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2022年11月27日

【第三回】IO ScotFestでのチャールズ・ホスキンソン氏による基調演説「Voltaire時代」13:22〜21:13 〜ガバナンスに憲法や機関が必要な理由〜



2022年11月18日配信の上記の動画の内容です。



【第二回】の記事はコチラ


(以下、講演内容)

ホワイトボードに記載された内容

Rules(ルール、規則)
Constitution(憲法、規約)
↓CIP
Machine(機械)
Understandable(理解可能な)


基本的に、1台の大きな普通の機械としましょう。
そういうのはどうですか?
長い間、私がずっとやりたかったことで、来年、私たちはそれをCIP1694でやったのと同じように実行します。

これを書いていくんです。
他に良い言い回しが見つからないので、これを「CIP憲法」と言いますね。
いくつかのアイデアを出していきますから、それを気に入るか、気に入らないか、嫌だと思うかを見ていって、そのまま続けて、ワークショップでとことん検討して、最終的にこれならやっていけると思うことに行き着くまで続けるのです。

さあ、面白いことになりましたね。
投票システムがあれば、憲法を承認するために投票することができます。
どうですか?

憲法があれば、その本文を取り上げて、変換させて、再検討して、それぞれの取引に当てはめていくことができ、そのときに誰かがその取引に署名すれば、ソフトウェア利用許諾契約を締結したようなかたちになりますよね?

しごく簡単なことです。

それが分散型憲法、分散型ガバナンスについて話が始められる1つの方法です。

それがどこへ向かっていくかは見当がつきませんが、そこがVoltaireを選ぶポイントであり、理由でもあります。なぜなら、Voltaireは、生涯を通じて多くのエッセイを書き、さまざまな理由から民主主義についてかなりの批評をしていたからです。

しかし、それと同時にVoltaireは、いささか民主主義に魅せられている部分もあって、大変、逆説的な人物ではあります。直接民主主義や議会制民主主義、立憲民主主義など、その性質を対比させて考えてみると、そんな風になるのでしょう。

このような性質のものをいずれも機能させるには、何が必要かをよく考える必要があります。

また、だからこそ、私たちは一緒に生活していますし、一つになってそれを実行しているのは素晴らしいことです。

さて、3つめですが、私たちにはinstitutions(機関)が必要です。

分散化で問題になるのは、実際には、分散化が行き渡ると、仲介者は残らず排除してしまおうとなって、間接的には機関というものを潰しにかかってしまうことです。

全員が王国であり、自己主権型の世界です。

B Institutions(機関)
deal with complexity(複雑さに対処する)


いわば、機関とは、複雑さに対処するために私たちが構築するものです。

というのも、そこら中にいる人の多くが原子力発電所の建設方法に関してその分野の専門家ではありませんし、脳外科手術に長けているわけでもなく、暗号解読者だったりゲーム理論者だったりするわけでもありません。

そういう人たちはいることはいますが、そのような人たちは正式な学会としての機関や専門職同士の繋がり、報道機関、査読のプロセスや認可や証明書の発行を請け負う機関などを構築する傾向にあります。

なぜでしょうか?それは、自分たちがしていることには標準(standard)があると言おうとしているからです。私たちは人々にその標準に達していることを求め、その機関の集合的な知識をうまく管理してほしいと願い、その機関に貢献するのみならず、代々、それを受け継いでいける能力を求めているのです。

良い機関がなければ、良いガバナンスを持つことはできません。

素晴らしい憲法を持てるといっても、言論、宗教などの自由とは何かを本当の意味で理解する人がいなければ、そうはなりません。

最高裁判所なしでそこの憲法の意味を誰が解釈するのでしょうか。
法律学者がいなかったら、憲法とは何なのか(わかるでしょうか)。

素晴らしい民主主義があっても、
問題は、どのように意思決定を下すかです。

ADAホルダーの皆が皆、ゲーム理論やプログラミング言語などの分野の専門家だったりするでしょうか?皆、「もっとスピードが速くて安ければいいな。」と言うでしょう。それでいいです。それをする方法は26通りありますから。

では、どの方法から選びますか?
そう聞けば、相手は「メリットとデメリットは何でしょう(trade-offs)?」と聞いてくるでしょう。
そう、誰か助けてくれる人がいればいいのにということです。政府に目を向けてみれば、米国には、議会予算局や米国会計検査院があります。

Think Things Tank(定訳なし。シンクタンク?)があります。
あらゆる種類のものが存在し、複雑な物事を分析して、報告書を書くというサービスを提供しています。
また、人は「それについてはここでは賛否両論あって、党派心の強い人、特に政治的に偏った人もいれば、中立的な人もいるんですよね。」と言ったりもします。

そのような人々から何らかのかたちで同意を得るには、機関を利用するのが一番です。

なので、カルダノがプロトコルとして成功するためにカルダノが求める機関とは何かについて、私たちは多くの思考を重ねました。

そして、私たちはこれを皆さんに投げかけて検討すればいいとの考えを思いつき、これを「MBO(Cardano members-based organization=カルダノメンバーベースの組織)と呼ぶことにしました。

ところで、これは下手くそなネーミングですから、まず、ビジネスの順番として、皆さんがやるべきは、ネーミングを考え直すことです。

そういうわけで、私たちは、さまざまに異なる関心事を寄せ集めてフィルタリングする(篩にかける)ポイントとしてMBOを築きました。
私たちは年初からこの話し合いを始め、さまざまなオープンソースのプログラムやプロジェクトと嚙み合わせました。

Linux財団やApache(Apache HTTP Server)の人たちなど、あらゆるところにかけあって、カルダノ財団がしたように、オープンソースの専門家を雇ったりして、結論としては、とにかく何かやってみようということになりました。メンバー自身で運営、実行し、委員会のスタッフを揃えて、優良なオープンソースプログラムに見えるようにし、技術運営委員会、ガバナンス運営委員会などもやっていけるものを設立するんです。

そして、皆に参加してもらいます。
ADAホルダーなら誰でも参加できて、カルダノ上で何かを構築することができるし、歓迎しますよ。カルダノは、私のものであるのと同じくらいあなたのもので、そして他の皆のものでもあるのですから。

ここで大事なのは、カルダノの日々の複雑さを篩にかけ、ロードマップのようなものに集約し、CIPプロセスを導いて、物事のあらゆる複雑性を整理できるよう支援することです。なぜなら、最後に投票権を手にするのはあなただからです。でも、投票しようとしているものに関してちょっとしたアドバイスをくれるところがあったらよくないですか?

あなたの選択することについて、支配する人はもういません。

そういうことです。

ショーを演じているのはIOではありませんし、長いことそれはやっていません。
明らかに財団でもありません。
私たちではないんです。
さて、それは何を意味するのでしょうか?

