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タグ / 異世界
記事
ティータイム [2024/09/21 23:35]
今日の午後はゆっくりと過ごすとする。
そういわゆるティータイムをしよう思うのだ。
カレンの淹れてくれたお茶で午前中の疲れを癒すのだ。
カレン「ご主人様。今日は茶葉が切れていたので、海藻を煮込んで淹れてみました。お味のほうはどうでしょか?」
私「うん…出汁がきいててとってもおいしいよ…」
まあ、気を取り直してティータイムといえばお菓子や軽食だ。
私「今日は何を用意してくれたのかな?」
カレン「はい。今日は豪勢にウエディングケーキをご用意しました!」
..
名探偵 [2024/09/11 02:55]
私「ふふふふ、分かったんですよ。犯人がね」
カレン「ご主人様!それは本当ですか?」
セラ「さすがご主人様!」
私「犯人は自由にこの部屋に入ることができた。ごく自然にね!」
カレン「そ、そんなことが……」
私「証拠もここに残っている。そして、この一連の犯行の真犯人とは…!」
カレン「!?」
セラ「?」
私{あなただ!!」
指さすその先には、鏡に映った私。そう、昨日夜遅くまでゲームをして寝落ちをし、目覚まし時計をセットしなかったのは、私自身なのだ!
隣..
決断 [2024/09/10 22:38]
私は今決断を迫られている。大きな選択だ。
もし間違えてしまえば、私はすべてを失うことになるかもしれない。
カレン「ご主人様!こんな…危険です!」
セラ「そうだにゃ!危なすぎるにゃ!」
泣きそうな目で二人が見ている―。大丈夫だ。私は二人のために、そして私の自身のために必ず―!!
引き抜かれた紙。そこに書かれていたのは……
参 加 賞
帰り道、涙を拭く紙なんていらないさ。
だって参加賞(コレ)があるのだから
「ありがと..
ありがとう [2024/09/06 00:22]
私は全神経を集中して気配を消している。
そう私は空気、世界の一部、ここには存在しないのだ!
超婆「あら、まりちゃん!お茶取りにきたの?」
次の獲物を見つけ、目を輝かせながら近づいてくる。その隙に先ほど話を聞かされていた人は、そそくさと立ち去って行った。
カレン「あっけなく見つかってしまいましたね」
違うぞ!これは、あえて見つかったのだ!さっきの人が困っていたからな、あえてだ!あ え て!
セラ「さっすがご主人様!!」
超婆「お茶取りに来たんでしょ。さ、ど..
試練の先には…A [2024/08/18 02:11]
私の秘策、それは誰にも負けないある特技を使うことだ。
そうそれは…
お 茶 汲 み だ
長年、研究に研究を重ね、今では茶柱を10本立たせることも可能だ!
カレン「茶柱はそんなに要りませんよ。」
わかってる。これはすごさの表現だから!
とにかく、この卓越したお茶と一緒にプレゼントも渡す。完璧な計画だ!
私はさっそくお茶を入れに給湯室に向かう。
だが、ここでイレギュラーが発生してしまった。
??「でね〜これがほんとにおかしくっ..
戦い [2024/06/04 12:58]
私「く…手強いな…」
カレン「ご主人様!相手の熱攻撃にご注意ください!」
私「ああ!わかってる…!うわっ、あっつあちち!」
セラ「ご主人様。大丈夫かにゃ?」
私「ああ。ちょっとやけどした程度さ。それに相手ももうそろそろ限界だ。」
カレン「ええ、ここは一気に畳みかけましょう!」
私「おう!いくぞ!うおおおおおお!!!!!」
がっしゃーん!!!!ガラン、ガラン
戦いによって受けたやけど、目の前には無残に散らばった私の昼飯―。
目からは一滴の涙が流れ、..
彼女たちは… [2024/05/29 08:58]
??「おはようございます。こちら、モーニングティーになります。」
透き通るような声。凛とした顔立ちに銀色の髪。メイド服に身を包んだ彼女は暖かいモーニングティーを私の前に置いてくれた。
私「ありがとう。カレン。」
私の一日は彼女の淹れてくれたお茶から始まる。香り際立つアールグレイの紅茶か…。寝覚めの一杯には丁度いい。
私「とても美味しいよ!今日は何の紅茶だい?」
カレン「すみません。茶葉を切らしてしまい、今日はただのお湯です…。」
まさかのお湯だった―。
..
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