2019年02月22日
宮本武蔵「五輪書」の教え5
「常の身」剣道では姿勢と構えが最も大事と言われている。五輪書「水の巻」にも「常の身を兵法の身とし、兵法の身をつねの身とする事肝要也」剣道では正眼の構えで両肩を下げ、背筋をまっすぐにして丹田に力を集中させて下腹に力をためるということが剣道の自然体であろうか。
「兵法の道における心の持ち方」は、平常の心と変わってはならない。普段も合戦の時も少しも変わらず、広い視野から真実を見極め、緊張しすぎず、少しもだらけず、心が片寄らぬように真ん中に置き、心を静に揺るがせて、その揺るぎが一瞬も止まらぬよう、常に流動自在な心の状態を保つことに意を用いねばなならない。濁りのない広い心で大局的にものを考えるべきである。
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