それは、運営するのはあなただということです。
それが、私たちがあなたに託さなければならない信用で、私にできるのは、機関を構築することや憲法を書くのを手伝ったり、私が思うことについてガイダンスを提供したりすることだけで、発言権をあなたに委ねるのが一番良いのですが、最終的にはその発言権はあなたの、あなただけのものなんです。

(おさらい)
@ Representation(代表制)
Consent(同意)

A Rules (ルール、規則)
Constitution(憲法、規約

B Institutions(機関)



これまでになく初めて、多くのコード、多くの設計が、実に素晴らしく参加率の高いスケーラブルな投票システムになっていきます。

皆さんは何らかの方法でこのシステムに紐づけるデータを保有しています。

憲法やそのようなルールを書き終えて、ある程度のことが盤石になってきたことにカルダノの全ユーザーが絶対的な確信を持てるようにし、変更については圧倒的な必要性に迫られ、そのプロセスが明らかになるまでは変更できないようにします。

そして、必要な透明性のある機関を特定したら、MBOがフィルタリングと集計ポイントとなります。私たちも含めて皆で集まって、互いに話し合う場所にするのです。私たちにはそういう場所が切実に必要だからです。


しかし、必要としているのは機関だけでなく、注意深く見ていれば、私がゆっくりとこっそりと学術界に「Hoskinson Center for Formal Mathematics(形式数学のためのホスキンソンセンター、カーネギーメロン大学)」のようなものを作ったり、ここではエジンバラ分散化インデックス(指数)(EDI)を用いたことをしていたりするのに気付くでしょう。これもある意味、機関として機能しているものですが、EDIの場合、特殊なこともしています。ここにいる皆さんは、選んだ選択肢がカルダノを中央集権化させるものか、分散化するものかを理解する必要があります。

また、人は物の見方が偏る傾向にあるため、忠告してくれる客観的で中立的な組織が必要です。
EDIはあなたの北極星になります。
機械に憲法を理解させるなら、証明や形式言語を書き記すことに長けていなければなりません。おそらく、巷の優良なセンターなら、この手のことを考え、数学のためにそういうことができるんじゃないかと思います。

なかには、自由に実現するのに何年もかかるものもありますが、それ以外は、すでに来年には使えそうです。しかし、ここに挙げた要素をまとめ上げるには、ここがVoltaireの重要なポイントになります。

さて、私たちは何百万ドルにも相当する提案をし、このMBOの設立を支援しますが、細々とした悩みはたくさんあります。

しかし、これには間接的にでもあなた方に署名してもらう必要があり、そうでなければ、存在はできません。

(第三回は以上)

【免責事項】
・投資は自己責任でお願いします。
・本動画の内容については正当性を保証するものではありません。
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・内容によっては期限が限られているため、ご自身で問題ないことを確認してください。
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以上をご了承の上でご利用ください。



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2022年11月26日

【第二回】IO ScotFestでのチャールズ・ホスキンソン氏による基調演説「Voltaire時代」5:41〜13:22 〜ガバナンスの基盤について〜



2022年11月18日配信の上記の動画の内容です。



【第一回】の記事はコチラ

(以下、講演内容)


ご存知ないかも知れませんが、IOは、カルダノで稼働している15社の企業のうちの1社にすぎません。IOG、他の企業、何らかの形態で一緒に働いている職場などに、700名の従業員がいて、ここばかり(後半2名のBashoとVoltaire)ではなく、その前の時代(Goguen)のこともやったりしているんです。

ところで、本当は、これ(Goguen)については、「Goguen」と名付けるべきではなかったと後悔しています。ここは、Grace Hopperにちなんで、「Hopper」にすればよかったですね。
良かったことも間違えたことも話しましょう。

Goguenは好きで、良い人ですが、女性がいないのでね。

そして、私たちはBashoにもVoltaireにも取り組みました。
では、今日のトピックであるVoltaireについて少しお話ししましょう。それからBashoにも少し触れ、2023年はどこに向かって行くのかも話します。そして、最後にスペシャルサプライズがありますので、そのことも話しましょう。

なので、少し順番が前後しますが、講演のタイトルが「Voltaire時代」なので、最初にVoltaireについて話します。

良いガバナンスとは何か、わかる人はいますか?
一体、ガバナンスとは何を意味するのか、知っていますか?

私は、自分や多くの社員が科学者や事業家、法律の専門家に尋ねた質問をし、私たちが思いつけるかぎり最も答えに近いと思われる内容も交えて、3つのカテゴリーに分けてお話しします。皆、例のホワイトボードの動画が好きでしたね。それがわかったので、もう1本ホワイトボード動画を撮りましょう。

懐かしいですね。
(Voltaireの顔が動くのを見て)それにしても、気持ち悪いなぁ。

まず、最初に、”representation(代表制)”と”consent(同意)”という概念を挙げましょう。
これがあらゆるガバナンスの基盤になります。
実にこの最初の特性が幹になっています。

@ Representation(代表制)
Consent(同意)

CIP1694
a. SPO delegation(SPO委任)
b. Update System(アップデートシステム)


仮に何か悪いことが起きたとして、それが合意の上であっても、承諾したことであっても、自らが関与していたことでも、偶然起きたことでも、民主制と独裁制の違いがあなたの手の届かないところで生じてきます。つまり、独裁制なら、悪いことが起きれば、誰が悪いか判断を下すのは常に王であるということになります。

そして、民主制なら、そこに誰かを入れるにつけ、自分が何をするにつけ、
それを決めたのはあなたですよね?(意訳)

代表制ですが、代表制を実施する方法はいろいろとあります。
実際に自分が投票する直接代表制もありますし、
自分の権限を他の人に託す代理権というのもありますね。
自分の声を上げるために選んだ役人がいれば、その役人があなたの怒りを象徴する存在になってくれたり、どうなってるんだと声を上げたりする政党もありますね。

このようなことを何千年経った今でも私たちはやってきているわけです。この制度を生み出したのはギリシャ人で、その功績をわかっているのだから、ギリシャ人がこのプロジェクトに取り組んでくれたらいいですね。

なので、まず、私たちに必要なのは、代表制と同意(という概念)です。
今日、私たちはあるCIP(カルダノ改善提案)を発表しました。

そのCIPの番号を知っている人はいますか?

その番号の何がそんなに特別なのでしょうか?

(会場から答えが出た)

正解です。Voltaireの誕生日です。(1694年)
その提案に名前を付けるなら、4桁のその番号、そう、Voltaireの誕生日にちなんだ番号がいいと思ったのです。

そして、ステーキングにも私たちが再利用している仕組みがたくさんあります。

そうですね、SPOのようなものとか、権限の委任のようなものなどです。

オンチェーンで何か、たとえばアップデートシステムなどを搭載するとか。
Twitterを見るとそのようなことをよく思い出します。

私たちには素敵なものがたくさんあるんです。
そこで、今現在、問題なのは、投票制度にそのたくさんの素敵なものを利用するに至っていないことです。
(ただ)私たちのネットワークの74パーセントが委任によってステーキングに利用されるところまでは来ています。

何千人ものステークプールオペレーターがいます。
それは、とても堅牢でしなやかな強さを備えた制御能力、管理能力になっています。

制御能力、管理能力という意味では、私たちは、最も分散化されており、Shelley時代は成功しています。

なので、私たちがしたのは、そのような仕組みを取り上げ、オンチェーンでの代表制に再利用しようというものでした。

そこで、私たちは「d-rep」、つまり委任代表というこのコンセプトを導入しました。

Catalystに参加したことがある人にとっては、このコンセプトは新しくはありませんね。なぜなら、そこからこのコンセプトがスタートしたからです。私たちは物事を伝え、温めては生み出していくのが好きなのです。いくつかの選択肢を提供するのも好きです。

また、何が素敵かって、(d-repとして)SPOに登録してもらったり、SPOがd-repとして登録したりすることもできるし、d-repに委任したい人は委任して、そのd-repたちがオンチェーンでのアップデート(新しい提案)に投票することができるんです。.

