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2024年05月11日

「長崎の鐘殺人事件」*吉村達也





ある政治家の愛人、そして身内が惨殺される。
その事件の真相は?

前回の「ザビエルの首」に続き、こちらも日本におけるキリシタン史と大きな関わりがある作品。

「長崎の鐘殺人事件」*吉村達也(徳間書店)

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【中古】長崎の鐘殺人事件 (徳間文庫 よ 6-19)

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感想(0件)



冒頭の「プロローグ 長崎の鐘」では、日本へのキリスト教伝来から戦後に至るまで日本のキリスト教史(カトリック史およびキリシタン史)がまるで教科書の如く詳細に書かれていて大変興味深かった。

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この作品が書かれたのは1997年。
後に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産になるとは、この当時考えられていなかったであろう。しかしながら、この作品では既に「隠れキリシタン」と「潜伏キリシタン」がきちんと分けて描かれているのが興味深い。(単語としてはまだこの表現を用いられていないものの、内容的にはその信仰の違いが描かれている)

特に「隠れキリシタン」についてご興味がある方には是非こちらの作品をおすすめしたい。
中古でなら入手できるかもしれません。

素敵な読書タイムを。



posted by mysterynovels at 07:00| JAPAN
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