2017年12月02日
20作目 「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」 (2016 アメリカ)
「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督が、ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」を映画化し、人とは異なる奇妙な能力を持った子どもたちが織りなす物語を描いたミステリアスファンタジー。周囲になじめない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。そこには、美しくも厳格な女性ミス・ペレグリンの保護のもと、空中浮遊能力を持つ少女や透明人間の男の子、常に無口な双子といった、奇妙な子どもたちが暮らしていた。主人公ジェイク役は「ヒューゴの不思議な発明」で知られるエイサ・バターフィールド、ミス・ペレグリン役は「007 カジノ・ロワイヤル」「ダーク・シャドウ」のエバ・グリーンが務めている。
映画.comより
予告編はこちら↓↓↓
<前置き的な>
ファンタジー映画ってのは現実的でないからといって遠ざける人がいますが、ティム・バートン監督の描くダークな世界観はそんな人々まで飲み込むほどの魅力を持っています。
子供だけでなく大人も楽しめる数少ないファンタジー映画のひとつが今日紹介いたしまする「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」でございます。
ただ今作は小さすぎる子供には怖いかもしれません(;^ω^)
もろに人の目玉を食べるシーンがありますし、ホロっていうこわーいバケモノはトラウマ級かもしれません。
お子様とご覧になるときはご注意を!
ちなみにホローはこんな感じ↓↓↓
私が3歳なら泡吹きます。
今作には特殊能力を持った子供たちがたくさん登場しますが、このキャラクターが多彩で面白い!
子供たちはミス・ペレグリンが管理している孤児院で過ごしているのですが、みんなダークな可愛さがありとても愛らしい(´▽`*)
空気より軽くてふわふわ飛んでしまう女の子や、人形とか死体を操り人形のように自由自在に操作できる少年など能力も魅力的(´▽`*)
ミス・ペレグリンはエヴァ・グリーンが演じてるだけあってめちゃ妖艶なお姉さん。
超子供想いで怖そうに見えて優しい人です。(雰囲気が怪しい感じだからといって実は悪い奴なんじゃと疑ってしまった私は愚か者です)
子供たちだけでなく、悪役のバロンや怪物のホローもダークな魅力があります。
特にホローには惚れました(´▽`)
見た目も気持ち悪いし、動きも気持ち悪い、子供の目を食べたがるし、なんにもいいことはしない。
それでもこんなに魅力的に見えるってのはさすがティム・バートン監督といったところでしょうか。
キャラの魅力もさることながらストーリーもよく練られてます。
タイムスリップ的な要素も組み込まれていますが、難しすぎずちょうどよい。
孤児院で遊ぶ楽しそうなもあれば、ホローから逃げるハラハラドキドキのシーンもあり、後半には子供たちが能力をフルに発揮してホローと戦う緩めのアクションシーンも楽しめます。
誰もが楽しめる魅力が存分に詰め込まれた一品となっていますよ(・∀・)
それではストーリーを追ってきますね。
<以下ネタバレ注意>
<サクッとストーリー>
ごく平凡な日常を送るジェイクの祖父エイブがある日突然亡くなります。
子供のころにエイブから彼の昔話(昔エイブがミス・ペレグリンの孤児院に住んでいた話。世界には怪物がいることや、孤児院の子供たちはみんな何かしらの能力を持っているなど。)を聞いていたジェイクは、目玉をくりぬかれて亡くなったエイブの死に疑問を抱きます。
エイブの遺品から孤児院の場所を突き止めたジェイクは、精神科医の先生(祖父の死後ジェイクは精神的に参っていると診断されてました)に勧められて孤児院がある島へ向かいます。
しかし島にたどり着いてみると孤児院はもうすでに廃墟でした。
島民によると1943年のドイツ軍の爆撃によって孤児院にいた人は全員死んでしまったとのこと。
それでも祖父の昔話の真相を確かめたいジェイクは再び孤児院へ向かいます。
