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2016年04月21日
本日の株価(2016.4.21 日経概況)円安好感。3日続伸
本日の日経は、457.08円高の17363.62円と、3日連続で大幅に続伸しました。昨晩のNYダウは、3月の中古住宅販売件数が市場予想を上振れた事や、週間原油在庫統計が減少していた事で原油価格が上昇した事を好感し、42.67ドル高の18096.27ドルと3日連続で続伸しました。この流れを受けて、日経先物も買われ、前日比365円高の17235円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、17187円で寄り付くと、原油価格の上昇を背景に米ドルが109円台後半まで円安に振れた事を好感し、終日堅調に推移しました。個別では、昨日、軽自動車の燃費不正が発覚した三菱自動車(7211)が、20.46%安の583円と急落。2000年のリコール隠し事件後、長い年月が経過しましたが、再び、投資家を裏切るとは、非常に残念な出来事でした。 |
2016年04月20日
本日の株価(2016.4.20 日経概況)続伸。一時17000円の大台を回復
本日の日経は、32.10円高の16906.54円と、続伸しました。昨晩のNYダウは、2016年1〜3月期の企業決算がまちまちな内容となりましたが、原油価格の上昇が好感されて、49.44ドル高の18053.60ドルと続伸しました。主要銘柄の決算結果としては、ゴールドマンサックス証券が、機関投資家向けサービスの減少を受け、売上高に相当する純営業利益は、前年同期比40%減の63億3800万ドルに。IBMもシステム事業の落ち込みが響き、売上高が4.6%減の186億8400万ドルとなりました。一方、引け後に発表されたインテルは、データセンターやIoT(Internet of Things)の成長が、パソコン市場の低迷を補い、売上高が7%増の137億200万ドルとなりましたが、同時に1万2000人の人員削減を発表しました。 |
このような流れを受けて、日経先物は、前日比155円高の17025円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、17053円で寄り付くと、欧米株高を好感し買いが先行しましたが、買い一巡後は、利確定に押され、上げ幅を縮小する展開となりました。
2016年04月19日
本日の株価(2016.4.19 日経概況)原油価格が底堅く推移し、昨日の急落を帳消し
本日の日経は、598.49円高の16874.44円と、大幅に反発しました。昨晩のNYダウは、ウォルト・ディズニーなど、好調な企業決算を好感し、106.70ドル高の18004.16ドルと反発しました。この流れを受けて、日経先物も大幅に買い戻され、前日比325円高の16645円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、16582円とギャップアップで寄り付くと、原油価格が底堅く推移した事を背景に為替も円安方向に振れた事から、買戻し優勢となり、終日堅調に推移し、全面高の展開となりました。16800円水準では上値の重さが感じられたものの、昨日の急落は帳消しなりました。 |
2016年04月18日
本日の株価(2016.4.18 日経概況)円高、原油価格下落を嫌気し急落
本日の日経は、572.08円安の16275.95円で、大幅に続落しました。先週末のNYダウは、鉱工業生産指数などの経済指標が軟調な結果で着地した事を受けて、28.97ドル安の17897.46ドルで反落しました。この流れを受けて、日経先物も売られ、155円安の16605円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、16521円とギャップダウンで寄り付くと、15日に閉幕したG20後に円が急伸した事や、17日にカタールの首都ドーハで行われた産油国会合において、原油の増産凍結が決裂した事を受けて、原油価格が下落した事などが嫌気され、売りが先行。9:30頃には、600円超安となる16254円まで売られました。その後も、戻りは鈍く、終日、軟調に推移しました。14日に発生した熊本地震において、大手輸送機器・半導体メーカの部品供給が寸断された事なども不安視されました。 |
2016年04月15日
おすすめ 高配当銘柄:ブリヂストン(5108)2016年6月
ブリヂストン(5108)は、世界最大手のタイヤ製造メーカーです。1988年に米ファイアストンを買収し、2005年にはミシュラン社を抜き、世界シェアトップの地位を確立しました。
タイヤ製品が売上高の8割を占め、他、多角化経営により、コンベヤベルト、建築用免震ゴム、ゴルフ・テニス用品や自転車なども製造販売しています。乗用車用タイヤでは、運転中の疲れにくさを売りとした、playz(プレイズ)。低燃費・安全性・ライフサイクルをバランスさせた、ECOPIA(エコピア)などが有名です。海外売上比率が8割以上と大きく、特に米州が全体の5割を占めています。 |
配当は、6月(中間)、12月(期末)の年2回実施。2016/6、2016/12の会社予想は、共に70円。年間配当利回りは3.41%です。株主優待は、ありません。2016/6の権利付き最終日は、6/27(月)ですので、たとえば、その日の取引き終了までに100株保有していれば、2016/4/15の終値4105円で計算すると、41万500円の投資金で、7000円の配当金が貰えます。
注目株:ブリヂストンの最近の株価動向をチェック!!
