2020年10月23日
金持ち父さん・貧乏父さんから 所得の種類
金持ち父さん・貧乏父さんから
所得の種類
所得の種類
富裕層、貧困層、中間層の格差が広がる最大の理由は、
次の3つの所得の違いのためです。
1.労働所得
主に仕事や自営業からの収入
2.ポートフォリオ所得
株式、債券、投資信託などの金融資産から得られる収入
3.不労所得
不動産、特許やライセンス契約によるロイヤリティから得られる収入
所得格差が拡大している理由の一つは、
富裕層が不労所得やポートフォリオ所得を重視している一方で、
学校では、収入を得るために働き、貯蓄し
労働所得のために投資することを生徒に教えているからです。
これが富裕層と中間層の根本的な違いです。
中間層は、
投資による不労所得ではなく
彼らが提供する労働に基づいて収入を得ているため
税金で大損をしているのです。
そして、キャッシュフローを生み出す資産ではなく
負債(持ち家のようなもの) にお金を使っているのです。
労働所得
労働所得は、たいていの場合
仕事や何らかの労働の対価として得られるもので
3つの収入の中で最も課税される所得です。
あなたが誰かに「仕事に就きなさい」と 、アドバイスしたり、励ましたりすると
その人は従業員のように考えて
労働所得のために働くようになります。
「学校に戻ってキャリアを積みなさい」と言うと、
それも結局は労働所得のために働きなさいということになります。
ポートフォリオ所得
ポートフォリオ所得は、一般的に
株式、債券、投資信託などの金融資産から得られます。
金融資産の方が管理や維持が容易であるため、
ポートフォリオ所得は、投資所得で最も人気がある形態です。
ポートフォリオ所得は、キャピタルゲインとも呼ばれます。
あなたが安値で買い、高値で売るとキャピタルゲインが生じます。
あなたが株や不動産を暴落時に購入し、
売却する前に値上がりするまで待つ場合も同じです。
例えば、1000円で株を買い、1600円で売ると、
1株あたり600円のキャピタルゲインが得られます。
600円はポートフォリオ所得です
(多くは100株か1000株単位の売買なので、6万円か60万円の利益になります)。
不労所得
不労所得は、一般的に
不動産から得られるものですが、
特許やライセンス契約によるロイヤリティから得られることもあります。
不労所得とは、資産からのキャッシュフローのことです。
あなたの資産がお金を生み出しているのです。
不動産では、賃貸収入のことを不労所得といいます。
例えば、私が1000万円で賃貸物件を購入し、
私の月額賃貸収入が10万円だった場合、
その10万円は不労所得になります。
お金持ちになるためには、
あなたのお金があなたのために働き始めることができるように、
労働所得を
ポートフォリオ所得や不労所得に変換する方法を学ぶ必要があるのです。
私が主にB(ビジネスオーナー)クワドラントとI(資本家)クワドラントで働き
ポートフォリオ所得と不労所得を選んだ多くの理由の一つは、
税制上の優遇があるからです。
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