いいでしょう。これは面白いですね。

さて、実際にはこれが難題なのです。

アップデートを承認して、これについて話し合う必要がありますが、
これはほんの始まりにすぎません。

(CIP)1694については、今現在はGitHub上でということになりますが、自由に討論ができます。
何千人もの人々が、(センテンスに?)ピリオドを打つべきだったかどうかとか、いや、それは切らずに続くセンテンスなんだとか、何を言っても猛烈な反対を受けたり、それは良いことだと言われたりと、何につけてもとても強い意見を言ってきます。

そういうプロセスに参加する人々を集めてグループを作り、その人たちをQ1のワークショップに引き入れて、とことん話し合って、できるだけ早くこのCIPの承認を得るのです。

私たちは書いたことを構築する方法を知っています。

根本的な変化があれば、少し長い時間がかかるかもしれませんが、共にそこに行き着くことはできるでしょう。
皆さんが政府になったっていいし、データ(情報)を持っている人にそれぞれ意見を言ってもらってもいい。その人たちは私たちと共にやってきたのですから。

さて、ここで終わりでしょうか。違います。2番目になりますが、私たちにはある程度のルールが必要です。
通常は、これをConstitution(憲法、規約)とも言いますね。

A Rules (ルール、規則)
Intent(意図) Constitution(憲法、規約)
↓CIP
Machine (機械)
Understandable(理解可能な)


なので、憲法と呼ぶなり、規則と呼ぶなり、呼び方はいろいろですが、ライセンス契約を使ったりもしますね。
このようなものが51%(半数以上)に投票権がなく、自分の資金を十分に取得することもできないような衆愚政治からあなたを守る権利となります。あなたには財産権というものがあるからです。では、それはどこから来るのでしょうか。神から来るという人もいますが、まあ、憲法というのは神の意志を取ったものですね。

それが政府の解釈で、自然権、宗教の自由、言論の自由などになります。

他人からの攻撃からあなたを守るのが、このような自由、このような負の権利です。

規則は、そうですね、プロトコルとなるとなぜ複雑で、カルダノとしては興味深いものとなるのか。それは、ある程度の基礎的なルールや基礎的な概念がないからです。

たとえば、カルダノに参加すると大多数の人が、たぶん、ADAを450億枚よりも増やしてはならないというのをとても良いルールのように考える傾向にあります。

ビットコインにしても同じで、ビットコインを見てみると、ビットコインは2100万枚を超えてはなりません。そこにはアルゴリズムというものがあって、技術的にはこれを変更することはできますが、それでもそのアルゴリズムを使います。金融政策がころころ変わっても、人にはこうと信じているものがまだあるのに、それでもその信じたことと中央銀行のデフレ政策とを好意的に比較対照するでしょうか。そんなことはないでしょう。

なので、おそらく、ある程度のルールを書き、憲法(規約)というものを一緒に考えて、承認を受ける必要があります。何が本当にワクワクするかって、これは、コンピュータサイエンスの行使でもあり、それと同じくらいにガバナンスの行使でもあることです。なぜなら、コンピュータサイエンスの領域で起きてくる違いとは、憲法を機械が理解できるようになるということだからです。

一体、それは何を意味するのでしょうか。
そうですね、私たちにはカルダノのためのこのような仕様がありますし、青写真(基本的な枠組み)もあります。
設計については、何がカルダノで何がそうでないかを示すこのような概念があります。

台帳やコンセンサスのスペック、言語に関する正式な仕様などもあって、これを正しく書けば、実際、それをアップデートシステムと連携させる程度までコンピューターに理解させることができます。こうして、第一世代(の仕組み)は、憲法について人間の意図を合意に至らしめることができますが、その単位が何日から何週になり、何週から何カ月になり、何カ月から何年にもなってくると、長年の待望がその意図を汲み、実際にプロトコルによって理解できるものになります。これが、私たちのオンチェーンガバナンスシステム全体、つまりこの2つの概念を意味するということです。

(第二回は以上)

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2022年11月25日

カルダノのDeFi「Ardana」の開発が停止!チャールズさんが50万ドルの損失か?! ISPOについては情報待ち。



2022年11月24日の記事

タイトル:カルダノの創設者、失敗したArdanaプロジェクトで50万ドルの損失を出したかもしれないと発言

Tomiwabold Olanjideさん
「Ardana社は、資金調達の制約と不確実な状況に言及しています。」

免責事項:ここに記載された見解は投資アドバイスではなく、情報提供のみを目的としています。また、必ずしもU.Todayの意見を反映したものではありません。あらゆる投資や取引にはリスクが伴うため、意思決定の前に必ずご自身で調査をお願いします。失っては困るお金を投資することはお薦めしません。

カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、失敗したArdanaプロジェクトに関してユーザーの質問に回答し、自身も不運な状況に置かれていることを明かした。

H さんのツイート
「チャールズさん、Ardanaプロジェクトに起きたことが残念です。
お考えをお聞かせ願えませんか。」

チャールズさん
「どうやら50万ドルの損失を出したようです。私はcFundを通じて投資していました。Ardanaからの報告を待っているところです。」

U.Todayが報じたように、自らをカルダノのDeFiハブ(オールインワン分散型ステーブルコインのエコシステム)と称するArdanaは、停止することになったということだ。Ardanaは、今回の失敗の理由に、資金調達に制約があることや開発のタイムラインが不確実であることを挙げている。

カルダノの創始者は、この状況に落胆し「どうやら50万ドルの損失を出してしまったようだ。」と言った。ホスキンソン氏は、カルダノの初期段階の投資ファンドであるcFundを通じて投資していたという。また、Ardanaチームからの情報を待っているとも述べた。

Three Arrowsが伝染か?

IOGのアフリカ事業担当ディレクターのジョン・オコナー氏は、このニュースを聞いて驚きと失望をあらわにした。同氏は、このプロジェクトに投資し、cFundにも同じく投資していたという。未だに一体何があったのか知りたいと思っているところです。最後に聞いたのは、DeXが今月中にリリースされるとのことだったのですから。」

オコナー氏は、Ardanaの混乱の原因となった可能性のあるものを推測した。同氏は、Ardanaが崩壊したThree Arrows(3AC)を「最大の頼みの綱」としており、その財務状況が明るみに出た後、投資家がトークンの投げ売りをしたことが失敗の元だったのではないかと考えている。

同氏はあるユーザーに、3ACはArdanaの投資家であり、Ardanaの唯一最大の頼みの綱だったのは確かだと言っていた。

7月、暗号通貨のヘッジファンド、Three Arrows(3AC)は、貸し手からの追証を満たすことができなかったため、破産を申請した。Three Arrowsの崩壊は、多くの暗号投資家を巻き込むダウンスパイラルを引き起こした。

投資家がこの混乱の時期に進むべき道を探るなか、Ardanaチームは、コミュニティで別の有能な開発チームが作業を引き継ぐために名乗り出るまで、残りの資金とtreasury(財務金庫)の残高をArdana Labsが保有するとツイートしている。

[参考]

Ardanaのツイート

「Ardanaコミュニティの皆様へ、

残念ながら、資金面やプロジェクトのタイムラインの不確実性による最近の開発状況から、Ardanaプロジェクトは停止しています。コードはオープンソースのまま残してあり、ビルダーさんたちが望むとおりに引き続き作業が進められるようにしてあります。

カルダノ上での開発は、ツール、インフラ、セキュリティに費やす資金が多額で、困難でした。
これに伴い、開発が完了するかどうかにも不確実性が生じ、dUSDの開発を停止するのが得策との結論に至りました。

残りの資金、treasury(財務金庫)の残高は、コミュニティで別の有能なチームが作業を引き継ぐときまでArdana Labsが保管します。

私たちの開発をご支援くださった皆様に御礼申し上げます。
私たちは引き続き、カルダノコミュニティに関与し、現在実施中のISPOについては近いうちに最新情報をお伝えします。」

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【第一回】IO ScotFestでのチャールズ・ホスキンソン氏による基調演説「Voltaire時代」〜05:41 〜カルダノの古き良き時代から現在に至るまで〜



IO ScotFest Keynote with Charles Hoskinson

2022年11月18日配信の上記の動画の内容です。



(以下、講演内容)

皆さん、こんにちは。
ここに来れて嬉しいです。

6年前、私たちはここエジンバラ大学の人々とともに旅をスタートさせました。
研究所を立ち上げましたが、とても小さく、費用はわずか25万ドルでも、当時の私たちには高額で、実際、皆、エコノミーで移動して、十分なお金もなく、格安(←激安から修正)ホテルに相部屋で泊まっていました。

