2024年07月25日
「異端の聖女に捧げる鎮魂歌」宮園ありあ
書店で見かけて購入。
美しいデザインの表紙を見て若者向けのライトノベルなのかと思い読み始めてしまったが、実際はかなり詳細に歴史と宗教を描いた本格的な内容。
あまりに面白く寝る間を惜しみつつも、読みふけってしまった!
「異端の聖女に捧げる鎮魂歌」宮園ありあ(早川書房)
異端の聖女に捧げる鎮魂歌 (ハヤカワ文庫JA) [ 宮園 ありあ ] 価格:1078円 |
作者のあとがきを拝読すると、「クリスチャンでいらっしゃるご友人に宗教用語をチェックしていただいた」と書かれていらっしゃる。・・という事は、作者ご本人はノンクリスチャンでいらっしゃるのかしら。
それでいて、この内容はすごい!
修道院でお過ごしになられたご経験があるのではないかと思う程。
しかもカトリックの聖人伝を熟知されていらっしゃる!
今回読んだ「異端の聖女に捧げる鎮魂歌」はシリーズ第二作目。
近いうちにシリーズ第一作目となる「ヴェルサイユ宮の聖殺人」を買わねば!!
キリスト教とミステリーに、まさにドンピシャな作品。
このような面白い作品に出会えたことに感謝。
素敵な読書タイムを
posted by mysterynovels at 13:51| JAPAN