2018年03月04日
NASAが進めている「小惑星持ち帰り計画」に世界が震えた!
この宇宙には多様な個性を持った惑星が無限に存在している。
さて皆さんは100京円の価値を持つ小惑星なんて想像できるだろうか?
今回その惑星の特徴やなぜそれほどまで価値が高いのかについてご紹介しよう。
どんな惑星なの?
その小惑星はプシケという名前でその名前の由来はギリシャ神話に登場する女神プシューケーからきている。
なんとその価値は100京円と言われているのだ。
しかもその小惑星は太陽系内にあるというのだから驚きだ。
プシケは火星と木星の間の小惑星帯の中では13番目に大きく純度の高い鉄とニッケルから組成されていると推定されている。
また幅は200qほどで鉄のコアがむき出しになっている。
非常に珍しい天体である。
なぜそんなに価値が高いの?
この理由として莫大な量の鉄が含まれていることが挙げられる。
その中には近やプラチナ・銅などのレアメタルも含有すると考えられており想像もつかないほど沢山の資源が眠っていると言われているのだ。
その莫大な資源の量から実際の価値は100京円を上回ると言われている。
また小惑星本体の価値の高さだけでなく鉄のコアがむき出しになった小惑星であるため太陽系初期の惑星形成プロセスを理解するうえで重要な天体であるとも考えられている。
プシケ探査ミッションって?
NASAはプシケに探査機を送って調査を開始することを計画している。
本来この計画は2023年に打ち上げし、2030年にプシケに到達するよう計画をしていた。
しかし2022年の夏に打ち上げをし2026年にプシケに到達予定に変更になったのだ。
技術上の問題で先送りになりやすい探査計画変更であるが今回は異例の前倒しの計画変更。
NASAはこれに対して新たな軌道計算による計画変更があり4年も早くプシケに到達することができるとわかったと語っているが一部ではその価値の高さから変更を速めたのではないか?とも噂されている。
地球に持ち帰ると?
現在の技術ではこの小惑星を持ち帰ることは不可能であるがもしも可能になった場合どんなことが起こるのだろうか?
一見宝の山を持ち帰ることができるなんて喜ばしいことに思える。
しかしこれが実現すると大変なことが起こる。
もちろん地球への衝突のリスクもそうであるが、世界中の鉄やニッケルなどの鉱物の価値が暴落しそれに携わる業者がことごとく倒産。
世界の経済は崩壊するだろう。
これに対してアリゾナ大学のリンディ・エルキンス=タントン教授は、この小惑星を地球に持ってきたとして一体何ができるというのだ?
世界中の金属資源問題を永久に解決できるとでも思っているのか?
まったく無謀な妄想だ。と語っている。
いかがだっただろうか?
100京円もする小惑星が存在するなんて誰が想像できただろうか?
今回紹介したのは無限にある特殊な惑星のうち1つでありなんとダイヤモンドだけでできた惑星もあるというのだ。
まだまだ宇宙には特殊な惑星が沢山ある。
これからどのような惑星が見つかっていくのか。
今後に期待したい。
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