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メヒア選手と契約を凍結しました。現状維持の１億円、昨年活躍したスパージ選手やギャレット選手より高額契約です。
打率、本塁打共に助っ人としては物足りない成績。なのに何故西武はメヒア選手にこだわるのでしょう。
それは稀にみる彼がジェントルマンで優良助っ人であるからです。
かつて在籍したカブレラ選手にはホテルの滞在費や交通費、生活に関わる全てのお金を球団が持っていたといいます。
外国人選手が日本でプレーしたいと思う理由はここにあります。遥かに日本より契約は向こうが高いですが、遠征など全ての費用は自腹です。
特にマイナーはそうなります。
メヒア選手はその点でコストがかからない選手と言えます。助っ人が球場まで電車通勤するのはメヒア選手ぐらいでしょう。またプロ野球選手と同じ電車に乗れるとなれば西武鉄道にとってもメリットあります。
もう一つの理由は彼はチームプレーに徹してくれていて自分の役割を理解していることです。
わたしの役割は中村さんや栗山さんの助っ人ということです。
西武はレジェンドとも言える中村と栗山を引退まで使い続けるでしょう。彼らは指名打者です。普通の球団はここは長打の外国人を置きますが、西武は元来和製大砲を軸にする球団です。
若手の妨げにならない外国人、更に中村、栗山の出場を妨げないでチームに貢献する外国人選手が西武の野手の助っ人となります。
ですからスパージ選手のようにどこでもこなせる選手は貴重であり、メヒア選手のようにベンチでも代打でも腐らずもくもくとやる選手は貴重というわけです。
昨年は中村、山川の不調で代役をこなしたことが現状維持になったと思ってます。
更に３位争いしていた楽天戦に強かったこともこういう契約になったと思ってます。