2019年06月08日
EQ(心の知能指数)とは?
最終的には、心の働きの脳内メカニズムについて述べていきます。
EQ(心の知能指数)とは?cocoiro https://cocoiro.me/article/12852から
EQとは、喜怒哀楽さまざまな感情を自分でうまくコントロールできる能力の高さのことを言います。
EQが高い、低いといった表現をすることが多く、「心の知能指数」と呼ばれています。
EQが高い人ほど、相手を思いやることができるため、
周囲から好かれやすく、広い人脈を形成することができます。
そのため、EQが高い子供ほど、同じ年代の友達と良好な関係を築きやすい傾向があります。
ポジティブなときは、周囲の人にも思いやりを持って接することができるもの。
しかし、宿題をせずに母親に叱られて落ち込んだり、
友達ができていることを自分だけできなくて悔しい思いをすることもあるでしょう。
そうしたネガティブな状況でも、
受け止めて前向きな思考に切り替えられる人は
一般的にEQが高いと言われています。
EQが高い人の特徴とは?
EQが高い人が持つ特徴を紹介します。
以下のような特徴に当てはまる人は、EQが高い人と言えます。
人は人、自分は自分と考えられる
EQが高い人は、人は人、自分は自分と考えられる傾向があります。
自分の価値観が他人に当てはまるとは限らないし、
他人の価値観が自分に当てはまるとは限らないことを理解しています。
人と自分を切り離して考えられるので、
落ち込むことがあっても気持ちを切り替えて物事をポジティブに考えることができます。
例えば、自分の行動を否定されたり間違いを指摘されたりしても、
「なるほど、そういう見方もあるのか」
と捉えて冷静に対処することができます。
感情的になって反発をしたり、言い訳をしたり、嘘をついたりしても、
人間関係が悪化するばかりか、「自分の間違いを素直に受け入れられない人」
と思われて信用をなくすことを知っているのです。
聞き上手でオープンマインド
EQが高い人は聞き上手でオープンマインドな傾向があります。
そのため、コミュニケーション能力が高い印象を相手に与えることが多いです。
EQが高い人は、相手を知るためには
自分を開示することが大切だと考えているため、
積極的に自己開示します。
また、相手が自己開示してくれた際には真剣に話を聞くので、
話した相手は「自分の話を真剣に聞いてくれた」と感じ、
「何か困ることや悩み事があったら相談しよう」と信頼してくれるようになります。
言い訳をせず、自分の責任を認める
EQの高い人は、言い訳をせず、自分の責任を認めることができます。
自分に非があると感じたことは、
年上だろうと年下であろうと謝ることのできる素直さを持っています。
EQが高い人は他人と自分の責任範囲の中でミスが起きた場合には素直に謝罪します。
EQの高い子どもであれば、テストで低い点数を取ってしまったとき、
友達が大切にしているものを誤って壊してしまったとき、
きちんと自分が悪かったと認めることができるでしょう。
EQが低い人の特徴とは?
続いて、EQが低い人が多く持つ特徴を紹介します。
感情的になりやすい
EQが低い人は感情的になりやすい傾向があります。
自分や他人の感情を認識することが苦手なので、
「今、自分は怒っている」
「これを言ったら悪印象を与えてしまう」
などに気づくことが苦手です。
キレやすかったり、
場の雰囲気や相手の感情を考えない場面が多く見受けられる場合には、
子どものEQが低い可能性があります。
自分勝手な言動が多い
EQが低い人は自分勝手な言動が多い傾向があります。
チームで必要な作業を面倒だからと断ったり、
自分に非がないことを証明するために平気で嘘をついたりします。
「誠実さ」や「思いやりの心」が欠けていると、
長期的に良好な人間関係を築くことが難しくなります。
他人に対して厳しい
EQが低い人は他人に対して厳しい傾向があります。
他人の状況や感情を読み取ることが苦手なので、
自分に不都合が生じた場合は、必要以上に相手を責めます。
自分の非をなくすことが目的なので、
決して相手を攻撃したいわけではありませんが、
攻撃された側は精神的ストレスを抱えてしまうことになるでしょう。
EQを高めるために必要な4つの能力とは?