するとそこには死んだはずの子供たちがうじゃうじゃいます。
もちろん幽霊だと思ったジェイクは逃げますが途中で転んで気絶。
気づいた時には、昔話で聞いていた子供たちに囲まれています。
彼らが幽霊でないと理解したジェイクは彼らに連れられて、1943年の孤児院へ。
そこではミス・ペレグリンの能力によって爆撃のあった日が延々と繰り返されていたのです。(ここでは同じ日が繰り返され、年はとりません。これをループと呼びます。)
子供たちの能力も自分の目で見て、エイブの昔話が本当だと知ったジェイクはエイブの不審死をミス・ペレグリンに相談します。
ミス・ペレグリンによると、彼女のような特殊能力者を利用して不死身になることをたくらんだ能力者がいたとのこと。
しかしその不死身実験は失敗し、被験者たちの姿は変貌しホローへと化しました。
この実験の中心者がバロンであり、能力を持つ者の目を食べると元の姿に戻れることを発見します。
そこから能力者狩りが始まり、特に襲われやすい子供たちはループの孤児院に保護することになったそうです。
そしてホローを見ることができる能力(ふつうホローは目に見えません)を持っていたエイブはホローに殺されたという事実を知ります。
しかもその能力は孫であるジェイクに引き継がれていることも知りました。
つまりホローを率いるバロンはエイブからこのループの場所を聞き出そうとしていたわけです。
そしてミス・ペレグリンのループを狙ってやってきたバロンがジェイクを利用してついに孤児院にたどり着きます。
昔失敗した実験をもう一度やり直すためにミス・ペレグリンを必要とするバロンは彼女を誘拐します。
残された子供たちはジェイクのホローを見る能力を基になんとか孤児院を脱出し、バロンを追います。
能力を駆使して沈没船を復活させ、バロンの隠れ家にたどり着いた子供たちはそれぞれの能力をうまく使い、そこにいたホローやバロンの仲間を次々に倒します。
最後にはバロンをホローに襲わせることで倒し、ミス・ペレグリンを開放します。
ループを失った子供たちは沈没船で生活を送ることに決め、ジェイクは自分の生きる時代に戻りました。
バロンを倒したのは、エイブが殺されるよりも前の時間軸でのループ内だったため、未来が変わりエイブは生き返りました。
ことの顛末をすべて聞いたエイブはジェイクに世界各地のループをたどって子供たちに会いに行くといいと話します。
各地のループを渡り歩き、ついに1943年のあの沈没船のもとにやってきたジェイクはこどもたちに再開しめでたしめでたし(´▽`)
<あとがき的な>
めっちゃはしょってますんでご了承を。
細かい部分はがもっとあるんで実際に見ていただけると幸いです。
私はこういう時間軸が関わってくるお話がかなり好きなほうなのでめちゃ楽しめました。
ティム・バートン監督作品はたくさん観てるわけではないんですけど、今作で彼の世界観にはまってしまったのでこれは観なければいけませんね(゚∀゚)
次は何を見ようかな(∩´∀`)∩
なんだかんだでも20作目です。
アクセス解析なんかみてると少しずつ読んでくれる方が増えていてとてもうれしい(´_ゝ`)
目標としてはとりあえず100作と思ってますのでこれからもどうぞよろしくおねがいします(゚∀゚)
「ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」はこちらから
それでは今日はこれにて('ω')ノ
映画.comより
予告編はこちら↓↓↓
<前置き的な>
ファンタジー映画ってのは現実的でないからといって遠ざける人がいますが、ティム・バートン監督の描くダークな世界観はそんな人々まで飲み込むほどの魅力を持っています。
子供だけでなく大人も楽しめる数少ないファンタジー映画のひとつが今日紹介いたしまする「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」でございます。
ただ今作は小さすぎる子供には怖いかもしれません(;^ω^)
もろに人の目玉を食べるシーンがありますし、ホロっていうこわーいバケモノはトラウマ級かもしれません。
お子様とご覧になるときはご注意を!
ちなみにホローはこんな感じ↓↓↓
私が3歳なら泡吹きます。
今作には特殊能力を持った子供たちがたくさん登場しますが、このキャラクターが多彩で面白い!
