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2022年11月27日

【第三回】IO ScotFestでのチャールズ・ホスキンソン氏による基調演説「Voltaire時代」13:22〜21:13 〜ガバナンスに憲法や機関が必要な理由〜



2022年11月18日配信の上記の動画の内容です。



【第二回】の記事はコチラ


(以下、講演内容)

ホワイトボードに記載された内容

Rules(ルール、規則)
Constitution(憲法、規約)
↓CIP
Machine(機械)
Understandable(理解可能な)


基本的に、1台の大きな普通の機械としましょう。
そういうのはどうですか?
長い間、私がずっとやりたかったことで、来年、私たちはそれをCIP1694でやったのと同じように実行します。

これを書いていくんです。
他に良い言い回しが見つからないので、これを「CIP憲法」と言いますね。
いくつかのアイデアを出していきますから、それを気に入るか、気に入らないか、嫌だと思うかを見ていって、そのまま続けて、ワークショップでとことん検討して、最終的にこれならやっていけると思うことに行き着くまで続けるのです。

さあ、面白いことになりましたね。
投票システムがあれば、憲法を承認するために投票することができます。
どうですか?

憲法があれば、その本文を取り上げて、変換させて、再検討して、それぞれの取引に当てはめていくことができ、そのときに誰かがその取引に署名すれば、ソフトウェア利用許諾契約を締結したようなかたちになりますよね?

しごく簡単なことです。

それが分散型憲法、分散型ガバナンスについて話が始められる1つの方法です。

それがどこへ向かっていくかは見当がつきませんが、そこがVoltaireを選ぶポイントであり、理由でもあります。なぜなら、Voltaireは、生涯を通じて多くのエッセイを書き、さまざまな理由から民主主義についてかなりの批評をしていたからです。

しかし、それと同時にVoltaireは、いささか民主主義に魅せられている部分もあって、大変、逆説的な人物ではあります。直接民主主義や議会制民主主義、立憲民主主義など、その性質を対比させて考えてみると、そんな風になるのでしょう。

このような性質のものをいずれも機能させるには、何が必要かをよく考える必要があります。

また、だからこそ、私たちは一緒に生活していますし、一つになってそれを実行しているのは素晴らしいことです。

さて、3つめですが、私たちにはinstitutions(機関)が必要です。

分散化で問題になるのは、実際には、分散化が行き渡ると、仲介者は残らず排除してしまおうとなって、間接的には機関というものを潰しにかかってしまうことです。

全員が王国であり、自己主権型の世界です。

B Institutions(機関)
deal with complexity(複雑さに対処する)


いわば、機関とは、複雑さに対処するために私たちが構築するものです。

というのも、そこら中にいる人の多くが原子力発電所の建設方法に関してその分野の専門家ではありませんし、脳外科手術に長けているわけでもなく、暗号解読者だったりゲーム理論者だったりするわけでもありません。

そういう人たちはいることはいますが、そのような人たちは正式な学会としての機関や専門職同士の繋がり、報道機関、査読のプロセスや認可や証明書の発行を請け負う機関などを構築する傾向にあります。

なぜでしょうか?それは、自分たちがしていることには標準(standard)があると言おうとしているからです。私たちは人々にその標準に達していることを求め、その機関の集合的な知識をうまく管理してほしいと願い、その機関に貢献するのみならず、代々、それを受け継いでいける能力を求めているのです。

良い機関がなければ、良いガバナンスを持つことはできません。

素晴らしい憲法を持てるといっても、言論、宗教などの自由とは何かを本当の意味で理解する人がいなければ、そうはなりません。

最高裁判所なしでそこの憲法の意味を誰が解釈するのでしょうか。
法律学者がいなかったら、憲法とは何なのか(わかるでしょうか)。

素晴らしい民主主義があっても、
問題は、どのように意思決定を下すかです。

ADAホルダーの皆が皆、ゲーム理論やプログラミング言語などの分野の専門家だったりするでしょうか?皆、「もっとスピードが速くて安ければいいな。」と言うでしょう。それでいいです。それをする方法は26通りありますから。

では、どの方法から選びますか?
そう聞けば、相手は「メリットとデメリットは何でしょう(trade-offs)?」と聞いてくるでしょう。
そう、誰か助けてくれる人がいればいいのにということです。政府に目を向けてみれば、米国には、議会予算局や米国会計検査院があります。

Think Things Tank(定訳なし。シンクタンク?)があります。
あらゆる種類のものが存在し、複雑な物事を分析して、報告書を書くというサービスを提供しています。
また、人は「それについてはここでは賛否両論あって、党派心の強い人、特に政治的に偏った人もいれば、中立的な人もいるんですよね。」と言ったりもします。

そのような人々から何らかのかたちで同意を得るには、機関を利用するのが一番です。

なので、カルダノがプロトコルとして成功するためにカルダノが求める機関とは何かについて、私たちは多くの思考を重ねました。

そして、私たちはこれを皆さんに投げかけて検討すればいいとの考えを思いつき、これを「MBO(Cardano members-based organization=カルダノメンバーベースの組織)と呼ぶことにしました。

