2018年03月03日
地球の自転を「一瞬止めた」結果がとんでもなくやばい・・・
私たちが住んでいる地球は太陽を中心にしてその周りを1年かけて回っている。
これを公転という。
それとは別に地球は自分自身でも地軸(北極と南極を結んだ線)を中心線として1日に1回転している。
これを自転という。
ではこの時点が止まってしまったらどうなるのか?
なんか大変なことが起きそうだなぁ。
でも本当のところ何が起こるんだろう?
それでは、これからその本当のところを考えて見よう。
まず考え付くのはそれって太陽の光を浴びっぱなしのところと全然光が当たらないところができるんじゃないの?
そうその通り。
考えてほしい地球の半分はずっと昼もう半分はずっと夜の世界を。
正確に言うと公転があるので1年のうちはずっと昼半年はずっと夜なのだが・・・
ずっと明るいと眠りにくそうだな。それも困るな。
おいおい、呑気な事をいってもらってはそれこそ困る。
想像してほしい半年はずっと昼の世界を。
太陽の光を浴び続けるとその間熱が溜まり続けるのだ。
ほっとする夜の冷気がやってきて熱を冷ましてくれることがなくなるのだ。
溜まり続けた熱気は地球の半分に灼熱地獄をもたらす。
川や海の水が干上がりそうだなぁ。
いや、干上がるのは君自身なのだが。。。
そしてもう半分の地球には極寒地獄が訪れる。
いずれも生身の人間が生きていける世界ではない。
しかし灼熱地獄・極寒地獄が訪れるには時間的余裕がある。
自転がストップしたその瞬間の話ではない。
実はもっと恐ろしい現象が自転がストップしたその瞬間に訪れる。
先ほどから自転自転と言っているが、そもそもどのくらいのスピードで回っているのだろう。
難しい計算はさておき結論を言うと赤道上の地点では常に自足1700qで動いている。
新幹線の運行時の最高時速が280qだからその6倍以上のスピードで回っているのだ。
こんなスピードで大地が回っているというのになぜ私たちは地面から振り飛ばされもせず生活できているのか?
私たちも周りの空気も海の水も建物も同じスピードで回っている。
そうピラミッドもスカイツリーも万里の長城もホワイトハウスもだ。
みんな一緒に仲良く猛スピードで回っている中で地球だけが「一抜けた」といってとまってしまったらどうなるか?
よく例えられるのが急ブレーキをかけた新幹線の車内だ。
そして速さは時速280qに対し時速1700qとても前のめりにつんのめってコケてしまう程度では済まない。
一瞬にして地球上の人工物すべてが地表から吹き飛ばされ崩壊し海では巨大な津波が逆巻く。
たまたま地下深くのシェルターにいた人や南極点・北極点の近くにいた人はこの災害から免れるかもしれないがその後に襲ってくる灼熱地獄・極寒地獄から逃れることはできない。
その他の影響。
地球の磁場が消えてします。
地球の磁場は地球が自転することによって得られると考えられている。
この磁場がなくなると宇宙から降り注ぐ高濃度の放射線から私たちを守ってくれるものは何もなくなってしまう。
現在の地球は完全な球形ではなくやや横長の楕円形である。
だが自転による遠心力が働かなくなると完全な球形に変化していく。
このため海水面の高さは地球上のあらゆる場所でほぼ均等になる。
つまり大陸の大部分は水没してしまう。
特に文明の発達している大陸沿岸部は完全に海面下となる。
地球の自転停止に伴ってこのほかにも数えきれない影響が発生するだろう。
本当に地球の自転は停止する?
地球が誕生して46億年時間の逆行がない限りそれは一直線に終末へ向かっているという事だ。
これまで地球の自転が停止したことは一度もない。
だが太古の昔その自転速度は現在よりもずっと速かった。
地球誕生の頃はおそらく6時間に一回転ではなかったかと言われている。
そして自転速度はわずかではあるが減速し続けている。
いつの日か地球がその動きを止める日は来るのだろうか?
解説は以上。
例えその日が訪れたとしても目撃する人類はその頃地球上にはいないだろう。
すでに滅んでいるか或いはそのころまで生き延びていたとしたら高度な文明を手に入れどこかの宇宙空間で生き続けるだろう。
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