世界で10万円稼ぐことを目指して、言葉もわからず資格もない日本の若者が世界の労働事情を働く人々の目線で紹介します。
最初の挑戦者は渡辺晋也(マンTENブラザーズ)がフィリピンへ
林業が盛んという村でアバカの収穫を行う
アバカとは、木の皮の繊維を使い家具や、紙幣の原料となっている
仕事は、山に登って採った木を担いで山頂のゴンドラまで運ぶというもの。かなりの重労働だ。
体育会芸人として体力には自身があったはずなのに思ったより辛い仕事に悔し泣きする場面も。
とにかくこの辛い仕事も何とかこなせるようになり、2週間分の給料の日、札束を貰い喜ぶが・・・
日本円で10400円、ショックを受ける
この村ではこれ以上の給料は稼げないということで、首都マニラへ
飲食店、マッサージを掛け持ちですることに
更に、現地の日本人の子供に家庭教師
さすがに、ここでの給料は村での仕事よりかなり良いようだが果たして10万円達成したのか・・・
一ヶ月朝から晩まで働いてきた結果は、67,890円
残念ながら達成することは出来なかった
続いては、エチオピア(アフリカ)で挑戦する原ゆりえ(劇団シリフリ)
最初はイナンゴという村で唯一現金収入が得られるコーヒー豆の選別
一日のノルマは袋いっぱいの豆85㎏を選別すること
最初は監督者や、となりで仕事しているおばさんに注意されたりしながら、超単調な作業を黙々とこなす
昼食の時間もなく作業するが、初日は時間切れに
次の日は、仕事にもなれとなりのおばさんとも仲良くなれた
いよいよ最初の給料・・・10日間分で1250円、大ショック！泣ける
これまで仲良くなった仲間たちに別れを告げ首都アディスアベバへ
託児所のスタッフをすることに、セレブも多く利用するという託児所に高収入の期待が
また掛け持ちで鍋磨きもすることに、これは古くなった鍋を仕入れて磨いた後に高値で売るというもの
が、欠員であった託児所の元の職員が戻ったことで無職に
その後、ビン洗い、レストランの手伝いなどを経て
残り5日を残しての途中経過・・・7,650円 あと92,350円足りない
ここで逆転目指して行ったところが、金鉱山！
最初は女ということで侮られて運搬の仕事しかさせてもらえなかったのが、
ゆりえさんの頑張りが認められて選別の仕事をすることになり、
最後に金の塊2粒を見つけることが出来、喜びを隠せない
最終1か月分の結果は・・・14,050円最後の金鉱山で追い込みかけるも全然足りませんでした
ちなみにゆりえさんが見つけた金は2グラムで驚きのあまり泣いてしまいました
最後はチリ、益戸敏気（つぼます）さんです
最初はホタテの養殖場で仕事をすることに
最初は船の上での作業に、力仕事と船酔いで役に立てなかったが、だんだんなれてきた
週末はワイン用のぶどうの収穫に、ここではおばさんたちの人気者に。
1週間目の中間報告では・・・20,700円
まずまずのペースだがこのままでは達成できないと見て
更に寒天や、シャンプーの原料となる海草を拾い集めることをはじめ、
ねぎ畑に水を張る作業を夜通し働いたりして
最終結果は・・・100,900円で見事達成できました。
この番組を見て思ったことは、達成云々よりも日本の若者もやるもんだなということと
賃金の格差もさることながら、がんばった分だけ収入も得られるということ
最初の二人は達成こそしませんでしたが、現地の人の一般収入より3-5倍くらい有ったし
サラリーマンだとはじめからがんばらない人も多いと思います
お金の価値と、贅沢できる私たちの暮らしは、
実はこういう発展途上国の地道の労働の上に成り立っているのだと感じさせられました
