競馬の話『ブランド越後守』

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天気の悪い日曜日

今日は龍之介とあずきと二人きり



昨夜、このシュチュエーション・・・？

シュティエーッション・・・？

スシエ〜〜チョン？？？

>言えてない




とにかく、昨夜DVDを借りてきた。

オレ龍之介は三国志「スリー キングダム」

三国志の物語はもともと好きだが、この作品は

役者や構成、音楽、映像など全てが素晴らしい

作品で、何度も何度も繰り返し見ても見飽きしない。



でも、そんなことなどあずきには無関係。

おとなしく、一緒にそれを見るはずもない。

そこで、あずき用のアニメを探索した。



あずきが好きそうなのは、見たやつばっかだし

どれにしようか迷っていると・・・

龍之介の目に飛び込むイラスト発見



「絵が可愛いので、これにしてみるか！」

それは、肉付きの良い女の子に、猫耳や尻尾が

付いてて、少し借りるのが恥ずかしいイラストだった。



やっぱ、オレ龍之介も一緒に楽しめたほうが

お得感あり、あずき好みかつ、オレ好みをチョイスした。



「やっぱTUTAYA

旧作８０円はリーズナブルだよね！」



レジにて・・・

「会員カードを拝見します。あっお客様、

こちら有効期限が切れてますので、更新料

324円いただきますがよろしいですか？」


「

しかも、その端数24円ってなに、消費税ウザっ」



そして心の晴れない日曜日。

天気も晴れない。

お留守番の二人は早速初めて見るアニメを

鑑賞した。




その感想は・・・




ストライーーーク


>勇気をだして、また、更新料を支払うという困難を
乗り越え、借りてきたかいがあったと思う龍之介であった
















ちなみにそのアニメはこちら
φ(..)押す
答え

「今日はどこに行ってたの」

「友達とバス釣り」

「へぇ〜 釣れたの」

「46と42cm」

「へぇ〜 えっ」



龍太郎は中学に入ってできた新しい友達たちと

大きな池でバス釣りをした

みんなそこそこ釣ったらしく

友達などは50cm超えしたらしい

>ほんとかなぁ〜



バス釣りには全く興味のなかった父龍之介だが

流石に50cm超えとか聞くと興味がわいた


「ところで、そのバスどうした」

「リリースしたよ」

「今度持って帰ってきてよ」

「いいけど なんで」

「見たいし、食べたい」



「そうだね オレはいらんけど

ブラックバス黒カレ〜

ほんとは白いぜぇ〜

って唄あるもんね」



「えっ あるんだ φ(..)メモメモ

そんな料理・・・

・・・美味そうだけど

どんなんだろう」



「ネットで検索してみてね」
>龍太郎より



押してみぃ〜φ(..)
ブラックバス黒カレー

少年軟式野球ではナイキの岩村モデルの

グローブを使用し、ショートを守っていた

龍太郎は県下でも屈指の名手となっていた



その父、龍之介は岩村選手の凄さを知る世代

その子に、岩村モデルを持たせたのも龍之介

でも、息子龍太郎は実は・・・


・・・巨人の坂本選手のファン



それが偶然にも中学校の担任が、岩村選手の

担任になったことがある先生だったのだ


「感激〜」


ますます中学生活が楽しくなる息子・・・

より父龍之介であった





「おーい 龍太郎



忘れてるよ 学生ズボンのベルト 」


＞小学生ではほとんどゴムだったから
ベルトつける習慣が乏しいのね

ラインをみた竜太郎は

「ちょっとでてくるわ

ジャイアンに呼び出された。」



ジャイアンとは近所の中二の上級生で

近所のガキ大将的存在である



中学に入学した竜太郎は、早くも

上級生に目をつけられたのか



不安を隠せない母親
>ちなみにオレ龍之介も少々



やがて無傷で帰ってきた竜太郎は

「ちょっとランニングしてくる」



・・・・




やがて
「ただいま〜」haa haa haa





結局、近所の中二グループと共に仲良く

トレーニングに加わっただけだった ホッ




仲良しなんじゃん

とりあえずホッとする母親と、オレ龍之介であった

「明日学校だから、早く寝るよ〜」

いつもは龍之介と竜太郎は男どうし

仲良く二人で寝ている

今日は妹あずきがそこに割り込んできた


「今日はここでねる」

ムギューッ

パパに抱き着くあずきに・・・

攻撃を開始する竜太郎



じゃれあうかのように・・・



ゲラゲラ




「ぷっ」


ふざけた顔でベロを出す竜太郎だが

同時につばも少々飛ぶ

あずきは「倍返しだ〜 」

竜太郎も負けずに「倍返しだ〜」



倍返しは止まらない







「羊が一匹・・・の倍の倍の倍」

のほうが眠れるのにと思う龍之介だった