2014年05月02日
希少動物食べたら禁錮10年も、中国が新たに法解釈
センザンコウを使った料理は2000人民元(約3万3000円)の値段がつくという
(CNN) 絶滅危惧種の野生動物を料理や漢方薬の材料として珍重する伝統がある中国で、全国人民代表大会常務委員会は2日までに、違法な野生動物の取引を取り締まる法律の解釈を発表した。
国営新華社通信によると、絶滅危惧種を食べたりその他の目的で購入したりした場合、最高刑は禁錮10年になるという。
世界自然保護基金(WWF)の香港支部の広報を担当するチェリル・ルー氏は、中国政府が今回、多くの保護動物のリストとともに法解釈を発表したことを「非常にうれしい」と述べた。
「これまでも法律はあったが、法解釈がはっきりしたおかげであいまいな点がなくなり、消費者に責任があることが明確になった。だが今後も、法律に基づいて実際に取り締まりが行われるかどうか見守っていく必要がある」とルー氏は述べた。
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