2017年08月26日
ビートたけし「最近のハーフタレントはタメ口で変なこと言えばウケると思ってる」
グノシーよりビートたけしが、 東スポWebの 「ビートたけしの世相斬り」で 「最近のハーフタレントは タメ口で変なこと言えばウケると思ってる」 と発言したことが報じられると、 ネットではたけしに賛同との声が多く寄せられた。 ビートたけしはさらに 「オレはそんなの許さないから、 『ふざけんな。コノヤロー、バカヤロー。 マネジャー呼んでこい』 『誰に口きいてんだ、このバカ』 って言ったことあるもんな。」 と続ける。 ハーフタレントの一連の騒動も、 こうした社会人としての マナーが守られていなかったことに 端を発するのかもしれない。 ◆さすがたけしは本質を見抜いてるの声 ネット掲示板ガールズちゃんねるには、 たけしは正論だという声が多数寄せられている。 「たけしは訳わかんない事言うけど、これは正論。」 「たけし、一理あるな」 「いや、正論 。 日本には敬語ってもんがあるから、 目上の人にはきちんとして欲しい 。 ネタでやるのはいいと思うけど さすがに裏ではちゃんと敬語使ってるんだよね? っていつも思ってる」 「わざとタメ口なのがね、 海外で育ったならともかく 日本育ちなら敬語までいかなくても それなりの言葉使えるでしょ」 「マナーが悪い! バカすぎる! って怒りまくるおじさんが 芸能界に一人くらいいないとね。 たけしなら、 大御所ってことで無視もされないし。」 世間が思っていたことを たけしがよくぞ代わりに言ってくれた と言わんばかりの内容で、 ローラの独立騒動も勃発しているだけに、 絶妙なタイミングだったのではないだろうか。 ◆ハーフタレントだけが悪いわけではないという声も しかし一方で、 シェリーやクリステルのようにしっかり敬語を使い、 社会的に活躍しているハーフも 多数存在することは間違いない。 日本人でも きちんとした敬語を使えない芸能人は 数多くいるので、 ハーフタレントだから悪い というわけではないという声もある。 「でも鈴木奈々にタメ口で おじいちゃんて言われても笑ってない? 日本人なのに敬語できてませんけど。」 「変な日本語のハーフタレントは、 きちんと話そうとする姿勢があるので好感が持てる。」 「だけど、芥川賞の本谷有希子みたいに、 40近いオバサンで、 偉い人にも敬語をあえて使わない、 媚びないブレない自分に酔ってる いい大人のタメ口タレントは見ててもっと不快。」 「工藤静香も敬語使えないよね〜 。 日本人?なのにさ〜 。 相槌のウンウンも見ていて不愉快だわ」 ハーフタレントだから悪いのではなく、 日本人でもタメ口はよくない という意見が多く見られた。 ハーフタレントを多く起用し、 国際的な社会への進化を 遂げているかのように見える日本のメディアも、 裏を返せばただ単に人と違ったキャラを 面白おかしく取り上げているだけにすぎず、 たけしの発言はこうしたメディアのありかたにも 問題を投げかけたことになったのではないか。 いずれにしても、 ベッキーをはじめ、 ローラやダレノガレなど 何かと世間を騒がせたハーフタレントにとっては、 これからもいばらの道が待っていると言えるだろう。お笑いのネタであっても 言説やエピソードでも たけしの話は 常識に立脚している。 考えてみれば これは たけしがデビューした頃からそうだ。 一貫している。 ブレない。 お笑いのネタは普通 常識を離れ 非常識な解釈や 非常識な展開で 笑わせるわけだが、 たけしは違う。 たけしは 常識を忘れた社会を 常識に戻すことで 笑いをとる。 上の話は もちろん笑いをとる話ではないが 忘れていた常識や正論を しっかり思い出させてくれる。 つまり たけしにとっては またはたけしの側から見れば 世の中が常識を忘れている姿が 「お笑い」 なのだろう。 だから たけしが怒るのは 面白いのだ。 その怒りには 筋があって ストーリーがあって 考える材料が 常にある。 自分がこの時代に生きたことを 嬉しく思える 同時代の日本人は ビートたけしと 宮崎駿かな と 思うことがある。
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