次に、ここ2年の株価に目を向けると、まず、2014年12月期決算では、主力のタイヤ部門では、中国において、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤの販売本数が減少。欧州においても、乗用車・小型トラック用タイヤの販売本数が減少しましたが、消費増税に伴う駆け込み需要のあった国内や、個人消費の増加により景気回復が顕著だった米国で販売本数が増加し、売上高は前年比3.0%増の3兆6739億円。更に、天然ゴム(RSS#3、TSR20)、原油(WTI)など、原材料費の下落や、為替差益が収益を押し上げ、当期純利益は、前年比48.8%増の3005億円となりました。
翌2015年12月期決算においては、引き続き、中国での建設・鉱山車両用ラジアルタイヤの販売減少、及び、国内においても、暖冬に伴う冬タイヤの需要低迷により、乗用車・小型トラック用タイヤの販売本数が減少しましたが、米国では、堅調に販売本数が増加し、売上高は、前年比3.2%増の3兆7902億円となりました。一方、当期純利益は、原材料費の下落や、為替差益が追い風となりましたが、ベネズエラ子会社(BRIDGESTONE FIRESTONE VENEZOLANA.C.A、及び、その子会社)を連結除外した事に伴う関連損失435億円を特別損失として計上したため、前年比5%減の2842億円となっています。
このように業績が推移する中、株価は2014年10月末頃までは、3000〜4000円水準でレンジ相場を形成していましたが、同年10/31に日銀の追加金融緩和が発表された後は、円安、天然ゴム安、原油安のトリプル安による業績の上振れ期待から急伸。2014年12月期決算('15/2/17)が好調だった事も追い風となり、更に上値を目指します。しかし、2015年12月期第1Q決算('15/5/11)では、業績に鈍化が見え始めた事が嫌気され調整に入ります。調整後、新高値(5176円 '15/5/29)を付けた事で、再度上昇トレンドに回帰するかと思われましたが、期待買いが大きかった事もあり、以後、長い調整を余儀なくされています。海外比率が大きいため、チャイナショック、米利上げを発端とした世界経済の減速など、外部環境の悪化も嫌気され、26週線に頭を押さえつけられています。 |
一方、四季報には【最高益】鉱山用タイヤ回復鈍く、雪用タイヤ低調。円安メリットも剥落だが、下期に国内で交換用上向く。北米好調持続。原料安も享受し営業増益。営業外で工場再編費用。連結除外特損なく最高益更新。増配。とあります。直近の証券会社による格付けでは、2016/4/12、みずほ証券が買いl継続で目標株価を4650→4350円に。同日モルガンスタンレー証券がoverweight継続で、目標株価を5200→4800円としています。
昨年の配当権利落ち日前後の株価動向をチェック!
