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2023年12月21日
血統で見る有馬記念@
いよいよグランプリ有馬記念!イクイノックスやリバティアイランド、ローシャムパークなどの強豪はいないが結構面白いメンバーになりそう。
去年もやった血統背景から見る有馬記念。このレースはほんと露骨に血統が関係してくる。過去30年を振り返って有馬で活躍した血統を探る。
一年経ち、メジロパーマーが勝った時が消えて、去年のイクイノックスが勝った時が入る。時代は流れるなぁ…パーマーの大逃げから30年以上か。「メジロパーマー!そしてレガシー!トウカイテイオーも、ヒシマサルも、ライスシャワーも一体どうしたんでしょう」って言う実況がまだ頭に残ってる。
そのレースが今年は消えるのでプリンスローズ系が消える。もう今は完全に絶滅してしまったのかなぁ。
そして去年のイクイノックスが勝ったレースが入るので、またヘイルトゥリーズン系がプラスされる。
過去30年の勝ち馬の系統累計は、
パーソロン系 1勝
レッドゴッド系 2勝
ノーザンダンサー系 2勝
ヘイルトゥリーズン系 25勝
更にヘイルトゥリーズン系が独占。ブライアンズタイム、サンデーサイレンスが併用されたからの数字だが、世界ではあまりメジャーではないこの系統が日本では圧倒している。
パーソロン系は30年前のトウカイテイオー。メジロマックイーンもこの系統だが、競争馬三大祖の1頭バイアリーターク系。もう消滅してしまうのか。
レッドゴッド系はサクラローレルとクロノジェネシス。欧州血脈にしては日本でも活躍してるのでバゴの仔も頑張って欲しい。
世界で一番走っているノーザンダンサー系。しかし日本ではあまり活躍できない。テイエムオペラオーとブラストワンピース。ブラストワンピースがそうだが、ノーザンダンサー系の中でもダンチヒ系が日本に合ってると思う。引っ張って欲しい系統だがブラストワンピースも種牡馬ではなく乗馬。何故なんだろう。ノーザンダンサー系はマイラーが日本に合うのではと個人的に思う。実際フランケル産駒が強いし。なのでバーイードの仔が日本で活躍しそう。
日本で活躍してる血統、ヘイルトゥリーズンはもちろんなのだが同じ位に幅を効かせてるレイズアネイティヴ系。ここまで繁栄してるのに有馬記念は一回も勝ってない。この系統は底力がないと言われている。底力のいる中山2500mはちょっと合わない印象。ただ2着、3着はあるので本命には出来ないが抑えたい。
そして圧倒的に勢力を伸ばしたヘイルトゥリーズン系。有馬記念でも圧倒。ただ!傾向がある。ブライアンズタイムとサンデーサイレンスが併用されてからの勢いだが、この2頭を分けるとロベルト系とヘイロー系。ロベルト系はブライアンズタイムや、グラスワンダー、シンボリクリスエスなど。この系統は底力タイプ。かたやヘイロー系はサンデーサイレンス。
気になるのがブライアンズタイムとサンデーサイレンスは併用が一年位しか変わらない。なのにこの2頭の産駒が走り出してからは、有馬記念に関してはブライアンズタイムが強かった。更に同じロベルト系のグラスワンダーが連覇。意外にもサンデーサイレンス産駒が初めて有馬記念を勝ったのが7世代目のマンハッタンカフェ。その後またロベルト系のシンボリクリスエスが連覇。
そしてブライアンズタイム産駒の数が減って、サンデーサイレンス直仔が4連覇となっている。そこから血統支配率が高いのもあってサンデーサイレンス系の独壇場。
更にそのサンデーサイレンス系の分解してみる。この有馬記念に強いのはやはりステイゴールド系。とは言え勝ったのはドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップ。全て母父がメジロマックイーン。この配合はスタミナも豊富なのだろう。
気になるのがディープインパクト系。自信も有馬を制し産駒もジェンティルドンナ、サトノダイヤモンドが勝っている。しかしここまで幅を効かしているのに有馬となるとちょっと物足りない。
そのディープインパクトの兄、ブラックタイド。その産駒キタサンブラックが有馬制覇。そしてその子供イクイノックスが去年の覇者。ディープインパクトとはちょっとタイプが違う。同じ父母だがブラックタイドの方が力強さがある。
総じて中山2500m戦は底力タイプ、スタミナタイプが合ってると思う。これは凱旋門賞と同じ感じだ。ジャパンカップがこの条件なら外国馬も沢山来るのでは。逆に東京など高速馬場で活躍する瞬発力タイプがここを得意としていない。
今回の有馬記念で血統を重視した上で、狙いたい系統、消したい系統を分けてみた。
狙いたい系統
ヘイルトゥリーズン系のロベルト系
ノーザンダンサー系
ヘイルトゥリーズン系のステイゴールド系
ヘイルトゥリーズン系のキタサンブラック系
消したい系統
レイズアネイティヴ系
ヘイルトゥリーズン系のディープインパクト系