いつもは素直で優しくて良い人なのに、
自分の思いどおりにいかなくなるとすぐ不機嫌になったり八つ当たりする人は、
子供だけでなく大人にもいます。
自分の感情を優先してばかりいると
「ちょっと関わりづらい子」と思われてしまうかもしれません。
自分の子供を、本来持っている良さを最大限に引き出して
魅力的な「大人」に成長させていくためには、日々の訓練が必要です。
そのために重要となるのが、以下に挙げる4つの能力です。
感情を「識別」する能力
「怒っている」
「悲しんでいる」
など自分の今の感情を知って、
相手の感情を汲み取ろうとする能力です。
「自分は今どのような感情が強い状態なのか」
「相手は今どんな感情を持っているのか」など、
双方の感情を分けて考えることで、
次にどんな言葉をかければ良いのか、
どんなアクションを起こせば良いのかを自然と判断できるようになっていきます。
感情を「利用」する能力
相手のニーズに応えられるために必要な感情を自分で作り出す能力です。
「感情の識別」で理解した自分と相手の感情をもとに、
相手の悩みや課題を解決するためにどんな行動を起こすべきなのか、
常に人の気持ちを考えた行動ができるようになります。
感情を「理解」する能力
自分の言動によって相手がどう思うかを深く考えてシミュレーションする能力です。
自分の言動によってなぜこの状況が生まれているのか、
どんな対応をすれば良いのか。
その感情に行き着いた理由を自分の頭で理解することで、
次に発生するであろう感情を推測することができます。
落ち込んでいる友達にどんな言葉をかけたら良いのか、
この言葉を発したら相手はどんな気持ちになるのか、
というように感情の変化をシミュレーションするのです。
感情を「調整」する能力
相手が求める感情を引き出すために、自分の感情をきちんとコントロールする能力です。
この能力が高いと、
「識別」「利用」「理解」を自分の中で整理しながら、
相手の望む反応につながる行動を選択できるようになります。
テストで満点をとって喜んでいる友人に
「おめでとう! 私も頑張る!」と言える人と
「よかったね」で終わってしまう人の違いは、ここにあるのかもしれません。
親子でEQを測定してみよう!(無料)
ここまでEQの意味や重要性について解説してきましたが、
自分の子供のEQが高いのか低いのか気になった方も多いでしょう。
そこで、無料で簡単にできるEQテストをいくつかご紹介します。
シーズ株式会社のEQ測定テストhttps://www.okajob.com/seedsjp/htdocs/EQ/eq_freetest/form_01.html
「シーズ株式会社のEQ測定」は、
「×:ほとんど当てはまらない」
「△:やや当てはまらない」
「○:やや当てはまる」
「◎:かなり当てはまる」の4択で、
25個の質問にチェックしていくという回答スタイルです。
評価結果には、
自分が周囲からどのような人間に見えているのかを知ろうとする「社会的自己意識」や、
自分の感情をどれだけコントロールできるかを示した「自己コントロール」などが
パラメータとして表示されます。
チェックをつけた25項目について5点満点で点数をつけながらアドバイスをしてくれます。
最後の質問「ライ・スケール」では、
すべての質問に素直に答えられているかを評価してくれます。
包み隠さず正直な気持ちを答えましょう。
A Real MeのEQ測定テストhttps://www.arealme.com/eq/ja/
「A Real MeのEQ測定テスト」は、
1問2点の質問に100問回答し、トータル200点満点で診断してくれます。
1つの質問の下に表示される4つの選択肢にチェックを入れて進めていく形式です。
また、EQのほかにIQの診断もできるので、
EQと一緒にIQも知りたいときは試してみてください。
あなたの心の知能指数(EQ)の高さはどのくらいですか?https://ja.what-character-are-you.com/d/ja/2185/0.html
「あなたの心の知能指数(EQ)の高さはどのくらいですか?」は、
画面に表示されている人物の表情が選択肢のうち、
何に1番当てはまるのかを選択するというユニークな診断スタイルのEQ測定テストです。
相手の表情から意図を読み取れるか、
という診断結果からEQの高さを測定しています。
時間があるときに、子供と一緒にしてみてください。親子のスキンシップにもなるでしょう。
EQとIQの関係性
EQとIQの違い
知能指数であるIQは聞き覚えがある方がいるかもしれません。
近年では、IQだけでなくEQも重視する場面が増えてきています。
実際に、『求人での「人物重視」で、企業が求めていることとは一体なんだ!』によると、
コミュニケーション力や人間性、人柄が重要視されるようになってきています。
その背景には、時代の影響も少なからずあります。
高度経済成長時代は生産能力をあげるのに社会が知力を必要としだしたため、
IQの方が重要とされていました。
しかし、現在の第三次産業(サービス産業)や第四次産業(消費産業)では、
消費者の欲求や価値観に応える必要があります。
そのためには、高い感性や想像力、創造力が必要になることもあるため、
IQよりもEQが重要とされているのです。
IQを生かすにはEQも必要https://cocoiro.me/article/12860
現代社会では人と関わりながら活動することが多いため、
IQを生かすためにはEQも必要となることがあります。
IQだけが高くEQが低い場合、条件が揃うと高い能力を発揮できますが、
条件が揃わないと全く能力を発揮できないこともあります。
高いIQを無駄にしないためにも、
IQだけでなくEQを伸ばすことも意識しましょう。
EQ(心の知能指数)とは?cocoiro https://cocoiro.me/article/12852から
EQとは、喜怒哀楽さまざまな感情を自分でうまくコントロールできる能力の高さのことを言います。
EQが高い、低いといった表現をすることが多く、「心の知能指数」と呼ばれています。
EQが高い人ほど、相手を思いやることができるため、
周囲から好かれやすく、広い人脈を形成することができます。
そのため、EQが高い子供ほど、同じ年代の友達と良好な関係を築きやすい傾向があります。
ポジティブなときは、周囲の人にも思いやりを持って接することができるもの。
しかし、宿題をせずに母親に叱られて落ち込んだり、
友達ができていることを自分だけできなくて悔しい思いをすることもあるでしょう。
そうしたネガティブな状況でも、
受け止めて前向きな思考に切り替えられる人は
一般的にEQが高いと言われています。
EQが高い人の特徴とは?
