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2023年10月01日

「虎と十字架」*平谷美樹




ある方からお薦めいただき、是非とも読んでみたくなった本。
江戸時代、盛岡で起きた「虎騒動」を探る歴史ミステリー。

「虎と十字架」*平谷美樹(実業之日本社)

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虎と十字架 南部藩虎騒動 [ 平谷 美樹 ]

価格:2090円
(2023/10/1 19:57時点)
感想(0件)



実際どうであったか定かでないが、徳川家から南部藩に虎が贈られ、それが元で騒動になった・・という事は作り話ではないようだ。
それ故、今でも盛岡には「もちもち焼き」なる虎をイメージしたどら焼きのような菓子まであるらしい。

また、虎騒動で槍玉に挙げられた金山のキリシタン達。
朴木金山のキリシタン達は確かに実在していた事をネットの検索で知る。
何なら、本に登場する「後藤寿庵」も「丹波弥十郎」もネットで検索すると、どんな人物であるか資料が出てくる程。

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最後の最後まで犯人が分からない。
どいつもこいつも、出てくる人全てが怪しくさえ思えてくる。
「犯人はこの人か?・・いや、こいつか??」などと考えているうちにページが進む。

実に面白い小説だった。

教えてくださった方に改めて御礼申し上げたい。

素敵な読書タイムを。



posted by mysterynovels at 19:59| JAPAN
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