6年前、私たちはここエジンバラ大学の人々とともに旅をスタートさせました。
研究所を立ち上げましたが、とても小さく、費用はわずか25万ドルでも、当時の私たちには高額で、実際、皆、エコノミーで移動して、十分なお金もなく、格安(←激安から修正)ホテルに相部屋で泊まっていました。

でも、カルダノやカルダノが必要としていたものに向き合ってみると、とても大掛かりな仕事で、当時は夢でしかありませんでした。奥深い研究が必要でした。合理的とは思えない量の研究が必要で、合意に至るには新しいやり方を考えなければなりませんでした。まったく新しいアカウンティングモデルを発明し、独自のプログラミング言語を書くか、少なくとも既存の言語にバリエーションを加えなければなりませんでした。ガバナンスや相互運用性についても考える必要がありました。基本的に科学者軍団を育てる必要があり、それ自体が大仕事でしたが、その後は実際にコードを書いて実行する必要がありました。

そして、それは信頼性の高いコードでなければならず、Windows、Mac、Linuxサーバーなど、多くの種類の異なるコンピューター上で機能させなければならず、長い旅でした。

作業量が多く、実際、相応しいエンジニアもおらず、当時の私たちは正しいアイデアが出揃っているわけでもありませんでした。

だから、Byronリブートのようなことがあるのです。あの良き時代を覚えている人はいますか。だから、途中でミスもしたし、あなたがたも調べれば私たちがしてきたことや、やろうとしていたことが全部見れると思いますが、そのプロトコルは過去の遺物のようです。

これでも、人生で多くのことをやり直すのは好きな方です。
でも、ただただ前進し、前面に出て行かなければならない状況は、なかなかわかっていただけないと思います。

この6年で何が特別だったかと言えば、あらゆる市況に耐え抜くことができただけでも精一杯だったはずなのに、成功することまでできていることです。
私たちは景気が下向きのときにスタートしましたが、ビットコインは250ドルでした。当時を覚えていますか。(BTCは)1200ドルからの下げで、クリプトの見通しはよくはなく、18カ月半も停滞していました。

特段、私たちに注目する人もいませんでした。
Mount Goxが崩壊、Silk Roadも崩壊した。
このようなクリプトは、現れては去って行く一時的な熱狂だと思われていました。

2017年、私たちはカルダノをローンチしました。強気市場の絶頂期でした。
(カルダノは)雑草のようにぐんぐん伸びて、その後、1.48ドルから2セントに下落しました。
確か、ビットコインは20,000ドルから4,000ドルに下落しましたが、皆さん、覚えていますか。

そして、業界では「ああ、これも一時の熱狂だ。」との声が聞かれました。
いろいろと大変でした。強気相場あり、弱気相場あり、その間に多くのことが起こります。

私たちはパンデミックもともに経験しましたね。
ビジネスのやり方もすっかり変わりました。
かつては、あれやこれやとワークショップを開催し、私も出ずっぱりで働いていたものです。わずか3年の間に50カ国を旅しましたが、過去8年では、これまでに72カ国にもなり、とても長い道のりでしたが、普通なら、少し不機嫌になったり、疲れたりするところ、私は、「韓国だろうと、日本だろうと、飛んで行くよ。14時間の旅と時差ボケだけなんだから、問題ないし、そっちに行くから一緒に過ごそうよ。」という感じでした。

なぜなら、こうすれば私たちは友好な関係を築くことができるからです。
COVIDによって、私たちは近づいたり、触れ合ったりすることができなくなり、繋がりを失いました。
2年間も孤立し、隔離されていました。

そして、多くの不確実な情報が流れ、その間にも市場は血に染まっていきました。クリプトはこの先どこへ行ってどうなるのかさえわかりませんでした。

私たちが諦めたかって? いいえ、耐え抜いて、どんどん進んでいきました。
Shelleyもやり抜いて、これが大きな業績となりました。
Shelleyはかなりの大仕事でした。

プルーフ・オブ・ステークをやると口にするのと、実際に実行するのとでは話が違うということです。

そして、私たちはやり遂げました。これは特別な気分です。

なおかつ、この業界が腰を抜かすほど見たこともないようなベストな方法でこれを実行したのです。
イーサリアムがこれをローンチしたとき、流動性のないカストディアルステーキングのようなことを実施しています。あちらの人たちは、「ちょっと待って。(ステーキングとは)そういうふうにやるものではないんですか?」と言います。こちらでは、実際にそのようなやり方はしていないと答えます。(そのようなやり方では)十分な安全性を確保できないのです。2020年ならカルダノもそういうやり方をしていましたが(たぶんITNのこと)、今は2022年ですから。

私たちはスマートコントラクトもローンチしました。スマートコントラクトといってもまったく違う方法で実施したので、これもすごく大変でした。
スマートコントラクトのやり方としては正しいと思います。
正しく物事を実行する際の問題点とは、子供にブロッコリを食べなさいと言うようなものです。
子供はブロッコリを食べたがらない時もありますね。
今は、Marloweなどを試していますが、まあ、ブロッコリにチーズを載せるようなもので、それでもブロッコリはブロッコリなわけです(会場:笑)
まぁ、それでも美味しいでしょうけど。
そう言えば、名前は伏せますが、決してブロッコリを口にしないので有名な(米国の)大統領がいましたね。

そう、それで私たちはPlutusを世に出しました。
それにしても自分たちでやったこととはいえ、後ろの方でまだなんか…。このディープフェイクが気持ち悪いなぁ…。(笑)

私たちは、技術的にはここ(Goguenの前)ですが、多くの作業をしながらずっと取り組んでいたのはここ(Bashoの前)とここ(Voltaireの前)です。

(第一回は以上)

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2022年11月22日

カルダノのプライバシーコインがエコシステムの価値を高める!Midnight(DUST)とMoneroの違いを探る!!



2022年11月21日付の記事

タイトル:カルダノの新しいプライバシーコインがエコシステムの価値を大きく向上させる。Moneroとの違いとは


●カルダノは、Midnight(DUST)というデータプライバシーに特化した新しいサイドチェーンを発表した。
●この発表には賛否両論はあるものの、MidnightでADAの価値を高める態勢を示している。

カルダノが新しいサイドチェーンを導入し、カルダノとMoneroのコミュニティ間で新たな論争が起こっている。Midnight(ネイティブトークンはDUST)と呼ばれるデータ保護に特化したレイヤー2プロトコルがカルダノエコシステムの価値を高める態勢を整えている。

カルダノのコアな開発企業、Input Output Global(IOG)の創設者、チャールズ・ホスキンソン氏は、IOGとスコットランドのエジンバラ大学が主催するイベント、IO Scotfestでこのサイドチェーンを発表した。

ホスキンソン氏は、Midnightがゼロナレッジプルーフ技術に裏打ちされ、モネロ(XMR)やZCash(ZEC)などのプライバシーコインプロジェクトを超える機能性を備えることになるだろうと説明した。

チャールズさんのツイート
「Midnightよ、カルダノへようこそ」
Midnightの公式サイトの内容

Midnightは、開発者が慣れ親しんでいるプログラミング言語を用いて、カルダノ上で「ゼロナレッジプルーフ・スマートコントラクト」を実現することを基本とするものだ。また、何もかもがデフォルト状態で匿名化されている現在のプライバシーコインとは対照的に、Midnightでは、ユーザーがプライバシーを完全に保護するか、自分のデータへのアクセスをある程度許可するかを選択できるようになる。ホスキンソン氏はこのように述べている。

「Midnightは、ZcashやMoneroがSnarkやリング署名でしていたようなデフォルトで状態で何もかもが匿名化されたプライバシーコインの技術を進化させたものです。」



また、今回の発表では、Midnightのローンチ時にカルダノネットワーク上のステーカーがADAの報酬に加え、DUSTトークンを自動的に獲得できることに言及している。カルダノの人気ソーシャルメディアインフルエンサー「ADA whale」によれば、この設定はカルダノエコシステムとADA市場を大きく後押しするようになるとのことだ。

