母音(ア、イ、ウ、エ、オ)、二重(にじゅう)母音(アー、アィ、イー、ウーエィ、オゥ、オー)が
tまたはdをはさんで文字が並んでいるときは
ta(タァ),ti(ティ),tu(トォ),te(テェ),to(トォ)→らァ、りィ、るゥ、れェろォ
da(ダァ),di(ディ),du(ドゥ),de(デェ),do(ドォ)→らァ、、りィ、るゥ、れェろォのように発音されることがあります。
あなた:どんな場合に、上のルールのように変化するのですか。
いくつ、か例をあげてほいいです。
三浦: わかりました。
thiry 〔θə:rti〕[さぁ〜ティ]→[さぁ〜りィ]
ア〜 イ
forty 〔fɔ:rti〕〔ふォーティ]→〔ふォ〜りィ]
オーイ
ような例がルール3の応用例になります。 ただし次のような単語の場合は、ルールに当てはまりません。
fifty 〔fifti〕[ふィふティ〕→[ふィふティ]
sixty 〔siksti〕〔スィックスティ〕→〔スィックスティ〕
あなた: よくにていますがthiryとfortyの場合は二重母音とtと母音のようになっていますが
fiftyとsixtyの方は、ルール3の応用のパターンに当てはまってないことがわかりますよね。
三浦: そこまでわかるということは、このルールがわかっているということですよ。
それではもう少し説明したいと思います。
音のルール3でタァ,ティ,トゥ,テェ,トォ→らァ、りィ、るゥ、れェろォに変わると説明しましたが
ダァ,ディ,ドゥ,デェ,ドォもらァ、りィ、るゥ、れェろォに変わるということを覚えてほしいのです。
例をあげてみます。
Good afternoonを例にとって説明したいと思います。
〔gud〕 〔æftənu:n〕
音のルール1に当てはめると〔gudæftərnu:n〕[グゥダぁふタァヌーン]となります。
次に音のルール3の応用に当てはめるみると[グゥらぁふタァヌーン]となります。
もう2つ例をあげてみます。
had a 〔hæd〕〔ə〕→[ハぁッダァ]→[ハぁッらァ]
should I〔ʃun〕〔ai〕→[シュダァィ]→[シュらァィ]
あなた: だいたいわかりました。 ひとつ質問があります。
「タァ,ティ,トゥ,テェ,トォ」が「らァ、りィ、るゥ、れェろォ」となった場合と「ダァ,ディ,ドゥ,デェ,ドォ」が
「らァ、りィ、るゥ、れェろォ」になった場合はもとの英語がtの音なのかdの音なのか区別できないのではないですか。
三浦: たぶんわからないと思います。例えば
rade on 〔raid ɔn〕→[raidɔn]
right on 〔rait ɔn〕→[raitɔn]
ride on [ゥラァィドォン]→[ゥラァィろォン〕
right on [ゥラァィトォン]→[ゥラァィろォン]
ここが大切
この(a)と(b)の音を見破るコツ
ride onとright on は、どちらもゥラァィろォンのような音になりますが、実際には「dɔ」の音を
表す 「ろォ」の音は「tɔ」の音をあらわす「ろォ」の音よりも、低く重い感じの音で発音されます。
あなた: よほど注意して聞かなければわからないでしょうね
三浦:そうですよ。 よほど注意して聞かなければわからないと思います。
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