しかし当時は肘にメスを入れるなどもってのほか、それこそ自殺行為に等しい行為だった。
スピードが戻らないなら村田兆治じゃない。速球派から技巧派に転身する投手が多かった時代に人一倍スピードにこだわった。
元に戻るなら手術を選択する。そうして村田兆治は復活した。
当時西武ファンだった私は村田兆治さんが西武戦で復帰登板。完投勝ちを納めた。あの厳しい広岡監督が、今日の球は誰も打てんだろうと最大の賛辞を送ったのを覚えている。
今ではその後は医学の進歩もあり、今はネズミと言われる手術は故障ではあるが、元に戻り復活している投手がその後何人も現れた。
その先駆けを担った功績は野球界において絶大である。
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