該当馬が何頭かいる。次回、この観点から狙い馬を探ってみたい。
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去年もやった血統背景から見る有馬記念。このレースはほんと露骨に血統が関係してくる。過去30年を振り返って有馬で活躍した血統を探る。
一年経ち、メジロパーマーが勝った時が消えて、去年のイクイノックスが勝った時が入る。時代は流れるなぁ…パーマーの大逃げから30年以上か。「メジロパーマー!そしてレガシー!トウカイテイオーも、ヒシマサルも、ライスシャワーも一体どうしたんでしょう」って言う実況がまだ頭に残ってる。
そのレースが今年は消えるのでプリンスローズ系が消える。もう今は完全に絶滅してしまったのかなぁ。
そして去年のイクイノックスが勝ったレースが入るので、またヘイルトゥリーズン系がプラスされる。
過去30年の勝ち馬の系統累計は、
パーソロン系 1勝
レッドゴッド系 2勝
ノーザンダンサー系 2勝
ヘイルトゥリーズン系 25勝
更にヘイルトゥリーズン系が独占。ブライアンズタイム、サンデーサイレンスが併用されたからの数字だが、世界ではあまりメジャーではないこの系統が日本では圧倒している。
パーソロン系は30年前のトウカイテイオー。メジロマックイーンもこの系統だが、競争馬三大祖の1頭バイアリーターク系。もう消滅してしまうのか。
レッドゴッド系はサクラローレルとクロノジェネシス。欧州血脈にしては日本でも活躍してるのでバゴの仔も頑張って欲しい。
世界で一番走っているノーザンダンサー系。しかし日本ではあまり活躍できない。テイエムオペラオーとブラストワンピース。ブラストワンピースがそうだが、ノーザンダンサー系の中でもダンチヒ系が日本に合ってると思う。引っ張って欲しい系統だがブラストワンピースも種牡馬ではなく乗馬。何故なんだろう。ノーザンダンサー系はマイラーが日本に合うのではと個人的に思う。実際フランケル産駒が強いし。なのでバーイードの仔が日本で活躍しそう。
日本で活躍してる血統、ヘイルトゥリーズンはもちろんなのだが同じ位に幅を効かせてるレイズアネイティヴ系。ここまで繁栄してるのに有馬記念は一回も勝ってない。この系統は底力がないと言われている。底力のいる中山2500mはちょっと合わない印象。ただ2着、3着はあるので本命には出来ないが抑えたい。
そして圧倒的に勢力を伸ばしたヘイルトゥリーズン系。有馬記念でも圧倒。ただ!傾向がある。ブライアンズタイムとサンデーサイレンスが併用されてからの勢いだが、この2頭を分けるとロベルト系とヘイロー系。ロベルト系はブライアンズタイムや、グラスワンダー、シンボリクリスエスなど。この系統は底力タイプ。かたやヘイロー系はサンデーサイレンス。
気になるのがブライアンズタイムとサンデーサイレンスは併用が一年位しか変わらない。なのにこの2頭の産駒が走り出してからは、有馬記念に関してはブライアンズタイムが強かった。更に同じロベルト系のグラスワンダーが連覇。意外にもサンデーサイレンス産駒が初めて有馬記念を勝ったのが7世代目のマンハッタンカフェ。その後またロベルト系のシンボリクリスエスが連覇。
そしてブライアンズタイム産駒の数が減って、サンデーサイレンス直仔が4連覇となっている。そこから血統支配率が高いのもあってサンデーサイレンス系の独壇場。
更にそのサンデーサイレンス系の分解してみる。この有馬記念に強いのはやはりステイゴールド系。とは言え勝ったのはドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップ。全て母父がメジロマックイーン。この配合はスタミナも豊富なのだろう。
気になるのがディープインパクト系。自信も有馬を制し産駒もジェンティルドンナ、サトノダイヤモンドが勝っている。しかしここまで幅を効かしているのに有馬となるとちょっと物足りない。
そのディープインパクトの兄、ブラックタイド。その産駒キタサンブラックが有馬制覇。そしてその子供イクイノックスが去年の覇者。ディープインパクトとはちょっとタイプが違う。同じ父母だがブラックタイドの方が力強さがある。
総じて中山2500m戦は底力タイプ、スタミナタイプが合ってると思う。これは凱旋門賞と同じ感じだ。ジャパンカップがこの条件なら外国馬も沢山来るのでは。逆に東京など高速馬場で活躍する瞬発力タイプがここを得意としていない。
今回の有馬記念で血統を重視した上で、狙いたい系統、消したい系統を分けてみた。
狙いたい系統
ヘイルトゥリーズン系のロベルト系
ノーザンダンサー系
ヘイルトゥリーズン系のステイゴールド系
ヘイルトゥリーズン系のキタサンブラック系
消したい系統
レイズアネイティヴ系
ヘイルトゥリーズン系のディープインパクト系
該当馬が何頭かいる。次回、この観点から狙い馬を探ってみたい。
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