カルダノのイーサリアムサイドチェーンが公開テストネットで稼動開始: カルダノ(ADA)の英文記事を追う！

2023年02月07日

カルダノのイーサリアムサイドチェーンが公開テストネットで稼動開始

2023年2月7日、U.Todayが報じた記事（Cardano's Ethereum Sidechain Goes Live in Public Testnet）の内容です。

タイトル：カルダノのイーサリアムサイドチェーンが公開テストネットで稼動開始

Gamza Khanzadaevさん
「カルダノがEVMベースのサイドチェーンの公開テストネットを開始します。」

カルダノの開発会社、Input Outputの発表によれば、サイドチェーン構築のためのツールキットの公開に続き、イーサリアム仮想マシン(EVM)上に構築された概念実証のサイドチェーンの公開テストネットワークが稼動しているとのことだ。

概念実証テストネットワークは一時的なもので、パイロットフェーズ中に定期的にリセットされる予定であることが明らかにされている。カルダノに興味のあるコミュニティのメンバーやステークプールオペレーターは、ウォレットを接続してネットワークをテストし、スマートコントラクトや分散型アプリケーションと対話するよう勧められている。

このようなイーサリアムとカルダノのネットワークを組み合わせたソリューションは、今回が初めてではない。たとえば、カルダノのEVM互換サイドチェーンであるMilkomedaは、かなり以前からメインネットワーク上で正常に動作している。現在までに、942万件のトランザクションがネットワークを通過し、ウォレットの数は11万1441件となっている。

しかし、今回リリースされたサイドチェーンは、Input Outputによって直接開発された最初のイーサリアム互換ネットワークだった。以前は、このようなソリューションを開発できることが、Vasilハードフォークによって得られるメリットの1つとして謳われていた。

互換性フェスティバル

イーサリアム互換のサイドチェーンのリリースは、カルダノのスマートコントラクトを記述するために使用されるプログラミング言語、Plutusの暗号プリミティブの近日中のアップデートと同じ週に実施される。

全体に、カルダノの開発と方向性は、その相互運用性とクロスチェーンの互換性を高めることに焦点が当てられていることがわかる。あらゆる種類のブロックチェーン、さまざまなレイヤーのネットワークが増え、業界全体が技術的に複雑化していることを考えると、その需要が正しく伝わっていると考えることができるだろう。

（記事は以上です。）

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