ゴミ収集員のブログ

この前『ゴミ収集作業員のいい所』を書いたので…
今回は『辛い所』を書いていこうと思います
今回は全部で6項目になりました
よろしければ見て行ってください


・体力勝負すぎる
ガチで体力が必要です
助手ともなると近い集積所は走っていきます
少ない集積所は助手1人で積み込みますし、100�bくらいのダッシュは当たり前です
安全靴も半年使っていると靴底が真っ平になります
屈んだ状態でゴミを投げ込むのも結構キツイです
腰を痛めやすく、自分も漏れなく腰痛持ちです(￣▽￣;)

・臭いし汚い
まあこれは言わずもがなですねw
冬はまだそうでも無いですが、夏になるといろんな物が腐っていて臭います
積載量の限界に近づいてくると、いろんな物が混じった『謎液』が弾け飛んできたりもしますw
そういった液体や腐ったカレー、味噌汁、牛乳などが体や服にかかるなどは日常茶飯事です
今はファブリーズなどの匂いを誤魔化す物があるからマシですが、
もしそれが切れたりすると着替えるまでずーっと臭いままです
ちなみにビン、カンなどの回収時はビールの乾いた時のあの匂いがずーっと鼻を刺激してきます
いずれにせよ扱っている物がゴミである以上汚れや臭いからは逃れられませんね…

・虫やネズミが多い
集積所にはゴキやゲジ、アリ、さらには大量のウジなどの害虫、
ネズミ、ネコ、カラスなどの害獣を結構な間近で拝む事になります
自分は動物類は結構平気なんですが、虫がすごく苦手なので夏の時期は辛いです
ゴミを一個どかした瞬間に大量のゴキやウジがうぞうぞ動いていたときなんか叫んで逃げだしたくなりますw
アリなんかは首まで登ってきて首筋噛んできます…虫刺されみたいに腫れて痛痒くなります
そして家に帰ってシャワー浴びると2匹くらいアリが流れていったりしますw

・小さい怪我が多い(痛くないとは言っていない)
結構危険な仕事です
薔薇や柚子などのトゲがある茎や枝、食べ終わった後の焼き鳥の串、
不燃ゴミに入っている割れたガラスや刃物、時には可燃ゴミの中に包丁が入っていたりする事もあります
トゲ関係ですらゴム手袋つけていても貫通して刺さりますし、刃物はスライドしたら切れます
捨てる方は何気なく捨ててるかもしれませんが、知らない人間にはかなりの危険です
自分も過去の記事で怪我報告しましたが、実際すごい件数の被害にあってます
先日は自分の助手についていた後輩が、布切れに刺さっていたマチ針を掴んでしまい被害にあっていました
最低限の分別をして、可能なら危なそうなものには「危険」って書いて置いて欲しいです

・一部の人に軽んじて見られる
あくまで一部の人ですが、やはり世の中では底辺職…訳のわかんない暴言受けたりもします
狭い一方通行の道でどうしても塞がってしまう時に、
後ろからクラクションと共に「早く退かせ」とか怒鳴られたり…
集積所のゴミを回収中に対向車線で道塞ぐ形で他の車が止まってしまい、
後からきた別の車に早く退かせって言われるのは何故かこっちだったり
ゴミ集積所の近くに自分で車止めて置いて、帰ってくるなり
「なんでこんなとこのゴミ取ってんだ」とか言われたり
なんでってそりゃ仕事だからですよw
まあ理不尽な事この上ないですw

・年間の休日が少ない
自分の会社の担当地域は毎日何かしらの回収があるので、日曜日以外に休みがありません…
なので必然的に休みは日曜日のみになります
一応土曜日は午前中のみの出勤になりますが、純粋な休日となるとやはり少ないです
お盆やGWなどの連休中もゴミはでますし、天候に関しても夏の暑い時、雪や台風の時でも回収します
もちろん有給休暇はありますが、一般の会社と同じく消化率はそれほど高くありません
なので有給休暇を使わない年間の休日は55日くらい？になると思われます
いくら土曜日が半日とは言ってもやはり少なく感じますね


まあざっとですがこんな感じでしょうかねw
どんな仕事でもいい所悪い所あると思いますが、皆さんから見ていかがでしょう？

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