の知らせを真っ先に掴んだネイサンのやり方。
当時の記録にはロスチャイルド家がドーバー海峡に専用の高速艇を何隻も運行させていたとある。
ロンドンとドーバーとの間には専用の早馬を常備していたとも言われている。
つまり情報がいかに大切かという事をロスチャイルド家は当時すでに理解していた。
もう1つは個人や会社、企業を相手の商売ではなく国家の動向を商売のネタにするやり方。
こちらの方が桁違いの利益を生む。
他の投資家をペテンにかけて出し抜いたなどは可愛いものだ。
その後のロスチャイルド家
その後も勢力拡大を続けたロスチャイルド家は19世紀中ごろに絶頂期を迎えるが栄枯盛衰の世の習い徐々に家勢は下降線をたどり始める。
所得税・相続税などの税制が整備されたのもロスチャイルド家にとっては余計なことだっただろう。
特にユダヤ人を目の敵にしたナチスの時代にはその資産は大きく削り取られた。
だがここからしぶとく盛り返すのがロスチャイルド家。
全盛期ほどでないにしても今も国際金融財閥として確かな地位を占めており総資産は35兆円にものぼると言われている。
ロスチャイルド家の陰謀
・ナポレオンが大陸封鎖令を出した時にコーヒーや砂糖・タバコを密輸して莫大な利益を上げた。
・イギリスのスエズ運河株買収時に資金を提供し帝国主義政策と結んで金融資本を独占した。
・シオニズムに多額の資金を提供し結果としてイギリスのバルフォア宣言を引き出した。
・日露戦争の戦費調達に駆けずり回った高橋是清を陰から助けたのもロスチャイルド家だった。
・秘密結社フリーメーソーの中の上層部だけが身を置いている組織イルミナティに多額の資金提供をしている。
これらの活動を陰謀と呼ぶなら確かにロスチャイルド家は陰謀をたくらんだ。
しかしどんな時も確実な力を持つお金を握っておきたいそれを得るためには他人を出し抜くし国家も政治家も利用しよう。
だが桁違いのお金を握っていれば後はまぁ無理をしないでおこう。
これは国際金融機関としては王道だろうし普通に本筋でもある。
これを陰謀と呼ぶかどうかは疑問だ。
天下三分の計ならぬ中国4分割、フリーメーソン、日本の天皇家との関係、原発マフィアなど世の中でよく囁かれるロスチャイルド家の陰謀未だ謎多き一族であるが世界を動かす力を持っているのは間違いない。
いずれにせよ、ロスチャイルド家の存在を無視しては地球の平和も戦争も語ることができないだろう。
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