子供たちはミス・ペレグリンが管理している孤児院で過ごしているのですが、みんなダークな可愛さがありとても愛らしい(´▽`*)
空気より軽くてふわふわ飛んでしまう女の子や、人形とか死体を操り人形のように自由自在に操作できる少年など能力も魅力的(´▽`*)
ミス・ペレグリンはエヴァ・グリーンが演じてるだけあってめちゃ妖艶なお姉さん。
超子供想いで怖そうに見えて優しい人です。(雰囲気が怪しい感じだからといって実は悪い奴なんじゃと疑ってしまった私は愚か者です)
子供たちだけでなく、悪役のバロンや怪物のホローもダークな魅力があります。
特にホローには惚れました(´▽`)
見た目も気持ち悪いし、動きも気持ち悪い、子供の目を食べたがるし、なんにもいいことはしない。
それでもこんなに魅力的に見えるってのはさすがティム・バートン監督といったところでしょうか。
キャラの魅力もさることながらストーリーもよく練られてます。
タイムスリップ的な要素も組み込まれていますが、難しすぎずちょうどよい。
孤児院で遊ぶ楽しそうなもあれば、ホローから逃げるハラハラドキドキのシーンもあり、後半には子供たちが能力をフルに発揮してホローと戦う緩めのアクションシーンも楽しめます。
誰もが楽しめる魅力が存分に詰め込まれた一品となっていますよ(・∀・)
それではストーリーを追ってきますね。
<以下ネタバレ注意>
<サクッとストーリー>
ごく平凡な日常を送るジェイクの祖父エイブがある日突然亡くなります。
子供のころにエイブから彼の昔話(昔エイブがミス・ペレグリンの孤児院に住んでいた話。世界には怪物がいることや、孤児院の子供たちはみんな何かしらの能力を持っているなど。)を聞いていたジェイクは、目玉をくりぬかれて亡くなったエイブの死に疑問を抱きます。
エイブの遺品から孤児院の場所を突き止めたジェイクは、精神科医の先生(祖父の死後ジェイクは精神的に参っていると診断されてました)に勧められて孤児院がある島へ向かいます。
しかし島にたどり着いてみると孤児院はもうすでに廃墟でした。
島民によると1943年のドイツ軍の爆撃によって孤児院にいた人は全員死んでしまったとのこと。
それでも祖父の昔話の真相を確かめたいジェイクは再び孤児院へ向かいます。
するとそこには死んだはずの子供たちがうじゃうじゃいます。
もちろん幽霊だと思ったジェイクは逃げますが途中で転んで気絶。
気づいた時には、昔話で聞いていた子供たちに囲まれています。
彼らが幽霊でないと理解したジェイクは彼らに連れられて、1943年の孤児院へ。
そこではミス・ペレグリンの能力によって爆撃のあった日が延々と繰り返されていたのです。(ここでは同じ日が繰り返され、年はとりません。これをループと呼びます。)
子供たちの能力も自分の目で見て、エイブの昔話が本当だと知ったジェイクはエイブの不審死をミス・ペレグリンに相談します。
ミス・ペレグリンによると、彼女のような特殊能力者を利用して不死身になることをたくらんだ能力者がいたとのこと。
しかしその不死身実験は失敗し、被験者たちの姿は変貌しホローへと化しました。
この実験の中心者がバロンであり、能力を持つ者の目を食べると元の姿に戻れることを発見します。
そこから能力者狩りが始まり、特に襲われやすい子供たちはループの孤児院に保護することになったそうです。
そしてホローを見ることができる能力(ふつうホローは目に見えません)を持っていたエイブはホローに殺されたという事実を知ります。
しかもその能力は孫であるジェイクに引き継がれていることも知りました。
つまりホローを率いるバロンはエイブからこのループの場所を聞き出そうとしていたわけです。
そしてミス・ペレグリンのループを狙ってやってきたバロンがジェイクを利用してついに孤児院にたどり着きます。
昔失敗した実験をもう一度やり直すためにミス・ペレグリンを必要とするバロンは彼女を誘拐します。
残された子供たちはジェイクのホローを見る能力を基になんとか孤児院を脱出し、バロンを追います。
能力を駆使して沈没船を復活させ、バロンの隠れ家にたどり着いた子供たちはそれぞれの能力をうまく使い、そこにいたホローやバロンの仲間を次々に倒します。
最後にはバロンをホローに襲わせることで倒し、ミス・ペレグリンを開放します。
ループを失った子供たちは沈没船で生活を送ることに決め、ジェイクは自分の生きる時代に戻りました。
バロンを倒したのは、エイブが殺されるよりも前の時間軸でのループ内だったため、未来が変わりエイブは生き返りました。
ことの顛末をすべて聞いたエイブはジェイクに世界各地のループをたどって子供たちに会いに行くといいと話します。
各地のループを渡り歩き、ついに1943年のあの沈没船のもとにやってきたジェイクはこどもたちに再開しめでたしめでたし(´▽`)
<あとがき的な>
めっちゃはしょってますんでご了承を。
細かい部分はがもっとあるんで実際に見ていただけると幸いです。
私はこういう時間軸が関わってくるお話がかなり好きなほうなのでめちゃ楽しめました。
ティム・バートン監督作品はたくさん観てるわけではないんですけど、今作で彼の世界観にはまってしまったのでこれは観なければいけませんね(゚∀゚)
次は何を見ようかな(∩´∀`)∩
なんだかんだでも20作目です。
アクセス解析なんかみてると少しずつ読んでくれる方が増えていてとてもうれしい(´_ゝ`)
目標としてはとりあえず100作と思ってますのでこれからもどうぞよろしくおねがいします(゚∀゚)
「ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」はこちらから
それでは今日はこれにて('ω')ノ
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