2022年11月20日付の記事
タイトル:カルダノの設立企業とエジンバラ大学による分散化インデックスが、ユーザーの資産の把握を支援
業界初の試みとして、Input Output Globalとスコットランドのエジンバラ大学は、まだ確定していない方法論によって、デジタル資産の継続的な追跡を提供する。
エジンバラ大学とカルダノネットワークを構築するInput Output Global(IOG)が提携し、ブロックチェーンの分散化指数(インデックス)を作成することをIOGが自らのブログで発表した。この新サービスは、この種のものとしては初めてで、同大学で開発された「研究に基づく」方法論を用いるとのことだ。
IOGによれば、エジンバラ分散化インデックス(Edinburgh Decentralization Index、EDI)は何カ月かかけて開発が進められ、11月18日にエジンバラで紹介されたもので、まだ稼働はしていないとのことだ。
「このトラッカーについて最初に踏んだステップは、エジンバラ大学の研究者が作成した分散化の指標とそれをインデックスにまとめるために考えられた方法論を詳述する研究論文の作成です。その後、他の業界のインデックスと同じように運用する予定です。」
EDIがローンチすれば、「継続的に計算され、見直される方法論に裏打ちされた」資産のライブトラッキング(リアルタイムでの追跡)ができるようになるのだ。
現在、デジタル資産の分散化のための標準はない。「現在欠けているのは、プロジェクトがどの程度まで分散化されているかを定義する普遍的に受け入れられた業界標準です。EDIがあれば、ユーザーが参入しているものについて完全な透明性を確保することができます」と、IOGのCEO、チャールズ・ホスキンソン氏はブログ記事で述べている。ホスキンソン氏は、現在、デジタル資産がどの程度まで分散化されているかをユーザーが判断する術がないことを示唆している。
Romain Pellerin氏(IOHKのCTO)のツイート
「アゲロス・キアイアス教授らによる
『エジンバラ分散化インデックス』の発表がありました。
バリデーターの数やシステム(コンセンサスプロトコル)に対するパワー(重み)を計測するのみならず、ブロックチェーンネットワークの分散化を測定するものです。
これは我々の業界にとって大きな飛躍です。」
分散化自体は品質を保証するものではないが、ここ数カ月の間に起きた中央集権型の暗号資産プラットフォームの惨状は、そんなプラットフォームに新たな懸念を掻き立てるものだった。CoinbaseとAndreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ、VC企業)の元エグゼクティブ、Balaji Srivasan氏は、「確立されてしまえば、暗号資産を支配したくなるものだ」とツイートしている。「FTXが勝っていたら、中央集権によって支配していただろうし、負けたら負けたで、規制による支配が望まれる。消費者保護という目的などどこにもないのだ」と。
KadenaのCEO、Stuart Popejoy氏もほぼ同じだが、その見通しはもっと穏健派寄りである。「CeFiは、今日では「必要悪」であり、おそらくこれからも常にクリプトの分野ではそれなりの役割を担うでしょう」とツイートしている。「答えを言えば、ブロックチェーンの原点である分散化と透明性に戻ることです。DeFiは明白な解決策のように見えるかもしれませんが、明白な理由もそうでない理由も含めて、未だCeFiに取って代わることはできていません。核となる問題はスケーラビリティです。」
さらに、分散化は、少なくとも米国では、暗号資産が証券であるかどうかの判断の中心に据えられており、これが今後の規制の進展の中心的な問題点となっている。
【引用元】
Decentralization index from Cardano builder, U of Edinburgh will help users understand assets
IOGのブログ
The University of Edinburgh and IOG introduce the Edinburgh Decentralization Index
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