2023年2月9日、U.Todayが報じた記事(Cardano CEO Says Ethereum Staking Is Problematic, Here's Why)の内容です。
タイトル:カルダノのCEOがイーサリアムのステーキングには問題があると発言。その理由を紐解く。
Godfrey Benjaminさん
「カルダノのCEOがステーキングの中央集権化は業界全体にとって悪いことだと発言しています。」
免責事項:ここに記載された見解は投資アドバイスではなく、情報提供のみを目的としています。また、必ずしもU.Todayの意見を反映したものではありません。あらゆる投資や取引にはリスクが伴うため、意思決定の前に必ずご自身で調査をお願いします。失っては困るお金を投資することはお薦めしません。
米国証券取引委員会(SEC)が暗号通貨のステーキングサービスの禁止を計画しているという噂が広まるなか、カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏をはじめとする専門家が、この問題に対して自らのスタンスを共有している。ホスキンソン氏は、業界の著名なプロトコルの1つであるイーサリアムが、同氏が言うには、問題のあるステーキングを提供していると考えている。
この噂について最初に語り出したのは、CoinbaseのCEO、ブライアン・アームストロング氏で、ユーザーの暗号通貨をロックした際に発生するステーキング報酬がまるでセキュリティトークンの保有者に支払われる配当のように見えることを前提としたものだった。
ブライアン・アームストロング氏(CoinbaseのCEO)のツイート
「1/SECは米国で個人顧客向けの暗号通貨のステーキングを廃止したがっているという噂を聞いています。そんなことが許されたら、アメリカが辿る道はとんでもないことになると思うので、そうならなければいいと思います。
2/ ステーキングは、暗号通貨の分野では実に重要なイノベーションです。これによって、ユーザーは開かれた暗号ネットワークの運営に直接参加することができます。ステーキングは、スケーラビリティ、セキュリティの向上、カーボンフットプリントの削減など、多くの前向きな改善をこの分野で実現してくれます。
3/ ステーキングはセキュリティ(証券)ではありません。ここに良い入門書があります。
4/ 新しい技術が米国で成長するよう奨励し、明確なルールがないからといって阻害されないようにする必要があります。金融サービスやWeb3に関して言えば、このような機能が米国内で構築されるかどうかは国家安全保障に関わる問題です。
5/強制による規制はうまくいきません。企業が海外へ行って事業を起こすことを助長するようなもので、これがFTXでも起きたのです。
6/ できることなら、私たちが協力して業界のために明確なルールを発表し、米国のイノベーションと国家安全保障による利益を維持しながら消費者を保護する賢明な解決策を打ち出すことができればと思います。
2023年2月9日」
DiarioBitcoinさん
「IOHKのチャールズさんのお考えは?」
チャールズさんのリプ
「イーサリアムのステーキングには問題があります。自分の資産を一時的に他人に預けてリターンを得させるのは、規制対象製品とよく似ています。スラッシングや縛りはあまり良いとは言えません。一方、ノンカストディアル型リキッドステーキングは、私たちが13年間使ってきたマイニングプールのようなものです。
私たちは、少人数ではなく大勢で管理を進め、大規模な分散型環境を作り出す持続可能なプルーフ・オブ・ステーク・プロトコルにとって何が理にかなっているかを相当考え抜いてきました。資金をロックし、中央集権を奨励し、貧弱なプロトコルを設計すれば、業界全体を傷つけることになります。
運用と設計について実際はどうなのかについて根本的な誤解があるために、プルーフ・オブ・ステーク・プロトコルが全部一緒くたにされてしまう可能性があるのは、悲しいことです。スリーマイル島と最新の第4世代原子炉をどちらも核分裂という言葉を使っているからといって比較対照するようなものです。
2023年2月9日」
DiarioBitcoinさん
「チャールズさん、大変ありがとうございました!」
ホスキンソン氏にとって、ステーキングスマートコントラクトにロックされたイーサリアムトークンに絶対にアクセスできないという状態は、規制対象製品のように見えるというのだ。
「イーサリアムのステーキングには問題があります。自分の資産を一時的に他人に預けてリターンを得させるのは、規制対象製品とよく似ています。スラッシングや縛りはあまり良いとは言えません。一方、ノンカストディアル型リキッドステーキングは、私たちが13年間使ってきたマイニングプールのようなものです。」と、アームストロング氏の最初の投稿に応じるかたちでツイートしている。
このカルダノのボスによれば、自身のチームは、プロトコルでのステーキングのテーマを少数のユーザーではなく、ほとんどコミュニティによって管理するモデルへと絞り込むアプローチをとったとのことだ。
業界にとって悪い展開
この情報はまだ噂の域を出ないが、業界関係者は市場の規制当局により実際に禁止された場合に備えて動いていることがわかる。ホスキンソン氏によれば、「運用と設計について実際はどうなのかについて根本的な誤解がある」ことによって、SECは、それぞれの違いには目もくれず、あらゆるステーキング製品を同じカテゴリーに分類してしまうだろうとのことだ。
同氏は、分散型ではなく中央集権型のシステムを設計するのは、ほとんどのステーキングプロトコルがしてきたことだが、これが業界を苦しめることになると考えている。米国での規制変更を待機しつつ、暗号通貨を規制する権限を与えられたSECは、Ripple Labs IncとLBRYをはじめとする何社かの企業に対して多くの強制措置を取ってきた。
(記事は以上です。)
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