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2023年01月01日

明らかに不満の残る補強となり厳しいシーズンとなる今季。

西武は山賊打線から投手を中心とした守りのチームに変貌している。とは言っても中軸はあくまでも長距離砲を据えなければならない。
今年の最大の補強は強打の外国人3人補強することが必要だった。指名打者と外野手と三塁手。守りに必要な二遊間は残ってくれたのでここは一安心だったが、打撃に特化した外野手と三塁手、更に指名打者は強打の外国人欲しかった。
平良の先発は想定外。先発の方が試合を支配出来てチームに貢献できると平良は言うが、それはエースに限る。例えばルーキー隅田投手は先発としては十分な成績だが、チームとしては9個の借金を作っているわけでチームに貢献したかと言えばノーである。
リリーフにはこれがない。当然平良は勝ちパターンに入るわけで勝っている試合を100%勝ちに導くわけで100%チームに貢献する。
先発の方が年俸上がるのも彼が岸投手や松坂投手のような活躍なら当然上がるが、単なるローテーションの1人という位置付けならむしろ年俸は今より上がることはない。
平良先発によって投手3人、野手2人となりその野手も中距離ヒッターとなった。
外国人はやって見ないとわからない点もあるし、本来中距離ヒッターだったタフィローズやラミレスも日本で長距離砲として長く活躍したので、一概には言えないが、最初からカブレラやデストラーデの活躍は無理である。
松井監督は現役時代の東尾監督時代の野球を掲げるが、そこには松井稼頭央という異次元の選手がチームにいたからできたことで、そこに期待できるのは今年の古川だろう。
ただ彼が覚醒するのはまだまだ先の話である。
現在のチームはチーム打率、チーム盗塁数もリーグワーストで本塁打だけがリーグトップ。
山川だけに特質して見えるが山川以外にも2桁本塁打期待できる選手が複数いる。
むしろ投高打低の今の野球は長打に特化した選手を並べる方が強くなる。
FAで近藤外野手参戦も私はいらないと主張してきた。それは彼が西武に入っても機能しないからである。
そもそも彼が機能するチームは3割バッター3人以上いないと機能しない。
西武には1人もいない中で長打もない足も使えない選手に4億6年なら秋山に3億3年払えば良かったという話だ。
明らかに昨年西武は選手選びを間違えたと思っている。
今季のパリーグペナントレース予想としては
1位オリックス
2位ソフトバンク
3位日本ハム
4位ロッテ
5位楽天
6位西武
という予想だ。
1位と2位は吉田流出が痛いか千賀流出が痛いかと言えば明らかに千賀の方が痛い。
代わりの投手は補強しても千賀の代わりは出来ない。
日本ハム3位予想はここでも書いている通り長打力ある若手も多く、むしろ近藤が出ていったことで使い安くなったとも言える。
コンスタントに3割打てて出塁率4割の選手と打率2割3分で40本打てる若手野手なら私なら間違いなく後者を使うからだ。
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