2018年11月08日
今どきの高校生の指導とは？
現代の高校生に指導するとき、教師に何を望み、何を期待しているのかと考えたことがある。衣食住の環境が充実している現代高校生であるがやっていることは昔の高校生とあまり変わりはない。進路実現、部活動の達成感、趣味等の充実、好ましい男女交際および人間関係であろう。
しかしながら、生き方のクオリティが格段に高くなっている。特にパソコンやスマホなどによるSNSが発達して、言葉や直筆の手紙等の伝達がかなり少なくなっていることが気になる。
また、真剣になって怒られた経験が乏しい生徒もかなり見られる。先生が指導するとき、昔は「おい、こら」「お前、わかるか」など通用したが今の生徒には「〇〇君、〇〇さん」とちゃんと目線を合わせて指導することが大切である。
一つ叱って（諭して）五つ褒めるぐらいが理想的になってきた。ニュースでは教師の体罰問題が後を絶たないが生徒の一人一人の生活および学習環境や個性をしっかり把握していれば体罰は無用となる。常に前向きに、けじめある指導を心掛け、ちょっとしたコミュニケーションを行えば「語ればわかる」生徒たちが待っている教育現場である。「力まず、焦らず、コツコツと」
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