MidnightはすでにMonero(XMR)と比較されている

Midnightブロックチェーンの内容について、クリプト市場では最大の人気を誇ると言われるプライバシーコイン、Moneroの最大のTwitterアカウントの1つからすでにこの2つを比較する批判の声が上がっている。


jackさんのツイート

「カルダノの最近のプライバシーサイドチェーン『Midnight』は、Monero(プライバシーブロックチェーン)からバックドア(裏口)が付いているとのことで多くの疑惑を受けています。

これは真実ではありませんが、Midnightがプライバシーアーキテクチャによって可能にしようとしている素晴らしいものがいくつかあります。」

「今日の動画では、このことに触れ、dApp開発者がどれだけの深さでMidnightを活用できるようになるか、その一部をご紹介し、優良なMidnightがどれだけWeb3.0に登場するグローバルシステムに向いているかを概説するIOGによる反論を網羅しています。(動画リンク)」

そのTwitterアカウントは、Midnightには規制当局や監査人が使用できる「バックドア」が付いているのではとの疑惑を挙げ、これをIOGの大きな失敗だと言った。これに対し、チャールズ・ホスキンソン氏やカルダノコミュニティの他のメンバーは、このプロトコルは、ユーザーがプライバシーを保持するかどうかを選択できるようにするためのツールを開発者に提供するだけだと述べ、この疑惑を否定している。


「DAppごとに情報開示の概念が違うため、そのような発想になるのです。これをプロトコルレベルでやるのはまったく意味がないでしょう。(そうなれば)規制の勝者を選んで、その人たちと共同でプロトコルをローンチしなければならないことになります。悪いけど、昼食に群がってわざわざバッタを食べるような真似はしないので。」
I'm not in the eat grasshopper for lunch crowd.

このアカウントは、発表を誤解していた可能性が高いことを認め、疑惑を撤回した。しかし、IOGの研究論文には、バックドア付きのカルダノプライバシートークンに関する抄録があり、今もなお、そのことが言及されている。

【用語】
zk-SNARKの説明はコチラ

リング署名
グループメンバーなら誰でも署名が可能で,かつ検証者に対して,匿名性を保証できるグループ署名方式の1つ。しかし、この匿名性が完全に保証されているため,署名後何らかの問題が発生し、どのメンバーによる署名であるかを特定する必要がある場合にも、署名者の開示は不可能である。

【引用元】
Cardano: New privacy coin will massively increase value of ecosystem – Differences to Monero

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カルダノのアルゴリズム型ステーブルコイン「Djed」が2023年1月にローンチ!「Djed Pay」も開発!!



2022年11月21日付の記事

タイトル:カルダノステーブルコイン「Djed」、ローンチ日を発表

カルダノのステーブルコイン「Djed」が、2023年1月に同ネットワークのメインネット上でローンチする予定となっている。

ブロックチェーン決済ネットワークであり、カルダノのアルゴリズム型ステーブルコイン「Djed」の発行元でもあるCOTIは、このステーブルコインが数カ月間の待望を経て2023年1月についにメインネットでローンチされることを発表した。

COTIは、月曜日に開催された2022年のカルダノサミットで、その決済ネットワークのCEO、Shahaf Bar-Geffen氏が発表したとおり、自身の公式Twitterハンドルを通じて、この展開にスポットを当てた。この発表は、前回のVasilハードフォークの延期によるメインネットの立ち上げの遅れを公開したことに続くものである。

COTIは、「CardanoSummit2022のメインステージで@shahafbg(COTIのCEO)が発表したように、カルダノの過剰担保型ステーブルコイン『Djed』が2023年1月にメインネットで稼働することをお伝えできるのはとても嬉しいです。」と、公式発表のMediumリンクを共有しながらツイートしている。


COTIのツイート
「CardanoSummit2022のメインステージで@shahafbg(COTIのCEO)が発表したように、カルダノの過剰担保型ステーブルコイン『Djed』が2023年1月にメインネットで稼働することをお伝えできるのはとても嬉しいです!」

発表の全文はこちらです。(リンク)
Update From the Cardano Summit Main Stage: We Have a Date!


発表によれば、この過剰担保・アルゴリズム型ステーブルコインの完全監査の成功を受け、2023年1月中をローンチ日として確定したとのことである。さらに、カルダノ財団とCOTIは、店舗がDjedを決済手段として取り入れることができる決済プラットフォームと暗号通貨決済ゲートウェイ「Djed Pay」を立ち上げることを発表した。


この発表は、COTIがDjedに関する開発の取り組みについてコミュニティに報告してからわずか2カ月後のことで、これにはプライベートテスト環境でのカルダノノードバージョン1.35.xを効率よく処理するためのオフチェーンコードをアップデートするという動きもある。

Bar-Geffen氏は、COTIとInput Output Global (IOG)が共同で開発に貢献し、そのステーブルコインを成功に導くために努力したことを挙げ、Djedを立ち上げたことの意義を強調した。

「最近の市場の出来事から、ボラティリティからのセーフヘイブン(変動が大きく不安定な為替相場で比較的安全とされる通貨、避難通貨)が必要であることが改めて証明されましたが、Djedはカルダノネットワークでこのセーフヘイブンの役割を果たすことになるでしょう。ステーブルコインが必要なだけでなく、非中央集権的で、Proof of Reserve(PoR、カストディアン[中央集権的な暗号通貨取引所など]が実際に資産を保有していることを確認するため、第三者が実施する独立した監査)をオンチェーンで実行するコインが必要なのです。」とBar-Geffen氏は述べている。


今回の発表では、ローンチと同時に、これまでに築いたパートナーシップ40件のうち、選ばれた一部のパートナーおよび分散型取引所(DEX)とこのステーブルコインを統合することが明らかになっている。Djedが統合されるDEXは、このステーブルコインを活用し、流動性に貢献した顧客に対する報酬というかたちでインセンティブを提供する予定である。

Djedのパートナーシップと開発のタイムライン

ローンチ前に、Djedの採用を促進するため、いくつかのパートナーシップが形成されており、The Crypto Basicはその一部にスポットを当ててきた。7月、COTIは、以前の報告に続き、5つの新しいDjedのパートナーシップを開示した。

8月には、マーケットメーカーであるカルダノDEX、WingRidersとのパートナーシップが形成されている。さらに、オンチェーンRPGゲーム「カルダノウォーリアーズ」との提携により、プレイヤーはADAの代わりにDjedを決済手段として使用できるようになる。Empowa(アフリカの不動産関連のRealFi BC PJ)とAxo(取引プラットフォーム)もこのステーブルコインの統合に関心を示している。

Djedの開発目標

メインネットローンチを含め、COTIは2023年のDjedの開発目標をいくつか明らかにした。

Djed 1.1.1:このバージョンは「ミニマル(最小限の)Djed」と呼ばれるもので、Vasilハードフォークとの互換性を特徴とする。また、このバージョンは流動性が制限されたベータ版とする予定だ。流動性はその後のバージョンで増加させることになる。

Djed 1.2:このバージョンも「ミニマル(最小限の)Djed」と呼ばれるものになる。拡張性を高めるためのリファレンススクリプトを導入するVasilの機能を活用することによって、前バージョンと差別化する予定である。

Djed 1.3:拡張Djedバージョン。COTIによれば、このバージョンでは、動的な料金や価格が表示されるようになるという。さらに、流動性を高めるためのステーキング対応などの機能も追加されることになっている。

このほかにも、COTIチームは、ステーブルコインに必要なあらゆるアップデートや改善を加えることを明らかにした。顧客やパートナーが確実に最高の恩恵を受けることができるよう、関与する全チームがたゆまず取り組んでいくという。

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2022年11月21日

カルダノのサイドチェーン「Midnight」に続き発表された「DUST」トークンの正体とは?! ADAの価値に影響はあるのか?



