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2015年05月15日

【明日から使える雑学】なんで!?「薄口醤油」は「濃口醤油」より塩分濃度が高い!?

濃口醤油と薄口醤油のそれぞれの特徴は以下のとおりです。

・濃口醤油・・・食塩分約16%。

用途は、つけ、かけ用としての卓上調味料、煮物、焼物、だし、たれなど調理用として使用されます。

しょうゆの麹は、大豆または脱脂加工大豆を蒸したものに、ほぼ等量の炒って砕いた小麦を混ぜてつくります。

発酵・熟成の期間が薄口醤油より長いため、色が濃く、風味が豊かになっています。

・薄口醤油・・・別名「淡口醤油」といいます。

「色が淡い」という意味で「食塩分が薄い」という意味ではありません。食塩分は18〜19%です。

用途は、野菜の煮物やお吸い物、うどんつゆなどに使用されます。料理素材の魚や野菜などの持ち味や色合いを生かすのに向いています。

薄口醤油の色が淡いのは、塩分を加えることで発酵・熟成期間を短くしているためです。醸造過程の仕上げに甘酒や水あめを加えるのも特徴で、しょうゆのうま味も淡い色と同様、控え目に仕上がっています。

以上のように、濃口醤油と薄口醤油の違いは、色の違いと塩分濃度の違いです。濃口醤油の方が塩分が多いように見えますが、実際は薄口醤油のほうが約2%塩分が高くなっています。

色が薄いってコトなのに何故「口」が付くのかが不思議ですね。






タグ:醤油
posted by mamevro at 19:08 | Comment(0) | TrackBack(0) |
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