自然観察ガイド

この時期、コナラやクヌギの木の下を歩くと面白いことがあります。
まだ緑色の、どんぐりの付いた小枝が上から落ちて来るのです。
なので、地面を見るとたくさんのどんぐり付きの枝が落ちています。


よく見ると、どんぐりの帽子のところに黒ずんだところがあります。


また、落ちている枝をよく見ると、綺麗に切られています。


この現象は、小さな虫の仕業です。
虫の正体はハイイロチョッキリと言います。
今日は、姿を見ることはできませんでした…　残念

この虫は、『どんぐりの帽子』と『どんぐり』をかじり、穴をあけてその中に卵を産みます。
そして、そのどんぐりが付いている枝をかじり切り落とします。

もっとドングリが大きくなるのを待てば栄養豊富な餌を子供が食べられるのに…
不思議だ…
どうして、切り落としてしまうのか？それも、葉っぱ付きで。
理由は、正確にはわかりません…

なので今度、ハイイロチョッキリに会ったら聞いてみたいと思います(-＾口＾-）

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