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posted by fanblog

2015年05月28日

0062.Related U-7 コードの使い方とその進行のおぼえ方の説明。あとX7とU-X進行の分割とまとめかた。その解釈についてふれました。

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です








♪♪今回はrelated U-7 chordについてです




Full cadenceのサブドミナントである
WをU-7にすることで、

より強い終止感を与えることができる。


theory0189_fullcadence.gif



これはPrimary X7に対して
U-7 コードがU-X(Full cadence)で
つながっている状態です


このようなU-7 コードを
→ related U-7 といいます


theory0190_related2-7an.gif











このrelated U-7を利用して

各secondary X7に対しても
U-X進行することができます



それぞれのU-Xの進行と
related U-7のアナライズを紹介します


説明上
U-Xから各diatonic chordまでの進行で書きます





Point)

U-X進行は完全5度ダウン進行なので
もう気づいている人もいるかもしれないですが

cycle of fifthの順に動いているところに
注目しておぼえていくと

かんたんです(●´艸`)フ゛ハッ


theory0013_cycleof5th.gif




Point.2!)注意

あとsecondary dominantは
Rootがkeyのdiatonic音に限定しましたが

relatedU-7コードのRootは、
keyのdiatonic以外の音になることもあります


(あくまでもsecondaryX7に対するrelatedなので)
→詳しい理由は後日










@X7/Uに対してのrelated U-7

theory0191_E-7related.gif

key=Cでいうと

A7につながるU-X進行ですが

related U-7 コードは
diatonic chordのE-7と同一のコードになります


この場合のアナライズはそのまま
diatonic chordのV-7を書きます








AX7/Vに対してのrelated U-7

theory0192_Fsharp-7related.gif

key=Cでいうと

B7につながるU-X進行ですが

related U-7 コードは
diatonic chord 外 のF♯-7コードになります


diatonic chordでない場合のアナライズは、

ディグリーは書かかず
relatedの線だけ書いてつなぎます







BX7/Wに対してのrelated U-7

theory0193_G-7related.gif

key=Cでいうと

C7につながるU-X進行ですが

related U-7 コードは
diatonic chord 外 のG-7コードになります


diatonic chordでない場合のアナライズは、

ディグリーは書かかず
relatedの線だけ書いてつなぎます








CX7/Xに対してのrelated U-7

theory0194_A-7related.gif

key=Cでいうと

D7につながるU-X進行ですが

related U-7 コードは
diatonic chordのA-7と同一のコードになります


この場合のアナライズはそのまま
diatonic chordのY-7を書きます








DX7/Yに対してのrelated U-7

theory0195_B-7related.gif

key=Cでいうと

E7につながるU-X進行ですが

related U-7 コードは
diatonic chord 外 のB-7コードになります


diatonic chordでない場合のアナライズは、

ディグリーは書かかず
relatedの線だけ書いてつなぎます










次のはなし。

■すべてのdominant7thはU-Xに分割可能


PrimaryX7だけでなくsecondaryX7などの
すべてのX7コードは、自由に

分割可能
(逆にまとめることも可能)です




theory0196_v7-2-7v7.gif




Point!!)

この考えを利用して
解釈のしかたを広げることができます



たとえば)U-Xに対して、



U-XはFull cadenceなので

サブドミナント【U-7】部分
ドミナント【X7】部分と
それぞれを分けて解釈することもできるし




今回の
「U-7とX7をまとめてX7とできる」ことから

【U-7 X7部分】は、どちらも合わせて
ドミナント【X7】部分と解釈することもできます





こうした解釈はほかにも
考え方が広がるたびに増えてくるけど、


いろんな見方ができるほど

狙いにあった
使うテンションの選択や
コードスケールの選択に生かされていきます



おくぶかし(●´∀`)ノ+゜*









こんかいはひとまずここまで

次回からもしばらくは
related U-7についてふれていきます




お楽しみに。


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