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2019年02月09日

宮本武蔵「五輪書」の教え1

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生涯60余度あまりの戦いの人生で一度も負けたことのない剣豪・宮本武蔵が「勝つための極意」を表した「五輪書」は剣の心を最もよく伝える書として高名である。また、現代のわれわれの生き方にも示唆を与えてくれるものとして数回にわたり紹介したい。「自然体」とは?大学時代の剣道4段の私は、日本の重鎮・重岡先生(範士九段)の剣道講話に「剣道は自然体で、踏み込みは歩く動作と同じ」と聞いたことがある。当時はその意味がよく理解できなかったが「五輪書」は「太刀は敵の縁により所により、けいきにしたがひ」、つまり太刀は敵の出方をきっかけとして状況に応じ、どのような構え方をしようとも、その敵を斬りやすいように持つことだと言い、その究極の姿勢が、右手に太刀、左手に小刀を持って立つ一般的に知られた武蔵の肖像画である。もちろん、現代剣道の五行の構え(上段・中段・下段・八相、脇構え)を「五方の構の事」と表し、「中段が構えの本意也」と説きながら、肖像画の立像が中段にないのは、構えることを否定し太刀に固定した構えはあるべきではないという見解によるものである。「いづれのかまへなりとも、かまゆるとおもはず、斬る事なりとおもふべし」「すなわち構えはあって構えはないという道理」だという武蔵の兵法である。



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