2022年11月20日付の記事

タイトル:カルダノがDUSTトークンを発表、既知の内容は以下のとおり。

Tomiwabold Olajideさん
「カルダノユーザーがDUSTトークンの正体に迫ります。」

免責事項:ここに記載された見解は投資アドバイスではなく、情報提供のみを目的としています。また、必ずしもU.Todayの意見を反映したものではありません。あらゆる投資や取引にはリスクが伴うため、意思決定の前に必ずご自身で調査をお願いします。失っては困るお金を投資することはお薦めしません。


カルダノは先日、ゼロナレッジデータ保護ベースのサイドチェーン「Midnight」、そして、このあと登場するトークン「DUST」を発表している。

$metaclayさんのツイート
「DUSTはADAの価値を下げることになりますか?真面目な質問です。なぜ別のコインなのかを知りたいのですが。」

ADA whaleさんのツイート
「いいえ、ADAの価値を下げることはありません。それは別のチェーンの話で、その別のチェーンのネイティブトークンとして、他のトークンと同じく独自の存在意義を帯びてくるはずです。ADAの最大供給量と排出スケジュールに変更はなく、DUSTによって(DUSTを保有しているからといって)、カルダノのコンセンサスや収益などを決める座に就けるわけではありません。」

Midnightの詳細情報が今も入りつつあるなか、そのトークンであるDustについてはほとんど何も知られていない。このため、何人かのカルダノユーザーは、DUSTトークンとは一体何なのか、そして、その後に続くであろうユースケースについて疑問を抱いている。

また、DUSTがローンチされれば、カルダノブロックチェーンのネイティブ暗号通貨、ADAの状況はどうなるのかとの憶測も出ている。

このような憶測に対し、カルダノに特化したTwitterアカウント「ADA whale」は、DUSTトークンについてこれまでわかっていることを紹介している。ADA whaleは、DUSTトークンは別のチェーン上に存在するもので、他のトークンと同じく、その存在意義を獲得するはずであるため、ADAの暗号通貨としての価値を下げることはないだろうと考えている。

さらにADA whaleは、「ADAの最大供給量と排出スケジュールに変更はなく、DUSTによって、カルダノのコンセンサスや収益などを決める座に就けるわけではない」と付け加えた。

Midnightブロックチェーン上でDUSTをガスとして使用する可能性について、ADA whaleは「そういう考えもあると思うよ、うん。」と言っている。

ただし、DUSTはまだローンチされていないため、ユーザーは詐欺や偽トークンに注意する必要がある。

Midnightの詳細情報

公式サイトによれば、Midnightは、連携、商業、表現の基本的な自由を守りながら、機密性の高い商業データや個人データを保護するデータ保護ベースのブロックチェーンとなる予定である。

その基礎となる研究は、IOGが2年前に発表した「Kachina」という論文で、プライバシーを強化したスマートコントラクトに踏み込んだものである。

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2022年11月20日

カルダノ(ADA)業界初の標準「エジンバラ分散化インデックス(EDI)」を発表!ユーザーの資産の追跡と透明性の確保に向けて…



2022年11月20日付の記事

タイトル:カルダノの設立企業とエジンバラ大学による分散化インデックスが、ユーザーの資産の把握を支援

業界初の試みとして、Input Output Globalとスコットランドのエジンバラ大学は、まだ確定していない方法論によって、デジタル資産の継続的な追跡を提供する。

エジンバラ大学とカルダノネットワークを構築するInput Output Global(IOG)が提携し、ブロックチェーンの分散化指数(インデックス)を作成することをIOGが自らのブログで発表した。この新サービスは、この種のものとしては初めてで、同大学で開発された「研究に基づく」方法論を用いるとのことだ。

IOGによれば、エジンバラ分散化インデックス(Edinburgh Decentralization Index、EDI)は何カ月かかけて開発が進められ、11月18日にエジンバラで紹介されたもので、まだ稼働はしていないとのことだ。

「このトラッカーについて最初に踏んだステップは、エジンバラ大学の研究者が作成した分散化の指標とそれをインデックスにまとめるために考えられた方法論を詳述する研究論文の作成です。その後、他の業界のインデックスと同じように運用する予定です。」

EDIがローンチすれば、「継続的に計算され、見直される方法論に裏打ちされた」資産のライブトラッキング(リアルタイムでの追跡)ができるようになるのだ。

現在、デジタル資産の分散化のための標準はない。「現在欠けているのは、プロジェクトがどの程度まで分散化されているかを定義する普遍的に受け入れられた業界標準です。EDIがあれば、ユーザーが参入しているものについて完全な透明性を確保することができます」と、IOGのCEO、チャールズ・ホスキンソン氏はブログ記事で述べている。ホスキンソン氏は、現在、デジタル資産がどの程度まで分散化されているかをユーザーが判断する術がないことを示唆している。

Romain Pellerin氏(IOHKのCTO)のツイート
「アゲロス・キアイアス教授らによる
『エジンバラ分散化インデックス』の発表がありました。

バリデーターの数やシステム(コンセンサスプロトコル)に対するパワー(重み)を計測するのみならず、ブロックチェーンネットワークの分散化を測定するものです。

これは我々の業界にとって大きな飛躍です。」

分散化自体は品質を保証するものではないが、ここ数カ月の間に起きた中央集権型の暗号資産プラットフォームの惨状は、そんなプラットフォームに新たな懸念を掻き立てるものだった。CoinbaseとAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ、VC企業)の元エグゼクティブ、Balaji Srivasan氏は、「確立されてしまえば、暗号資産を支配したくなるものだ」とツイートしている。「FTXが勝っていたら、中央集権によって支配していただろうし、負けたら負けたで、規制による支配が望まれる。消費者保護という目的などどこにもないのだ」と。

KadenaのCEO、Stuart Popejoy氏もほぼ同じだが、その見通しはもっと穏健派寄りである。「CeFiは、今日では「必要悪」であり、おそらくこれからも常にクリプトの分野ではそれなりの役割を担うでしょう」とツイートしている。「答えを言えば、ブロックチェーンの原点である分散化と透明性に戻ることです。DeFiは明白な解決策のように見えるかもしれませんが、明白な理由もそうでない理由も含めて、未だCeFiに取って代わることはできていません。核となる問題はスケーラビリティです。」

さらに、分散化は、少なくとも米国では、暗号資産が証券であるかどうかの判断の中心に据えられており、これが今後の規制の進展の中心的な問題点となっている。

【引用元】
Decentralization index from Cardano builder, U of Edinburgh will help users understand assets

IOGのブログ
The University of Edinburgh and IOG introduce the Edinburgh Decentralization Index

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2022年11月19日

カルダノにとってプレマイニングされたADAは大きな問題。そんな神話を打ち砕く。







2022年11月3日に配信した内容の記事

【引用元】
Myth busting: Pre-mined ADA is a big issue for Cardano

プレマイニングされたコインを使用すると、そんなプロジェクトは詐欺に違いないと主張する人がいる。公平なコインの分配ができるのは、マイニングに参加した人に報酬が行くPoWコンセンサスだけだというのだ。ADAコイン(以下、ADA)は、2015年から2017年にかけて一般向けに販売された。ここでは、カルダノが「プレマイニングされた」というだけで詐欺なのかどうかを考察する。