EQが高い人が持つ特徴を紹介します。
以下のような特徴に当てはまる人は、EQが高い人と言えます。
人は人、自分は自分と考えられる
EQが高い人は、人は人、自分は自分と考えられる傾向があります。
自分の価値観が他人に当てはまるとは限らないし、
他人の価値観が自分に当てはまるとは限らないことを理解しています。
人と自分を切り離して考えられるので、
落ち込むことがあっても気持ちを切り替えて物事をポジティブに考えることができます。
例えば、自分の行動を否定されたり間違いを指摘されたりしても、
「なるほど、そういう見方もあるのか」
と捉えて冷静に対処することができます。
感情的になって反発をしたり、言い訳をしたり、嘘をついたりしても、
人間関係が悪化するばかりか、「自分の間違いを素直に受け入れられない人」
と思われて信用をなくすことを知っているのです。
聞き上手でオープンマインド
EQが高い人は聞き上手でオープンマインドな傾向があります。
そのため、コミュニケーション能力が高い印象を相手に与えることが多いです。
EQが高い人は、相手を知るためには
自分を開示することが大切だと考えているため、
積極的に自己開示します。
また、相手が自己開示してくれた際には真剣に話を聞くので、
話した相手は「自分の話を真剣に聞いてくれた」と感じ、
「何か困ることや悩み事があったら相談しよう」と信頼してくれるようになります。
言い訳をせず、自分の責任を認める
EQの高い人は、言い訳をせず、自分の責任を認めることができます。
自分に非があると感じたことは、
年上だろうと年下であろうと謝ることのできる素直さを持っています。
EQが高い人は他人と自分の責任範囲の中でミスが起きた場合には素直に謝罪します。
EQの高い子どもであれば、テストで低い点数を取ってしまったとき、
友達が大切にしているものを誤って壊してしまったとき、
きちんと自分が悪かったと認めることができるでしょう。
EQが低い人の特徴とは?
続いて、EQが低い人が多く持つ特徴を紹介します。
感情的になりやすい
EQが低い人は感情的になりやすい傾向があります。
自分や他人の感情を認識することが苦手なので、
「今、自分は怒っている」
「これを言ったら悪印象を与えてしまう」
などに気づくことが苦手です。
キレやすかったり、
場の雰囲気や相手の感情を考えない場面が多く見受けられる場合には、
子どものEQが低い可能性があります。
自分勝手な言動が多い
EQが低い人は自分勝手な言動が多い傾向があります。
チームで必要な作業を面倒だからと断ったり、
自分に非がないことを証明するために平気で嘘をついたりします。
「誠実さ」や「思いやりの心」が欠けていると、
長期的に良好な人間関係を築くことが難しくなります。
他人に対して厳しい
EQが低い人は他人に対して厳しい傾向があります。
他人の状況や感情を読み取ることが苦手なので、
自分に不都合が生じた場合は、必要以上に相手を責めます。
自分の非をなくすことが目的なので、
決して相手を攻撃したいわけではありませんが、
攻撃された側は精神的ストレスを抱えてしまうことになるでしょう。
EQを高めるために必要な4つの能力とは?
