2016年10月15日
16.10.10〜10.14 日経概況:一時17000円の大台回復も、外部環境に降られ弱含む
10/10週の日経平均株価は、10/7(金)終値より3.72円安い、16856.37円で着地しました。先週末に発表された9月の米国雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を下振れた為、ドル円が円高方向に急変。週明けの日本市場への影響が懸念されましたが、10日は体育の日で休場となり、10日夜には、ロシアのプーチン大統領がOPECと協力して石油減産に応じる用意がある。と発言された事を背景に原油価格が上昇した事を好感し、ドルが買い戻され、NYダウも上昇した為、11日の日経は一転して反発、大幅高で17000円の大台を回復しました。しかし、週中は17000円の大台を回復した達成感もあり、利確定に押されて2連敗。最終日も、前日に発表された9月の中国貿易統計が市場予想を下振れた事で、中国経済の減速不安が再燃し、売りスタートとなりましたが、14日に発表された中国の9月消費者物価指数が、前年同月比1.9%増と良好な結果となった事から、日経にも持ち直しの動きが出て3日振りに反発しました。尚、10月のSQ値は16741円となっています。
一方、NYダウは、非鉄大手アルコアの7-9月期決算が市場予想に届かなかった為、企業決算への警戒から売り優勢となりました。しかし、原油価格の上昇が下値を支える格好となり、依然として高値を維持している状況です。
これから、日本市場も本格的な決算シーズンに突入しますが、市場での反応を見ながら、そろそろ今後の投資戦略を考えようかと思っています。1つは、キャノン(7751)に注目しています。過去、この季節の決算は売りで反応される事が多かったと記憶していますが、早晩、底を付け、12月末の配当へ向けて買い戻されていた様に思います。決算内容次第ですが、例年レベルで急落したなら、積極的にカバーし、穴埋めで売り抜けるか。急落後、緩やかに戻す動きを取るなら、配当権取りも視野に入れようかと思っています。市場が動かなければ、12月のFOMC前後には思惑的な動きも出そうなので、それまではエントリを避けようかと思ったりしています。
![日経市場動向_161010_161014.jpg](/moneymanagementinfo/file/E697A5E7B58CE5B882E5A0B4E58B95E59091_161010_161014.jpg)
一方、NYダウは、非鉄大手アルコアの7-9月期決算が市場予想に届かなかった為、企業決算への警戒から売り優勢となりました。しかし、原油価格の上昇が下値を支える格好となり、依然として高値を維持している状況です。
これから、日本市場も本格的な決算シーズンに突入しますが、市場での反応を見ながら、そろそろ今後の投資戦略を考えようかと思っています。1つは、キャノン(7751)に注目しています。過去、この季節の決算は売りで反応される事が多かったと記憶していますが、早晩、底を付け、12月末の配当へ向けて買い戻されていた様に思います。決算内容次第ですが、例年レベルで急落したなら、積極的にカバーし、穴埋めで売り抜けるか。急落後、緩やかに戻す動きを取るなら、配当権取りも視野に入れようかと思っています。市場が動かなければ、12月のFOMC前後には思惑的な動きも出そうなので、それまではエントリを避けようかと思ったりしています。
![日経市場動向_161010_161014.jpg](/moneymanagementinfo/file/E697A5E7B58CE5B882E5A0B4E58B95E59091_161010_161014.jpg)
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