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2019年04月08日

ひらめきの天才の脳@

最終的には、心の働きの脳内メカニズムについて述べていきます。

ひらめき力

ひらめきの天才の脳@

アインシュタインの天才的な思考を脳の構造から探るー大脳皮質はシワが多い

天才の“頭の中”は、私たち凡人とは異なっているのだろうか?

実は、歴代最高峰の天才物理学者と言われるアルバート・アインシュタイン(1879〜1955)の脳が、
彼の死後取り出されていた。

脳は様々な角度から写真を撮られ、その後細かく切り分けられて、数百もの標本が作られた。
これまでに、これらの標本を組織学的に分析した論文などが数回、発表されてきた。
そして2013年には、脳の写真から、彼の脳の構造を詳しく調べた研究結果が、イギリスの神経科学雑誌『Brain』に報告された。
ここからは、その成果を紹介していこう。

アインシュタインを解剖した時の記録によると、取り出された脳の重さは、同じ年齢の男性と同程度であった。
アインシュタインの脳4つの脳回.jpg
しかし、構造には幾つかの大きな特徴が見られた。

人の脳の表面(大脳皮質)を見てみると、いくつもの“シワ”が刻まれているのがわかる。
シワの多い領域は、その分、表面積が大きいと考えられている。

脳の表面で、前方に位置する領域は「前頭葉」と呼ばれる。
そして、この前頭葉の中の全部に位置する「前頭前野」という領域は、何かを計画したり、推理したりといった思考に関わる領域である。

アインシュタインの脳では、この前頭前野にシワが多く、通常の人よりも表面積が大きいと考えられた。
シワによって大きくなった全頭前野は、彼の天才的なひらめきに貢献していたのではないか、
と考えられている。

アインシュタインの脳の写真から、彼の脳の構造を探る試みがなされた
アインシュタインの死後、彼の脳は取り出され、様々な角度から写真が撮られていたが、
最近、彼の脳の写真14枚が新たに見つかった。

アインシュタインの脳の写真や、脳のスライドの多くは、アインシュタインの脳を取り出した
トーマス・ハーベイ氏の資産として、2010年に健康・医学国立博物館に寄付され、管理がなされている。

アインシュタインの全頭前野はシワが多い
アインシュタインの大脳皮質の写真を調べた結果、左右の半球とも、前部に位置する「前頭前野」では、通常の人よりもシワが多かったり、シワが長かったりして入り組んでいることが明らかになった。

参考文献:ニュートン別冊 脳力のしくみ 2014年7月15日発行
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タナカマツヘイ
総合診療科 医学博士 元外科学会専門医指導医、元消化器外科学会専門医指導医、元消化器外科化学療法認定医、元消化器内視鏡学会専門医、日本医師会産業医、病理学会剖検医
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