いつもは素直で優しくて良い人なのに、
自分の思いどおりにいかなくなるとすぐ不機嫌になったり八つ当たりする人は、
子供だけでなく大人にもいます。
自分の感情を優先してばかりいると
「ちょっと関わりづらい子」と思われてしまうかもしれません。
自分の子供を、本来持っている良さを最大限に引き出して
魅力的な「大人」に成長させていくためには、日々の訓練が必要です。
そのために重要となるのが、以下に挙げる4つの能力です。
感情を「識別」する能力
「怒っている」
「悲しんでいる」
など自分の今の感情を知って、
相手の感情を汲み取ろうとする能力です。
「自分は今どのような感情が強い状態なのか」
「相手は今どんな感情を持っているのか」など、
双方の感情を分けて考えることで、
次にどんな言葉をかければ良いのか、
どんなアクションを起こせば良いのかを自然と判断できるようになっていきます。
感情を「利用」する能力
相手のニーズに応えられるために必要な感情を自分で作り出す能力です。
「感情の識別」で理解した自分と相手の感情をもとに、
相手の悩みや課題を解決するためにどんな行動を起こすべきなのか、
常に人の気持ちを考えた行動ができるようになります。
感情を「理解」する能力
自分の言動によって相手がどう思うかを深く考えてシミュレーションする能力です。
自分の言動によってなぜこの状況が生まれているのか、
どんな対応をすれば良いのか。
その感情に行き着いた理由を自分の頭で理解することで、
次に発生するであろう感情を推測することができます。
落ち込んでいる友達にどんな言葉をかけたら良いのか、
この言葉を発したら相手はどんな気持ちになるのか、
というように感情の変化をシミュレーションするのです。
感情を「調整」する能力
相手が求める感情を引き出すために、自分の感情をきちんとコントロールする能力です。
この能力が高いと、
「識別」「利用」「理解」を自分の中で整理しながら、
相手の望む反応につながる行動を選択できるようになります。
テストで満点をとって喜んでいる友人に
「おめでとう! 私も頑張る!」と言える人と
「よかったね」で終わってしまう人の違いは、ここにあるのかもしれません。
親子でEQを測定してみよう!(無料)
ここまでEQの意味や重要性について解説してきましたが、
自分の子供のEQが高いのか低いのか気になった方も多いでしょう。
そこで、無料で簡単にできるEQテストをいくつかご紹介します。
シーズ株式会社のEQ測定テストhttps://www.okajob.com/seedsjp/htdocs/EQ/eq_freetest/form_01.html
「シーズ株式会社のEQ測定」は、
「×:ほとんど当てはまらない」
「△:やや当てはまらない」
「○:やや当てはまる」
「◎:かなり当てはまる」の4択で、
25個の質問にチェックしていくという回答スタイルです。
評価結果には、
自分が周囲からどのような人間に見えているのかを知ろうとする「社会的自己意識」や、
自分の感情をどれだけコントロールできるかを示した「自己コントロール」などが
パラメータとして表示されます。
チェックをつけた25項目について5点満点で点数をつけながらアドバイスをしてくれます。
最後の質問「ライ・スケール」では、
すべての質問に素直に答えられているかを評価してくれます。
包み隠さず正直な気持ちを答えましょう。
A Real MeのEQ測定テストhttps://www.arealme.com/eq/ja/
「A Real MeのEQ測定テスト」は、
1問2点の質問に100問回答し、トータル200点満点で診断してくれます。
1つの質問の下に表示される4つの選択肢にチェックを入れて進めていく形式です。
また、EQのほかにIQの診断もできるので、
EQと一緒にIQも知りたいときは試してみてください。
あなたの心の知能指数(EQ)の高さはどのくらいですか?https://ja.what-character-are-you.com/d/ja/2185/0.html
「あなたの心の知能指数(EQ)の高さはどのくらいですか?」は、
画面に表示されている人物の表情が選択肢のうち、
何に1番当てはまるのかを選択するというユニークな診断スタイルのEQ測定テストです。
相手の表情から意図を読み取れるか、
という診断結果からEQの高さを測定しています。
時間があるときに、子供と一緒にしてみてください。親子のスキンシップにもなるでしょう。
EQとIQの関係性
EQとIQの違い
知能指数であるIQは聞き覚えがある方がいるかもしれません。
近年では、IQだけでなくEQも重視する場面が増えてきています。
実際に、『求人での「人物重視」で、企業が求めていることとは一体なんだ!』によると、
コミュニケーション力や人間性、人柄が重要視されるようになってきています。
その背景には、時代の影響も少なからずあります。
高度経済成長時代は生産能力をあげるのに社会が知力を必要としだしたため、
IQの方が重要とされていました。
しかし、現在の第三次産業(サービス産業)や第四次産業(消費産業)では、
消費者の欲求や価値観に応える必要があります。
そのためには、高い感性や想像力、創造力が必要になることもあるため、
IQよりもEQが重要とされているのです。
IQを生かすにはEQも必要https://cocoiro.me/article/12860
現代社会では人と関わりながら活動することが多いため、
IQを生かすためにはEQも必要となることがあります。
IQだけが高くEQが低い場合、条件が揃うと高い能力を発揮できますが、
条件が揃わないと全く能力を発揮できないこともあります。
高いIQを無駄にしないためにも、
IQだけでなくEQを伸ばすことも意識しましょう。
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