タイトル:Input Output Global:1151件のWeb3プロジェクトがカルダノで構築される
●Input Output Globalによれば、2022年時点で1000件以上のプロジェクトがカルダノ上で開発されているとのこと
●開発分野は、DEX、dApps、DeFi、ゲーム、レンディングソリューションなど
●ADAは$0.3376で取引され、時価総額上位第8位を維持
昨日、カルダノネットワークを支援するチーム、Input Output Global(IOG)は、12ページにわたるツイートで、前年度のブロックチェーンのパフォーマンスを詳述し、カルダノを基盤とするプロジェクトが1000件以上あったことに言及した。
プロジェクトの開発分野には、分散型取引所(DEX)、dApps、DeFiウォレット、ゲームプラットフォーム、レンディングソリューションなどがある。2022年にカルダノに参加したブラウザベースのカルダノ対応ウォレットには、YoroiWallet、AdaLiteWallet、GeroWallet、NamiWallet、FlintWallet、AtomicWalletがある。
IOHKのツイート
「1/
ウォレットからDEX、DeFiなど、1000件以上のプロジェクトがカルダノ上で構築されています。では、カルダノエコシステムの健全性を見てみましょう。
カルダノのプロジェクトが増加しているほか、カルダノがさらに相互運用可能になっています。
たとえば、@Milkomeda_com は、カルダノにEVM互換性を提供しています。」
2023年1月19日」
さらに、いくつかのハードウェアウォレット会社がカルダノのネイティブトークンであるADAのサポートを追加した。このようなハードウェアウォレットには、Trezor Model、Ledger、Nano S Plus、Ledger Nano X、およびBC Vaultが挙げられる。
また、カルダノブロックチェーンインサイトのデータは、ウォレットの委任者、日次の新規のADAウォレット作成数、支払い取引、総ロック額(TVL)など、ADAのオンチェーンアクティビティが着実に増加していることを示している。
本日、Input Output Globalは、別のツイートスレッドで、次のカルダノのアップグレードが2月に控えていることを明らかにした。IOD(IOG?)によれば、このアップデートでは、カルダノブロックチェーン用のスマートコントラクトプログラミング言語であるPlutusに、ECDSAおよびSchnorr暗号署名をサポートする新しい組み込み関数が導入される予定だという。
IOHKのツイート(2023年1月19日)
「1/10:次のカルダノのアップグレードでは、2月を目標にカルダノブロックチェーンのスマートコントラクトプログラミング言語であるPlutusに新しい組み込み関数が加わり、ECDSAとSchnorr暗号署名をサポートするようになり、開発者がクロスチェーンアプリを簡単に構築できるようになります。
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(以下、2ページ以降のツイートです)
2/10
ブロックチェーンによって暗号署名の方式が異なり、ビットコインやイーサリアムなどでは、ECDSA署名やSchnorr署名などが使われています。
3/10
カルダノは、楕円曲線Curve25519を基本曲線(Ed25519)とするエドワーズ曲線デジタル署名アルゴリズム(EdDSA)を採用しており、高速かつ安全でサイズも小さいが、ECDSAやSchnorrとの互換性はありません。
4/10
このアップグレードにより、カルダノに相互運用性の向上と安全なクロスチェーンのDApp開発が実現し、開発者は他のブロックチェーンとの連携が容易になります。
ESSENTIAL CARDANOの記事貼付
5/10
開発者は、PlutusのSECP楕円曲線上にECDSAとSchnorrを実装するために余計な時間や労力、資金を費やさねばならず、潜在的なセキュリティリスクも高くなり、非現実的な量のリソースを使うことになります。
6/10
Plutusに新たに搭載される機能はこのような署名に対応するため、開発者がクロスチェーンのアプリケーションを容易に構築し、最高レベルのセキュリティを提供することが可能になります。
7/10
以前から、カルダノエコシステム全体で準備が進められており、統合テストでは良好な結果が得られています。
8/10
この技術は現在、カルダノのメインネットに導入されつつあり、ブロック生成ノードの80%以上が必要な新しいノードを稼働させています。
9/10
取引所にはすでにアップグレードが通知され、DApp開発者には互換性を確認するための投票が行われています。バージョンアップは暫定的に2023年2月14日が提案されています。
10/10
IOGとカルダノ財団は今後もコミュニティの皆様に進捗状況をお伝えしますので、最新情報は、IOGおよびカルダノ財団の情報媒体から入手してください。」
(ツイートは以上です。)
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注目すべきは、Schnorrと楕円曲線デジタル署名アルゴリズム(ECDSA)は、ビットコインやイーサリアムなどの人気チェーンで使用されているデジタル署名アルゴリズム(DSA)であることだ。カルダノは異なる署名方式を採用しているため、2月のアップグレードではECDSAとSchnorrに対応し、開発者がクロスチェーンアプリを構築しやすくなるということだ。
カルダノのネイティブ・トークン、ADAは0.3376ドルで取引され、時価総額上位第8位を維持している。CoinMarketCapのデータによれば、ADAには過去1週間、大きな価格上昇はみられなかった。
(記事は以上です。)
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