要約
●「プレマイニング」とは、コインが公開される前、もしくはブロックチェーンが起動する前のコインの採掘をいう。
●カルダノはプレマイニングされたADAを公平に分配していた。
●ビットコインがローンチした当時は、さほど分散化されておらず安全でもなかったが、気にする者はいなかった。現在は、ブロックチェーンがローンチするのはそう簡単ではない。最初からセキュリティーがしっかりしていなければならないからだ。
●Satoshiはビットコインを1,125,140枚所有している。その枚数はプレマイニングされたものと考えていいのか。
●ブロックチェーン・ネットワークを生成したチームはいずれも報酬を得るに値する。
●イニシャルコインの分配にVCファンドが参入することの意味合いを知るのは良いことだが、プロジェクトそのものに致命的な影響を及ぼすとはかぎらない。
●ADAの初回販売は中央集権的に実施されたが、このことが現在のカルダノネットワークの分散化に影響を及ぼしたわけではない。
●カルダノはPoSコンセンサスに切り替わった初日に分散化された。
●初回のADAの配布を気にする人がほぼいないのは、Satoshiのコインを気にしない人が多いのと似たようなものである。

ブロックチェーンを安全に立ち上げるには

パブリックブロックチェーンを安全に立ち上げるのは、比較的複雑な作業である。ビットコインのネットワークが公開されたとき、それを知っていたのはSatoshiと数人の友人だけだったため、Satoshiにとっては簡単だった。それは実験的なものであり、仮に洟から失敗していたとしても、多くの人が経済的損失を被ることはなかったのだ。ハッシュレートの大きさから見て、51%攻撃が比較的容易だったのに、それを試みる者はいなかった。多くの愛好家がラップトップでBTCの採掘を始めたが、コインに市場価値がなかったため、多くの場合、単なる楽しみのためだった。

マイナーが徐々にマイニングに関与するようになるにつれ、ハッシュレートも増えていった。これは、ハッシュレートは上がっているが、マイニングに関わることが難しくなっていることを除けば、現在も同じである。このため、小規模なマイナーが減少し、代わりに少数の起業家の手中に収まるような大規模なマイニングホールが建設されている。

今日、状況は違ってきている。事実上、いつでも攻撃が可能であるため、ブロックチェーン・ネットワークの立ち上げは、最初の段階であっても、以前より困難になっている。カルダノは、IOHK、カルダノ財団、Emurgoの3つの主体によって維持される少数のノードによる連合ネットワークとしてスタートした。2020年、Proof-of-Stakeコンセンサスに移行し、移行期間中にADAがユーザーに十分行き渡るよう分配する必要があった。

カルダノのセキュリティーは、ビットコインと同じように最小から最大へと数年をかけて徐々に成長するというわけにはいかなかった。PoSへの移行期には、分散性と安全性を可能な限り高くしておく必要があり、プロジェクトの目標は、セキュリティーを維持し、それを高め続けることが理想だった。

黎明期には、ビットコインのセキュリティーや分散性が低くても気にする人はいなかった。ビットコインのローンチ後、採掘された1ブロックあたりの報酬は50BTCだった。Satoshiは1,125,150BTCを採掘し、これは現在まで使われておらず、計22,500ブロック分に相当する。Sastoshiはおそらく2009年1月から7月にかけて自身で採掘したと考えられる(一人で採掘したと仮定すると、これだけのブロックを採掘するには156日かかる)。実はチーム全体がSatoshi Nakamotoというペンネームの背後に隠れているかどうかはわからないが、そのことはあまり重要ではない。

PoSに切り替わる前、カルダノのテストネットに登録し、自分のプールを始めようと思えば、それは誰にでもできた。ADAの所有者はテストネットでステーキングを学んだ。プールの運営者とステイカーは教育・訓練を受ければ、カルダノメインネットでのPoSへの移行が可能になった。テストネットでは、test-ADA(tADA)を獲得することができ、この報酬がカルダノのメインネットに移され、人々に渡された。

希望すれば誰でもADAを購入し、カルダノネットワークの立ち上げに参加することができた。

プレマイニングされたコインとは何か

「プレマイニング」という用語は、コインが公開される前、もしくはブロックチェーンが起動する前のコインの採掘を指す。プレマイニングは、利害関係者に販売する前に内部グループのためにコインを生成するプロセスとその実践の両方をいう。このプロセスは本質的に中央集権的であり、通常はブロックチェーン・ネットワークの立ち上げを計画しているチームによって管理されている。

プレマイニングは、新興企業の新規株式公開(IPO)前に従業員に株式を提供する慣行に似ている。暗号通貨界では、開発などの資金調達のために、チームがコインの一部を保有するのが一般的である。また、一部のコインは利害関係者に売却される。コインの販売が公正であるかぎり、原則としてこのプロセスには何の問題もない。

私たちの観点では、コインの売却は入札者全員にとって公平でなければならない。もし、チームがコインのうちかなりの枚数を自身やベンチャーキャピタルファンドのためにとっておいて、全体のうちほんの一部しかパブリックセールに充てていないのであれば、このコインの分配は公正であるとは言えない。たとえば、コインのセールを数回に分けて実施し、最初のラウンドにはベンチャーキャピタルファンドと高額入札者だけを招待するというようなやり方はダメだ。初回ラウンドのコインをその後に続くラウンドより安くするのは構わない。通常、少額の入札者は、コインの総数のうち少しの割合しか購入できず、しかも不運なことに高値で入札することになる。

いかなるプロジェクトも、とりわけ未来のユーザーのことを思えば、コインの分配はできるだけ公平にすることを目標とすべきだ。初回のコイン配布にありがちな問題点とは、最も儲かる購入の時期が最初の短期間であり、後から来た人は皆、何らかの不利益を被ってしまうことである。しかも、最初の時期に買うのが最も有利であったという事実は、たとえばブロックチェーンがローンチした5年前やパブリックセールによってコインを流通させた当初よりもコインの市場価値が高くなった現在の状況下でやっと明らかになったのだ。

もちろん、失敗するリスクはプロジェクトの初期段階の方が高い。カルダノで言えば、パブリックセールで最初にコインを流通させた関係者が最も大きなリスクを負ったと言える。今日、コインの購入者は、カルダノのネットワークが機能し、チームが最初に約束したものを提供できていることを確認できるため、リスクが少ない。

多くのプロジェクトに関する非難でよくあるのが、プロジェクトが約束したことが実現した時点でコインを投げ売るVCファンドの参入である。コインの市場価値は、後から来た入札者が購入することによって数倍になっていた可能性もある。VCファンドは、プロジェクトのマーケティングやプロモーションを支援し、パートナーシップを組むことも可能である。最初のコインの流通にVCファンドが関わると、利益が出たときにコインを売却するリスクは常にある。その結果、コインの市場価値が大きく下落することもある。

VCファンドの参入が何を意味するかを知るのは大事である。しかし、プロジェクトそのものに致命的な影響を及ぼすとはかぎらないと言うことも重要である。ユーザー数を十分に集めれば、プロジェクトはこの段階を乗り越え、成功することができる。コインを所有することに経済面での合理性があれば、コインの価値は再び上昇する可能性がある。これは個人にも言えることで、合意形成(コンセンサス)の意思決定力を分散させ、所謂プロジェクトを分散化させるためにコインが用いられれば、通常は有利に働く。

プレマイニングされたADAの販売

カルダノは、プレマイニングされたADAを公平に分配していた。ADAバウチャーの流通は、2015年10月から2017年1月初旬までアジアで4段階に分けて実施された。チームは将来起こりうる問題を避けたいと考え、KYC(Know Your Customer)のガイドラインに従った。暗号通貨界隈では初めてのことだ。さらに、配布のプロセスについても監査が実施された。VCファンドは明示的には招待されておらず、著者の知るかぎりでは、VCは参加していなかった。

一般向けには259億2707万538枚のADAが販売された。これは最大供給量の450億枚の約57%に相当する。Genesisブロック(最初のブロック)では、ADAはカルダノ財団、Emurgo、IOG (IOHK)と、3つの団体に分配された。カルダノ財団は6億4817万6761ADA、Emurgoは20億7416万5644ADA、IOGは24億6307万1701ADAを受領した。セールでは108,844.5BTCを稼ぎ、8,000BTC以上がカルダノ財団に寄付された。

