躁病者とのかかわり

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１９○○年、私は夫と結婚しました。
彼女が躁病の可能性があることも、病的であることもこの時から約１０年ほど知る事も無かった。
この約１０年は、義母と一緒に生活をしていなかったので
”勝手な人”という冷めた目で見ていただけだった。


新居
夫の実家は地方の農家。
夫は東京でサラリーマンでしたので私達の新居は関東となります。
その新居は、私の知らないところですでに契約されており、義母が掃除をし、洗濯機や冷蔵庫等を用意し、台所も準備した。と義母が私へ伝えた。
私はいったい何処で暮すの？と不安に思いその勝手に契約された新居へ出向いた。３Ｋの借家。周りはのどかな住宅街。部屋にはすでにジュウタンが敷かれておりトイレにもカバーがかけられていた。台所のガスコンロ、ホームセンターで購入したという台。この台へ食器を置くと義母は言う。台所の掃除は大変だった”タワシ”で一生懸命こすったと言った。私は唖然とするしかなかった、台所はキズだらけだ。
全て義母の思うまま。勝手に契約された新居、それでもと思い食器棚・テーブル・タンス・布団を私の意志で運んだ。この新居は義母の家ではない。しかし、運んだ家具が気に入らず、義母が勝手にタンスの一部を除いて、私の実家へ送り返した。布団も義母の気に入りの物が用意された。
冷凍庫が必要だと言い、３Ｋの借家へ大型の冷凍庫を購入していた。
後にこの冷凍庫は大型のゴミ入れとなる。

義母の行動は、頭に何か描かれるとその事を行わなければ落ち着かない為、周りの意見など聞くことは出来ない。自分は賢く良い家の出なので皆私の言う通りだと信じている為、義理の父も夫も止められない。はっきり言って”放っておく”状態となる。
こういうイベントがあると必ずハイになる。ハイの状態の時の行動を止めようとすると暴れだすのです。