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2018年03月04日

偶然とは思えない「地球誕生の謎」に世界が震えた!




地球は本当に偶然にできたのか?
偶然か必然かそれが問題だ。
ハムレットを気取ってみたくなるテーマだが、このテーマを論じる時抜きにして考えられないのが、地球上に存在する命だ。
そして水であり・大気であり・温度であり命の存在を可能にしているその他もろもろの諸条件だ。
それらを抜きにして偶然か必然か論じてみてもむなしいだけだろう。
命があってこその地球なのだ。

地球の誕生
まずは物質的な地球の誕生についてサラッとおさらいしておこう。
46億年前銀河系の一角で超新星爆発が起こりこれをきっかけにわれらが太陽の素、原子太陽が誕生した。
爆発で散らばった超新星のかけらたち(これを星間物質とよぶ)は、太陽を中心に回転を始める。
回転する中で衝突と合体を繰り返し大きく育ち水星・金星・地球・火星などの太陽系惑星が出来上がった。
ごくごくざっくり目の解説だが地球の誕生に関しては現在の定説だ。

原子の地球からわれらの地球へ
その頃の地球の表面は繰り返す衝突のエネルギーで煮えたぎり1200℃の沸騰するマグマの海だった。
もちろん命ン入り込む隙間などありもしない。
地球を命の惑星としてあらしめている大気の存在、自転と公転、適度な地軸の傾き、太陽や太陽フレアから守ってくれる磁場の存在そして何よりも命の源水の存在。
これを恒久的にもたらしているのはちきゅのサイズと質量太陽からの近すぎず遠すぎずの絶妙な距離なのだ。
地球だってその創生の段階で一歩間違えれば灼熱の金星や極寒の火星になっていたかもしれない。
異常が科学者たちの見解だ。

人々の見解
ここで科学者以外の人々の意見にも耳を傾けねば片手落ちと鋳物だろう。
ユダヤ後のヘブライ語聖書・キリスト教の旧約聖書創世記冒頭の記述。
1日目
神は天と地を作りたもう。
暗闇の中に光を作りたまい、昼と夜ができた。
(ここでいう天と地は宇宙と地球の事)
2日目
神は空を作りたもうた。
以下順に
3日目
大地と海と植物を
4日目
太陽と月と星をと続き
6日目で神に似せた人を作り
7日目で神は休みたもうた。

一方日本ではどうかというと、古事記冒頭の天地初発之時(あめつちのはじめのとき)や、日本書記の天地開闢(てんちかいびゃく)渾沌が陰陽に分離し天地となった。の記述になるが、両説とも地球はすでに誕生していたものとしての扱いでその創生に関する記述はない。

これは偶然なのか必然なのか
神話の世界とは少し距離を置くとしても、先ほど述べた地球のサイズと質量太陽からの近すぎず遠すぎずの絶妙な距離これがどこからもたらされたものかが、偶然か必然かの答えになる。
いや、ほんと偶然ですよ偶然!
たまたまとしか言いようがありませんな。
計らずもってやつですよ
こんなセリフを並べ立てられても言葉への信頼性は薄らぐばかりだ。
偶然も重なれば必然に転換する。
もう少し太陽に近かったら或いは遠かったら。
もう少し質量が重かったら或いは軽かったら。
命は生まれていなかった。
これは確かなのだ。
地球は奇跡の星と言われる命を育むのに必要な絶妙なバランスの上に成り立っている。
広大な宇宙に数少ないもしかするとたった一つの命の星かもしれない。
ここに大いなるものの意志を見出す人々がいても無下に否定はできないだろう。

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