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2015年04月02日

渓仙 富田渓仙 鶴の図 短冊

渓仙 富田渓仙 

鶴の図 絹本肉筆 短冊

富田渓仙
(富田溪仙)
Keisen Tomita

日本画

1879 ( 明治12 )〜 1936 ( 昭和11 )

本名:鎮五郎
号:溪仙(渓仙)、溪山人(渓山人)、別号)久鼓庵、久鼓山人

【出身地・師系】
福岡県博多/都路華香。

【略歴詳細】
12月9日生。狩野派スタイルより18歳で京都に上京後伏見住んで渓仙を号し、都路華香に四条派を学ぶ。その傍らキリスト教や老荘思想などを研究し、独自の画風を築く。また仙崖、鉄斎との親交の後、更に自スタイルを構築する。
明治32年には院展に「鯉」を出品、新古美術展に「隠者」を出品し1等褒状を受賞。38年読売新聞社懸賞展で「明治三十年史画」で入選、大正3年には日本美術院同人に推薦。昭和10年帝国美術会員となる。が翌年、平生再改組に反対し辞会する。
代表作に「万葉春秋」など多数。
昭和11年7月6日56歳で没する。
公定鑑定は東京美術倶楽部

〔主な作品所蔵館〕
東京国立近代美術館/京都国立近代美術館/京都市美術館/茨城県近代美術館/新潟県立近代美術館/豊田市美術館/山種美術館/石川県七尾美術館/福井県立美術館/滋賀県立近代美術館/愛媛県立美術館/福岡県美術館/大和文華館/佐久市立近代美術館/福岡市美術館/北野美術館など

〔印 名〕
「渓山人」(「溪山人」) 「久鼓巣」 「久鼓子」 「渓仙菴」(「渓仙庵」) 「道叟樓主」 「谷山系人」 「嵯峨溪庵」(「嵯峨渓庵」) など

〔市場評価〕★★★★★〔美年鑑評価〕3500万

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