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2013年07月09日

臼を作り【切りだし・樹皮剥ぎ】

【臼作りの手順】
@臼にする材木を手に入れる←これが一番大変!!
A切りだして運搬する。
B皮を剥き乾燥させる1,2年ほど
 (今回は切りだしてすぐに掘る予定です。)
C臼の肝心のへこみを掘る
D完成?


前から作りたいと思っていた『臼』
買うとかなり高く、中古で出回るものでもない…

先日ケヤキの大木を切った。
と、知り合いの方から話があった。

これはチャンス!!是非!!下さい!!
と、お願いをした。
屋敷林で車が入らないので、長いまま運び出せないので
自分で切るならいいと了承を得ることができた。

早速仕事が休みの日に、チェーンソーを片手に出向いた。
かなりの大木だ!!
大人がひと抱えできない幹周がある。
チェーンソーの刃の長さが幹の半分ほどまでしか入らない。
左右2回切らなければいけない。
臼の大きさはだいたい50cmほどなので少し長く切りだすことにした。
木と格闘すること1時間やっと木を切り出すことができた。
切り口は段ができてしまったが大丈夫であろう

これを転がし道路まで持ち出したが…
軽トラに上げることができない…
知り合いの方にリアゲートリフター付きの軽トラを使って軽トラに上げてもらうことができた。

そして、無事臼を掘れる場所まで運ぶことができた。

切りだした材の大きさは高さ約60cm最大直径60cmのかなりの大物
60cm×60cm×40cm=144000㎤
円形なので15p×15p×60p=13500㎤
144000㎤−13500㎤=130500㎤
ケヤキの比重は1㎤あたり0.7gだそうなので
130500㎤×0.7=91350g
91350g=91s
そりゃ、上げられないわな…


そして運び終わった材を乾燥させるために皮をむきました。

まだ、切ったばかりなので皮むきもなんとか行うことができた。

肝心の臼の穴はどう掘るかと言うと…
臼掘り用の『ちょうな』というものがあります。
現在売っているものは『臼くりちょうな』というものを買うことができます。
しかし、はじめからこれで掘るのはつらいです。

昔は臼を掘るのに
@臼を掘る用の『斧』で荒削りをして
A大きめの『ちょうな』で形を整え
B『臼くりちょうな』できれいにして
C最後に臼用の『かんな』で仕上げていたそうです。


しかし道具を手に入れるのは大変で今回私は
オークションで、Aの少し大きめなちょうなを競り落としました。

これです。

柄の部分は40pで鉄の部分は20p強
これを使ってある程度の大きさまで掘り進みたいと思います。

掘るのは後日…
掘り始めたらまた、更新します。

【今日の作業時間】
切りだしと運搬2時間30分
皮むき45分
合計3時間15分


何時間で臼を作ることができるでしょうか?




posted by マイマイ at 22:52| 自然工作
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