プロジェクト開始時には、合計311億1248万464ADAが配布された。138億8751万5354ADAがカルダノプロトコルのために確保され、現在は通貨拡大(報酬とプロジェクトのtreasury[財務金庫])を経由して流通している。

ADAの初回セールは中央集権的に実施されたが、このことが現在のカルダノネットワークの分散化に影響を及ぼしたわけではない。カルダノの所有者は、ADAを保有する人々である。ADAは、プールを生成するにも、プールに権限を委任するにも重要である。ブロック生成の観点からは、カルダノは完全に分散化されたネットワークである。ADAの初回セールによって、分散化が確保できたと言える。PoSブロックチェーンを立ち上げるのに、これ以上に優れた方法は他にはないだろう。カルダノはPoSコンセンサスに切り替わった後、初日に分散化された。IOGチームはいくつかのプールを運用していたが、そのことを批判することはできない。それは、ブロックチェーンのローンチ後、しばらくの間、世界で唯一BTCを採掘していたSatoshiを批判するのと同じことになってしまう。ネットワークが円滑に動いているのを確認すべきはチーム以外に誰がいるだろうか。

プレマイニングされたコインを気にする人は本当にいるのか

私たちの見解では、プレマイニングされたADAがカルダノにとって問題になることはない。カルダノはADAを公平に分配していたし、PoSはこれ以上ないほどに優れた方法でローンチできたと思う。かつてコインを買った人も現在コインを買っている人も、そのことで困っていないのであれば、誰が本気で気にするだろうか。

プレマイニングされたコインに対して最も大きな声で批判しているのは、コインを分配できる唯一の公正なシステムはPoWであると信じているPoWネットワークのファンである。ビットコインの場合、プレマイニングされたコインはなく、マイニングこそ、報酬が得られる唯一の手段であるとされている。

Satoshiは当初、BTCを自身で採掘していたため、Satoshiのコインはプレマイニングされたものと考えることができるのを忘れてはならない。Satoshiは、ハッシュレートを提供する報酬としてコインを得たが、私たちからすれば、他の誰も持っていなかった利点だったと言うことができるし、半年間、ラップトップをフルパワーで動かしていても、経済的に高くつくことはなかったと言える。Satoshiは、2100万BTCのうち5%以上を永遠に所有することになる。いかなるチームも、ブロックチェーン・ネットワークを作り上げたのだから、報酬を得るに値する。SatoshiはIOGチームと同じように報酬を手に入れた。それぞれ違う方法で手に入れたとしても、どちらか一方がもう一方よりも良いと言うのは公平ではない。敢えて言うが、多くの人がSatoshiのコインを気にしていないのは、カルダノの場合、ADAの初回の配布を誰も気にしていないのと同じである。なぜそう思うかというと、ほとんどの新規参入者は過去のことはさほど気にせず、むしろ現在と未来を気にするからだ。今時のBTCマイニングは企業が手掛ける事業であって、ほとんどの新規参入者は今から始めようとはしない。それをするくらいなら、BTCは中央集権的な取引所で購入するだろう。新規参入者がコインを買うことを余儀なくされ、ビットコインプロトコルからの報酬としてコインを得る方法がないのなら、プレマイニングされたコインのことなど誰が気にするだろうか。

ADAを購入するのは、ほとんどがステーキングのためだ。購入者は、報酬として新しいADAを手に入れたいと思っている。これは、ネットワークの分散化に対する関心度とみてもよいだろう。ASICマイナーの購入は、基本的にこれと大変よく似た原理である。報酬を得る資格を得るには初期投資をしなければならない。

もし、誰かがADAを買うとしても、コインの初回の分配について知っているであろうし、それを批判しようとはしないだろう。人は、自分の利益が第一で、社会への福祉は二の次なのだ。「コインがプレマイニングされたのだから詐欺に違いない」という議論よりも、プールの運営やステーキングに対する報酬などの方が重要で、その次に分散化の質、実世界での利用、プロジェクトの使命やビジョンといったものが重要なのだ。

IOGチームは今もカルダノプロジェクトに取り組み、新たな改良を加えている。このプロジェクトは2014年に始まり、多くの学術的研究、流動性ステーキングによるPoS、まだハッキングされていないPlutusプラットフォームなどを生み出してきた。IOGチームには、数百人の従業員がいる。ソフトウェア開発は、大変費用の嵩むプロセスであり、開発資金がなければカルダノは、今日のような形でここに存在することはなかっただろう。

結論

ビットコインの誕生に対するSatoshiの貢献を軽んじたいわけではないが、基本的には既存のテクノロジーを組み合わせただけであることを忘れてはならない。PoW、非対称暗号、ブロックチェーン、分散ネットワーク、ハッシュ関数などは、既存のテクノロジーを繋ぎ合わせるだけで十分だった。その成果は素晴らしいものだったが、新しいものを開発するために投資する必要はなかったのだ。IOGチームの努力の賜物によって今日私たちが手にしているものは、プレマイニングされたADAに投資するに値するものであったことは確かである。

ビットコインのローンチという魔法は、PoWにある。ラップトップを走らせ、報酬を待つだけだ。Satoshiではおそらく、PoSネットワークを立ち上げることはできなかっただろう。なぜなら、初回のコイン配布の時点で問題にぶつかっていたことが考えられるからである。プールの運営やステーキングには、コインの所有権が必要となる。Satoshiがしばらくの間、興味を示す人に無料でコインを送り、その後、その他の人が公開市場で買わなければならないとしたら、公平ではないということになる。チームが違う方法でブロックチェーンを立ち上げたことを理由にカルダノを批判するのは愚かなことである。他にも多くのネットワークがあって、ハッカーが攻撃の準備をしている時にPoSブロックチェーンを実行するには、2009年とは異なるアプローチが必要だった。IOGチームはそれを正しく実行しており、プレマイニングされたADAは問題にはならない。少なくとも、多くの批評家が考えるほど大きな問題ではないはずだ。

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カルダノ財団がWhiteBITと提携した今、ADAは買う価値があるか



2022年11月17日付の記事

●カルダノ財団が欧州のトップクラスの暗号通貨取引所と提携した。
●ADAの価値は、過去7日間で19%シフトしています。
●カルダノの取引量は、過去24時間で6%減少した。

カルダノ(ADA/USD)は、ヨーロッパの大手取引所、WhiteBITでの先物取引が可能になり、動きが活発になっている。

カルダノは、IOHKとチャールズ・ホスキンソンによって設立・開発されたProof-of-Stake(PoS)ブロックチェーンプラットフォームである。


WhiteBITとのパートナーシップは成長の起爆剤

2022年11月16日、WhiteBITはブログ記事で、カルダノの最新ニュースとして、カルダノ財団と提携し、ユーザーがADAの無期限先物取引ができるようになったことを発表し、連携の第一歩を踏み出した。

また、これをきっかけに、この取引所プラットフォームでは、最終的に他にも数多くの独自の活動を提供することができるようになり、Cardano Summitに参加する意向である。

カルダノ(ADA)は買うべき?

2022年11月17日、カルダノ(ADA)の価値は0.323ドルでした。

暗号通貨カルダノ(ADA)の史上最高値は2021年9月2日で、3.09ドルだった。この暗号通貨は現時点より2.767ドル高、つまり史上最高値では856%高かったことがわかる。

カルダノ(ADA) の7日間のパフォーマンスを見ると、安値は$0.317813で、高値は$0.377918、ここでは、0.060105ドル、つまり19%増加している。

24時間のパフォーマンスでは、カルダノ(ADA) は安値が $0.324318 で、高値は $0.336834 で、4%、つまり0.012516ドル上昇した。

そのため、トレーダーや投資家は、2022年11月末までに$0.42まで上昇する可能性があるとみて、ADAを購入するチャンスを掴む必要がある。


【引用元】
Is ADA worth buying after Cardano Foundation partners with WhiteBIT?


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