2018年03月01日
人類の遺伝子に組み込まれた「謎のDNA」に世界が震えた!
人類の祖先ホモ・サピエンスが現れたのはおよそ20万年前のアフリカ大陸と考えられている。
しかしこの常識を覆す驚きの研究発表がされた。
なんと人間の遺伝情報の中にエイリアンのDNAが存在するというのだ。
早速詳細を見ていこう。
ミシガン大学とタフツ大学の研究チームは世界中から集められた2500人の被験者を対象にDNA調査を行った。
その結果何と人類のDNAの中には19ものヒト由来でないDNAが存在していたのだ。
さらに調査対象の2500人のうち50人が全てのウィルスに勝ちうる完全な遺伝子のレシピが残されていることも判明した。
一体このDNAはなんなんだろうか?
研究の結果エイリアンDNAの正体はHIVヒト免疫不全ウィルスでお馴染みのレトロウィルスの一種内在性レトロウィルスだということが判明した。
このウィルスはなにかの拍子でゲノムに取り込まれ何代にもわたり遺伝されてきたという。
これは人間のゲノムの8%を占めているという。
HIVには危険なウィルスという固定観念があるが実は胎盤形成や脳細胞の活性化にかかわることも発見されており人間の進化における過程で必要不可欠な存在なのだ。
研究チームのウィルス学者ジョン・コフィン博士は、今回の研究によって人類が進化の過程を解明する大きな手掛かりを掴むことができた。
さらにこれを活用すれば古代に発生したウィルスのパンデミックを解明できるだろうと語っている。
今まで内在性レトロウィルスは病気に罹った(かかった)人間にダメージをを与えるものとして考えられていたが、人間の進化にかかせない重要なものだったことが判明した。
しかし同じ研究チームのウィリアムズ博士によると内在性レトロウィルスの全ての型が見つかっていないため今後様々な障害が出てくるだろう。
今後は今まで以上に多くの人を対象にDNA調査を行う必要がある。
と語っている。
今回の研究発表によって身体の設計図ともいうべきDNAが人間らしくないもので構成されているということが判明した。
我々はどこからきたのか?
一体何者なのか?
そしてこれからどこへ行くのか?
生命の起源は地球ではなく地球外から来たものであるというパンスペルミア仮説が立証される日が来るのは近いのかもしれない。
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