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記録的な薄さと印象的な独自性をもたらしている“オクト フィニッシモ”のケースやベルトは、今まで超軽量のチタンを用いることで成立していたというが、今回ブルガリが選択したのはプラチナの採用だ。

厚さ1.80mmという超薄型ウオッチにおいて要求される“密度”と“精度”に対して、非常に扱いが難しいプラチナを、巧みにコントロールして生みだされた“オクト フィニッシモ ウルトラ プラチナム”は、ケースとベゼルにプラチナ950を使用。さらに、サテン、ポリッシュおよびサンドブラストの複数仕上げを施すことで、その輝きに深みが与えられている。

裏ブタと地板はタングステンカーバイトを使用しているが、ベルトにもプラチナが採用され、ポリッシュおよびサンドブラスト仕上げが施された。一体化されたクラスプは、5000サイクルまでテスト済みの高い信頼性を保証するチタン製だ。

搭載する超薄型機械式マニュファクチュールキャリバー“BVL180”は、厚さ1.50mmで50時間のパワーリザーブを備えるムーヴメントであり、プラチナ製ウオッチとしては初となる1.80mmという驚くべき薄さを実現可能とした要因ともなっている。
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