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posted by fanblog

2015年05月23日

0060. セカンダリードミナントのavailable tensionのつけ方を説明します。これでぜんぶのセカンダリードミナントにテンションがつけれるよ。各X7ごとに絵でまとめたからおぼえやすいと思う。

おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です







♪♪今回はセカンダリードミナントのつづき
available tensionのつけ方についてです






セカンダリードミナントに
available tensionをつける方法は

今までのtensionのつけ方とは
ちょっと方法が違うので気をつけてね

(なぜこのつけ方になるかは重要なので後日)






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■secondary dominantsのavailable tensions



@chord toneのmaj9th上を考えながらも
chord toneの隙間をkeyのdiatonicの音で埋める

Aその音から
 11thを除いた音群がavailable tensionとなる




theory0181_A7aveilable.gif






●すき間を埋めた音のテンションの数え方


手順@ トライアドの音からそれぞれ
Natural tension音(maj9th上の音)の場所を確認

Root  → 9th
3rd   → ♯11th 
5th   → 13th




手順A 9thの前後のすき間に♭9と#9を書く

ポイント!!)

このとき、♭9もしくは#9の音で
すき間を埋めた場合は、
もう一方がkeyのdiatonic音以外でも
使用可能となるので、どちらも書く




手順B ♯11thの1つ前の「11th」は消す

♯11thは、Keyのdiatonic上にあれば使える
ただし不協成分を持つので使い方には注意。




手順C 13thの前に隙間があれば♭13を書く




これでかんぺきです

(●´艸`)フ゛ハッ




手順D これらのテンションのうち
どれをavailable tensionと呼ぶかは、
書くセカンダリーごとで暗記するしかないので


以下の図でがんばっておぼえてください








じつは

かんたんなおぼえかたも

いちおうあるので

各図の説明のあとに紹介します




theory0182_secA7avail.gif


X7/Uのavailable tensionは 9と♭13 です



♯9や♭9は、available tensionではないですが
(♭9はkeyのdiatonic外の音でもあるけど)
使用可能です。

→ ただし下記の9thのルール参照のこと








theory0183_secB7avail.gif


X7/Vのavailable tensionは ♭9と♭13 です

♯11thは、available tensionですが
不協成分を持つので使い方に注意する


♯9は、available tensionではないですが
使用可能です。
→ 下記の9thのルール参照のこと









theory0184_secC7avail.gif


X7/Wのavailable tensionは 9と13 です


♭9と♯9の使用は避ける









theory0185_secD7avail.gif


X7/Xのavailable tensionは 9と13 です



♯9や♭9は、available tensionではないですが
(♭9はkeyのdiatonic外の音でもあるけど)
使用可能です。

→ ただし下記の9thのルール参照のこと









theory0186_secE7avail.gif


X7/Yのavailable tensionは ♭9と♭13 です


♯9は、available tensionではないですが
使用可能です。
→ 下記の9thのルール参照のこと








■9th使用のルール

9thの音は、
diatonicの音に#9(もしくは♭9)がれば、
どちらか一方を選んで使うこと


 つまり

 9th  ← or → ♯9(もしくは♭9)

 ( 9thとの同時使用はダメ )



* ♯9と♭9はintervalがwhole tone(全音)のため
  → 同時使用は可能





















■かんたんなおぼえかた


次の点に着目するとおぼえやすくなります




●どの9thをavailable tensionとするかを
おぼえやすくする方法


基本9thがkeyのdiatonicにあるときは
♭9や#9ではなく、「9th」が
available tensionになる


逆に9thがkeyのdiatonicに無く、
♯9と♭9があるときは、
「♭9」のほうがavailableになる





●available tensionの組み合わせを
かんたんにおぼえれるようにする方法



メジャー系のコードに解決する
ドミナントコード

・プライマリーのX7/T

・セカンダリーX7/W、X7/Xの3種は

ぜんぶavailavle tensionは(9,13)になるので


おぼえるのが かんたん

たすかる

゜*。(*´Д`)。*°



あともう1こ

トニックの仲間である
V- およびY-に解決する

セカンダリー X7/VとX7/Yの2種は

どちらもavailable tensionが(♭9,♭13)なので


これもおぼえやすい




まだこれだと
それぞれのセカンダリーに
♭9や♯9があるのかないのかを
かんぜんには判断できないんだけど

上記の方法があればたしょうは楽になるかな??





がんばって覚えてみてください



(●´∀`)ノ+゜*。










次回は、
なぜセカンダリードミナントが

このすき間を埋める方法でテンションを
考えないといけないのか

その理由についてふれてみます



こうした
音楽の骨組みにあたる部分の
理由を知ることは、

すごく応用性のある音楽理論の利用につながるので、

とても大事です









更新、楽しみにまっててね







それではおやすみなさい










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