2015年06月02日
マスタリーラーニング〜結果編〜
一週間に渡り、相撲の練習に取り入れ実践してきたわけなのですが、
大会の結果と共に、成果もお伝えできたらと思います。
小学1年生男子31名のトーナメント方式で始まった取組。
< 最初の対戦 >
押し切って、息子の白星。
< 2回目の対戦 >
下手出し投げをうち、チャンスをつくって押し出し 息子の白星。
どちらの取り組みも、基本姿勢を忘れず、腰を低く重心を落として
上手に取り組んでいました。
負けが続いていた練習のときとは、見違えるほどの完成度でした。
そして、去年横綱だった息子はシードでのスタートだったため、
ここまで2つ白星の取り組みで、上位4名が決定しおりました。
いよいよ本土俵での準決勝。
これが、かなりの苦戦でした。
お相手は、3月まで保育園でクラスが一緒だったのお友達でした。
今回が初めての大会チャレンジでなのですが、かなりの強豪。
1度も練習に現れなかったのに、もともと運動神経が抜群な子なので
どの取組も周りがどよめくくらい派手に技を決め、勝ち抜いてきました。
基本に忠実な練習をしてきた息子と、センスと身体能力で上がってきたお友達。
まさかの準決勝対決!!
保育園のときの担任の先生におしえた〜い。
< 準決勝の対戦 >
立ち合いから、低い姿勢で回しを取った息子でしたが、
そう簡単に押し切れず、お友達の長い手で上手をとられ
左右に振られます。それでも、練習の通り、足を開いて踏ん張りながら
倒れることなく、すり足で少しずつ押して負けずと、頑張ります。
(マスタリーラーニングで繰り返し練習する前なら簡単に倒れていたでしょう。)
なかなか勝負が決まらない、長い取り組みでした。
息子は何度か、下手投げをしかけ 最後は土俵際
お友達が体制をくずし、足をつくかたちで 息子が白星!
本当に、どちらが勝ってもおかしくない いい勝負でした。
取り組みが終わったとき、息子は肩で息をするぐらい疲れていました。
元の位置に戻って、終わりの挨拶をするのに西側に戻って立つはずが、
北に立ってしまうほどでした。(笑)
そんな準決勝の取り組み後、休む暇なく始まった決勝戦。
勝てば横綱、負ければ大関。 大勝負です!!
< 決勝戦 >
立ち合い、相手の懐に入り込みいいかたちで、土俵際まで追い込み
下手を差して投げようとしたとき、
相手の子のほうが腕っぷしが強く、逆に土俵の外へ出されてしまいました。
最後は、残念でしたが、大関(準優勝)とりました!!
練習の成果がかなり本番に生きていたので、本人も晴々しておりました。
朝、「横綱にこだわらず1つ1つの取り組みを大事に、練習の通りにやるんだよ」
と伝えました。
本当に、息子はその姿を見せてくれたのです。
また、ほかにも嬉しいことがありました。
それは、息子の大きな返事と「よろしくお願いします」の挨拶
進行のマイクの人も、息子の挨拶がとてもいいと褒めてくれました。
礼に始まり、礼に終わる。
相撲の礼儀をわかっている息子は、本当にえらいと思いました。
育て方がいいんですねと言ってくれる人もいましたが、
息子が持って生まれた能力の一つだと思います。
すぐお友達とふざけたり脱線しがちな天真爛漫な性格の息子ですが、
オンとオフをしかり切り替えて、大会を楽しんでおりました。
マスタリーラーニング、達成目標にそった、完全習得学習
大成功だったのではないでしょうか。
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