薄毛を改善するために、何よりも重要なのが頭皮ケアです。
最近はシャンプーのCMなどでも「頭皮」という言葉が使われているので、大切さはわかっていても、
では、具体的にどうすればよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
頭皮ケアには、まず自分の髪の毛と頭皮の状態を正しく知ることが大切です。
そのチェックポイントは4つ。さっそく試してみてください。
まず1つめは、頭皮の色。あなたの頭皮の色は何色ですか?
健康な頭皮は青白いもの。
ところが乾燥したり、傷んでいたり、脂が詰まっていると、頭皮は赤や黄色っぽくなりがち。
この機会に頭皮全体の色を確認してみましょう。
更年期女性の薄毛は前頭部から頭頂部にかけて、全体的に薄くなることが多いので、
その部分が赤っぽくなっていないか、特に気をつけて見てください。
2つめのチェックポイントは、頭皮の柔らかさです。
頭頂部の頭皮を触ってみて、カチカチに固ければ不健康な状態。逆に、ブヨブヨな状態はむくんでいる証拠。
理想的なのは、こめかみのやわらかさに近い状態です。
難しいのですが、白桃の熟れるちょっと前のやわらかさがベストと覚えてください。
3つ目は、脂ぎっているかどうか。
たとえば、一日シャンプーをしないと脂ぎってしまう、額がベタつく場合は、脂が詰まっている証拠です。
更年期女性の薄毛の場合、ほとんどの人は乾燥に悩んでいると思いますが、
乾燥していて、しかも脂ぎっている場合もあります。
この症状はシャンプーのしすぎであらわれることが多いので、まずはシャンプーの回数を控えてみましょう。
それでも改善しない場合は、できれば皮膚科のお医者さんに診断してもらうことです。
たかが髪の毛のことで・・・といったためらいは禁物です。
脂漏性皮膚炎という病気の可能性があり、これが薄毛の原因になっていることも考えられるからです。