ところで、これは下手くそなネーミングですから、まず、ビジネスの順番として、皆さんがやるべきは、ネーミングを考え直すことです。

そういうわけで、私たちは、さまざまに異なる関心事を寄せ集めてフィルタリングする(篩にかける)ポイントとしてMBOを築きました。
私たちは年初からこの話し合いを始め、さまざまなオープンソースのプログラムやプロジェクトと嚙み合わせました。

Linux財団やApache(Apache HTTP Server)の人たちなど、あらゆるところにかけあって、カルダノ財団がしたように、オープンソースの専門家を雇ったりして、結論としては、とにかく何かやってみようということになりました。メンバー自身で運営、実行し、委員会のスタッフを揃えて、優良なオープンソースプログラムに見えるようにし、技術運営委員会、ガバナンス運営委員会などもやっていけるものを設立するんです。

そして、皆に参加してもらいます。
ADAホルダーなら誰でも参加できて、カルダノ上で何かを構築することができるし、歓迎しますよ。カルダノは、私のものであるのと同じくらいあなたのもので、そして他の皆のものでもあるのですから。

ここで大事なのは、カルダノの日々の複雑さを篩にかけ、ロードマップのようなものに集約し、CIPプロセスを導いて、物事のあらゆる複雑性を整理できるよう支援することです。なぜなら、最後に投票権を手にするのはあなただからです。でも、投票しようとしているものに関してちょっとしたアドバイスをくれるところがあったらよくないですか?

あなたの選択することについて、支配する人はもういません。

そういうことです。

ショーを演じているのはIOではありませんし、長いことそれはやっていません。
明らかに財団でもありません。
私たちではないんです。
さて、それは何を意味するのでしょうか?

それは、運営するのはあなただということです。
それが、私たちがあなたに託さなければならない信用で、私にできるのは、機関を構築することや憲法を書くのを手伝ったり、私が思うことについてガイダンスを提供したりすることだけで、発言権をあなたに委ねるのが一番良いのですが、最終的にはその発言権はあなたの、あなただけのものなんです。

(おさらい)
@ Representation(代表制)
Consent(同意)

A Rules (ルール、規則)
Constitution(憲法、規約

B Institutions(機関)



これまでになく初めて、多くのコード、多くの設計が、実に素晴らしく参加率の高いスケーラブルな投票システムになっていきます。

皆さんは何らかの方法でこのシステムに紐づけるデータを保有しています。

憲法やそのようなルールを書き終えて、ある程度のことが盤石になってきたことにカルダノの全ユーザーが絶対的な確信を持てるようにし、変更については圧倒的な必要性に迫られ、そのプロセスが明らかになるまでは変更できないようにします。

そして、必要な透明性のある機関を特定したら、MBOがフィルタリングと集計ポイントとなります。私たちも含めて皆で集まって、互いに話し合う場所にするのです。私たちにはそういう場所が切実に必要だからです。


しかし、必要としているのは機関だけでなく、注意深く見ていれば、私がゆっくりとこっそりと学術界に「Hoskinson Center for Formal Mathematics(形式数学のためのホスキンソンセンター、カーネギーメロン大学)」のようなものを作ったり、ここではエジンバラ分散化インデックス(指数)(EDI)を用いたことをしていたりするのに気付くでしょう。これもある意味、機関として機能しているものですが、EDIの場合、特殊なこともしています。ここにいる皆さんは、選んだ選択肢がカルダノを中央集権化させるものか、分散化するものかを理解する必要があります。

また、人は物の見方が偏る傾向にあるため、忠告してくれる客観的で中立的な組織が必要です。
EDIはあなたの北極星になります。
機械に憲法を理解させるなら、証明や形式言語を書き記すことに長けていなければなりません。おそらく、巷の優良なセンターなら、この手のことを考え、数学のためにそういうことができるんじゃないかと思います。

なかには、自由に実現するのに何年もかかるものもありますが、それ以外は、すでに来年には使えそうです。しかし、ここに挙げた要素をまとめ上げるには、ここがVoltaireの重要なポイントになります。

さて、私たちは何百万ドルにも相当する提案をし、このMBOの設立を支援しますが、細々とした悩みはたくさんあります。

しかし、これには間接的にでもあなた方に署名してもらう必要があり、そうでなければ、存在はできません。

(第三回は以上)

【免責事項】
・投資は自己責任でお願いします。
・本動画の内容については正当性を保証するものではありません。
・本YouTubeチャンネル、記事を利用して損失を被った場合でも一切の責任を負いません。
・内容によっては期限が限られているため、ご自身で問題ないことを確認してください。
・最終的な決定は、ご自身の判断でお願いします。

以上をご了承の上でご利用ください。



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