最後に、2015年6月の配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、配当落ち日には61円の配当落ちがあり、7月中は、日経平均が高値を維持する中、大きく値を落としています。 |
米ドル想定レートを今期は115円に設定されているようですので、円高による影響が気になる所ではありますが、売上比率の大きい米国経済は好調を維持しているようです。また、原材料費にも反発の兆しが出てきていますが、依然として低い水準で推移しているようですので、新たな悪材料も見当たらないのに、26週線から10〜15%程度乖離するような下落シーンでは、積極的に拾って配当金をしっかりと貰うスタンスで挑みたいと思います。
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本日の株価(2016.4.15 日経概況)週末要因で小落
本日の日経は、63.02円安の16848.03円で、反落しました。昨晩のNYダウは、3月の消費者物価指数が市場予想には届かなかったのものの、前月比プラスで着地した事や、週間新規失業保険申請件数も予想以上に少なく、好調な雇用状況が確認できた事で買い勝り、18.15ドル高の17926.43ドルと、3日連続で続伸しました。一方、日経先物は、海外時間中に米ドルが円高方向に振れた事を嫌気して売られ、前日比95円安の16805円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、為替や3連騰に伴う警戒から、16720円と反落して寄り付きましたが、 |
即座に押し目買いが入り、10時頃にはプラス圏に浮上しました。しかし、その後は週末要因もあり、更に上を買い目指す動きはなく、前日の終値付近でもみ合いながら、終盤にかけて弱含む展開となりました。ここ3日の外国証券による寄り付き前の動向を見ると、大幅に買い越してきているようです。来週以降もこの流れが継続するかどうかに注目したいと思います。
2016年04月14日
本日の株価(2016.4.14 日経概況)欧米株高、円安を好感し500円超高
本日の日経は、529.83円高の16911.05円と、3日連続で続伸しました。昨晩のNYダウは、3月の小売売上高や卸売物価指数が市場予想を下振れ、前月比マイナスとなったものの、ベージュブック(米地区連銀経済報告)の内容が安心感を誘い、終日堅調に推移して、187.03ドル高の17908.28ドルと、続伸しました。尚、ベージュブックでは、大半の地区で物価がやや上昇 している事、及び、製造業活動は大半の地区で拡大している等の見解が示されました。この様な流れを受けて、日経先物も買われ、前日比180円高の16600円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、16629円で寄り付くと、欧米株高や円安を好感し、終日堅調に推移。500円超高となりました。 |
2016年04月13日
本日の株価(2016.4.13 日経概況)400円超高。原油価格の上昇を好感
本日の日経は、452.43円高の16381.22円と大幅に続伸しました。昨晩のNYダウは、サウジアラビアとロシアが、原油の増産凍結で一致したとの報道を受けて、原油価格が42ドル台まで上昇した事を好感し、164.84ドル高の17721.25ドルと、大幅に反発しました。この流れを受けて、日経先物も買われ、前日比135円高の16065円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、16142円で寄り付くと、原油価格の上昇によりドルが買われ、108円後半まで円安方向に振れた事などを好感し、終日堅調に推移しました。 |
2016年04月12日
本日の株価(2016.4.12 日経概況)円の落ち着きで大幅に反発
本日の日経は、177.66円高の15928.79円と大幅に反発しました。昨晩のNYダウは、原油価格の上昇を好感し買いが先行したものの、本格化する企業決算を控え上値の重い展開となり、20.55ドル安の17556.41ドルと、反落しました。尚、時間外に発表された非鉄大手アルコアの1〜3月期決算は、売上高が市場予想に届かなかった事が嫌気され、下落している模様。 |
この様な流れを受けて、日経先物は弱含み、前日比30円安の15710円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、15719円と小安く寄り付きましたが、割安感から買戻しが先行。日経がプラス圏に浮上すると、円売りにより米ドルも強含んだため、終日堅調に推移しました。
2016年04月11日
本日の株価(2016.4.11 日経概況)円高を嫌気して反落
本日の日経は、70.39円安の15751.13円と反落しました。先週末のNYダウは、原油価格の上昇が好感され、35.00ドル高の17576.96ドルと、反発しました。しかし、日経先物は、円の急伸が嫌気され、55円安の15775円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、15761円で寄り付くと、米ドルが107円台に突入した事や、国内の2月機械受注が、変動の大きい船舶と電力を除いて8487億円となり、前月から9.2%減少した事などが嫌気され、売りが先行。 |
輸送機器・銀行株を中心に売られて、一時、15525円まで値を落としました。しかし、その後は、値頃感から買戻し優勢となり、引けにかけて下げ幅を縮小しました。今晩、米非鉄大手アルコアの決算が発表されます。これから本格化する決算シーズンを前に関連銘柄には思惑的な動きも出やすいと思いますので、結果に注目したいと思います。