競馬の話『ブランド越後守』

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子供達は転校していく同級生のために

お別れ会という名目で、デパートへでかけた



おそらく、そろそろ場所替えだろうと思われる

時間に、父龍之介は車で駐車場に向かい

やがて到着した



まもなく龍太郎がラインにて

「いまどこ」

「ここ　駐車場」

「どこの」

「デパートの」

「・・・」



なんとなく緊迫した短いメール



間もなくあずきから着信あり


「お父さん　いまどこ？！

　早く来て　ゲーセンの所

　警察につれていかれる

　早く早く・・・」tu--tu-tu-


どういうこと



龍之介は車から慌てて飛び出し

ゲーセンに走った

ホコ天にパトカーが二台



「何をやらかしたんだ」

警察官は通行人に状況調査しているもよう

そこに子供達はいない


じゃあ　どこよ？

パトカーの中でしょ！


龍之介はパトカーの中を覗き込む

　　＞他人からは、まるで、野次馬のように見えている


いないいないどこにもいない


じゃあ　どこよ？

現場でしょ！


ゲーセンにかけこんだ龍之介は子供たちを見つけ

あずきに叫びかけた

「お前ら　何やったの？」


周りの子供達は落ち着いていて

「僕　これとったんだよ〜」と自慢げに・・・フィギア

「僕は　鉄砲でやっつけたよ〜」ってゾンビ

「俺は　カ−チェ−ス」って龍太郎は無免許じゃん


「で、あずきどういうこと？」


「外みてみ〜　誰かが悪いことして

　警察に連れていかれてるじゃん」


「じゃぁ　お前らなんもしてないの？」


「僕　これとったんだよ〜」

「僕は　鉄砲でやっつけたよ〜」

「俺は　カ−チェ−ス」



もうええわ　ありがとございました
(*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆ｱﾘｶﾞﾄｰ

昨日寝坊した龍之介一家


朝起きるのは母まかせであった

お母さんが寝坊したら、一蓮托生


責任を感じてしまったのか、今朝は

朝早くアラームが鳴る

嫁ちゃんがまず起きた



数分後

アラームが鳴る

子供たちが起きた



そのまた数分後

アラームが鳴る



そのまたまた数分後

アラームが鳴る


遅出のおれ龍之介も流石に眠れず

起きてしまった

　　　　　　＞めざめわるいなぁ〜


洗面所で歯を磨く龍之介・・・

アラームが鳴る

「もう　ええわ」
　　　　　　　　　　＞どうもありがとうございました



嫁ちゃん　アラームをスヌーズにして

止めてないのね




アラームが鳴る



「早くとめろ」

今日の夕飯

メインはお刺身



食事の途中・・・

「お父さん　醤油いれすぎ〜」

「なんでそんなにいれるの」と間髪をいれず
あずきの口撃（攻撃）



愛媛県出身の父龍之介は・・・


　　　　　---愛媛県方言---

　　　　　〜〜だから（理由をのべる時）　を

　　　　　〜〜やけんと言う

　　　　　-----説明終り-----
　

「辛口醤油にあきたけん

　甘口醤油をたしたらこうなったんよ。」

　
「えっ　なんつった？」

　愛媛の方言を知らないあずきは聞き取れない


　しかし、兄龍太郎は方言を知っていた


父龍之介は龍太郎がお茶を飲んだのを

横目で確認し



「あきたけんよ！

　　　お父さんはえひめけん！

　　　　　　　　あきたけんじゃないけどね」



「ぶしゅ-----」且_(ﾟ◇ﾟ；)ノﾞ　アチチ！



一人うけてくれた龍太郎なのでした
ええ子やの〜

今日は龍太郎の誕生日

発売直後に購入した「お笑いライブ」のチケット三枚を手に

父龍之介と龍太郎にあずきは、開演時間に間に合うように

したくを急いでいた・・・・・




「二人とも早く準備してぇ〜」

動作にきびんさを欠く子供達に
(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

「早く顔洗って・・・」

「早く着替えて・・・」

「テレビ観るのやめなさい・・・」

「鼻くそほじんなぁ〜」



そんなジタバタしている時・・・

出発予定5分前

PINPOOOOHHHOOOONE


「あずきちゃんいますかぁ〜」

近所の友達が遊びに来た・・・


あずきは「お笑いライブ」を楽しみにしていたので、

当然・・・


「うん　いいよ！

　なにして遊ぼうかぁ〜」

当然・・・？！えっ


「お父さ〜ん　行くのやめたぁ〜

　友達と遊ぶんで、お兄ちゃんと二人でいってきてぇ〜」



う・う・うそやん




女の子の移り気には気を付けようと勉強した

誕生日の龍太郎と父龍之介だった・・・＿|￣|○




追伸：ポッカリ空いた席に寂しさを感じながら、

男二人はよしもとの芸に大爆笑してしまうのであった

爆笑＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／爆笑

おこずかいの乏しくなった龍之介は

ともちんの待つローソンで、ポイントで

交換できる酒類をもとめた・・・



「いらっしゃいませぇ〜」nikoniko byともちん

「ども」tereru by龍之介


早速、ポイント交換できる商品一覧チェック

「いいの無いなぁ〜」


早々にあきらめて　店内移動する龍之介の

めにとまったものは・・・


ポイント交換できる商品陳列棚

そこには、320ポイントで交換できる、シャンパンと赤ワインが・・・

「ビンゴ〜」


棚にあるシャンパンと、やっぱそれだけじゃ恥ずかしいので

その他あまり必要のない商品をカゴに入れ、ともちんのもとへ・・・


勇気を振り絞り、ともちんに言葉をかける龍之介


「あの・・・mojimoji

　　このシャンパンポイントで交換できるんですよね？」


ともちんはわからなかったらしく、陳列した若い男の店員にふる。


「こちらの商品、ポイント交換券を発行していただけましたら・・・」


「monyu?!　さっきみたけど、なかったよ？！」


「では、私がご案内いたします。」

自信満々で案内うる若い男の店員さん

ttekutekuteku

「こちらにポイントカードを通しまして、

　商品一覧→お酒類からページをくり

　・・・あれ無いですね？！では、

　全体からページをくり・・・・・・・・・？！

　やっぱないですね昨日までは

　あったんですが・・・・・・」
　　　

「知らんがな」



レジにもどった龍之介は

すでに袋に入った商品から目当てのシャンパンを

抜き取り、その他のそんなに必要でない商品だけ

会計してもらうことにした。



シャンパン無念やし〜　恥ずかしいし〜

泣きたいのはこっちだよぉ〜



と心の中で叫ぶ龍之介に

お釣りを渡すともちんは、さりげなくオレ龍之介の

手にふれた。




ほれちまうやろぉ〜



やっぱ　ローソンに来てよかったと思う龍之介だった。


幸せだなぁ〜